銀盤騎士(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『銀盤騎士』(ぎんばんきし)とは、講談社の『Kiss』にて2012年から連載された、小川彌生によるスポーツ漫画。本作では、男子フィギュアスケートを扱っている。メンタル面が弱く成績が安定しないフィギュア選手、雉子波 心(きじなみ こころ)に、幼馴染の猪狩 千登勢(いがり ちとせ)が幼い頃から好きだった魔法少女アニメの呪文をかけたところ、技の安定度が格段に増した。これをきっかけに、千登勢は心の試合のたびに呪文をかけることになる。恋に仕事にスケートに、ハラハラドキドキの展開で読者を離さない作品。

青木 大牙(あおき たいが)

男子フィギュアスケートの選手。19歳。2種類の4回転ジャンプを跳ぶ。

田村 麗人(たむら らいと)

男子フィギュアスケートの選手。21歳。祖父である雅人がコーチ。音痴であるためいつも曲と振り付けが合っていないが、それを補って余りある情熱的な表現力が武器の選手。

熊野 風太(くまの ふうた)

男子フィギュアスケートの選手。15歳。スピードと悪魔のような愛くるしさが武器の選手で、大牙からは「ぷー」と呼ばれている。

りりか

熱狂的なフィギュアスケートファン。

四方田 晶(よもた ひかる)

心のアシスタントコーチ。同作者の前作『キス&ネバークライ』にも登場しており、主要な登場人物の一人である。

『銀盤騎士』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

千登勢が心に魔法少女アニメの呪文をかけるシーン

心は4回転ジャンプなど高い技術力を持っているが、激しくメンタルが弱く、新聞でも「永遠のダークホース」と言われるほど成績が安定しなかった。しかし、千登勢に『魔法の姫君 レディ・ララ』の魔法の呪文をかけてもらうことで、演技がノーミスで出来るようになる。

単純というよりも純粋なのだろう。一撃でノーミスのパーフェクト演技だった。

魔法の呪文のことをマネージャーに知られて大会のたびに呪文をかける羽目になる千登勢

心のマネージャーである盛山に魔法の呪文のことを突き止められて、大会のたびに呪文をかけにくる羽目になってしまう千登勢。
マネージャーのキャラが強烈で面白い。口は滅茶苦茶悪いが有能な女性で、口癖は「ホワッ!?」(ホワットの意味)と「シャーラッ」(シャーラップの意味)。

試練の連続の2人の恋模様

口下手な心と、心のことを心配するあまりに気持ちが空回りしてしまう千登勢は、お互いが好きなのに気持ちがすれ違ってしまう。
更にはライバルや許嫁の存在疑惑が浮上して、危機的状況になっていく。果たしてふたりは結ばれるのか。

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