コーヒー＆バニラ（コヒバニ）のネタバレ解説・考察まとめ

家族

深見 雅人（ふかみ まさと）

深見の父親。FUKAMIホールディングスの会長。
会社の利益を最優先にしてきたため、妻に浮気をされて離婚した。
息子に対して冷たい態度に見えるが、息子のことは自分なりに大切に思っている。

北嶋 茜（きたじま あかね／演：床嶋佳子）

深見の母親で、雅人の元妻。ホストクラブを経営している。
男好きな性格をしており、深見が幼い頃から浮気をしていたことにより離婚している。深見がリサ以外の女性に冷たく接する原因にもなっており、息子からは嫌われていた。
深見と和解後は、再婚のため海外へ渡った。
本編では名前は出ていないが、公式ファンブックにて名前が明らかになった。

『コーヒー＆バニラ』の用語

FUKAMIホールディングス

飲食店やホテル、結婚式場を経営している大企業。
社長は深見 宏斗、会長は深見 雅人が務めている。

阿久津コーポレーション

飲食店の経営等を行なっている企業。
FUKAMIホールディングスのライバル企業でもある。
社長は、阿久津 孝晃。

『コーヒー＆バニラ』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

深見「君にひとめぼれしちゃったんだ 俺とつき合ってくれませんか？」

カフェでナンパされて困っているリサを救った深見は、リサを夕食に誘う。上手く男性と話せないリサだったが、深見が巧みな話術で話を振ってくれるおかげで、楽しい時間を過ごすことができた。リサは、スマートで大人の余裕を感じさせる深見に胸を高鳴らせる。深見もまた、とても素直なリサに惹かれていた。しかし、お酒に酔ったリサは眠ってしまい、目が覚めたのは深見の家だった。焦って転んだリサに対し、深見はリサにキスをして「君にひとめぼれしちゃったんだ 俺とつき合ってくれませんか？」と言って告白した。深見に惹かれていたリサは、彼の告白を受け入れた。こうして二人の交際がスタートした。このセリフから二人の甘い恋の関係やシンデレララブストーリーが始まったのである。

深見「守るから これからもずっと 苦労より大きな幸せをあげるから 誓うから 俺と結婚してください」

誘拐されたリサを救うために深見が怪我を負い、責任を感じたリサは深見から離れようとする。しかし、深見を諦めることはできず、深見もまた全力でリサに想いを伝える。そこで、深見は「守るから これからもずっと 苦労より大きな幸せをあげるから 誓うから 俺と結婚してください」と言ってリサにプロポーズした。
セリフからは深見の愛情だけではなく、リサを手放すことはできないという必死さも伝わってくる。リサは深見のそばにいる覚悟を決めて、プロポーズを受けた。

リサ「もう一度好きになってもらえるように 頑張りたいです」

出張先でトラックに轢かれそうになった子供を助けた深見は、記憶喪失になってしまう。リサのことも忘れてしまった深見は、リサに対して冷たい態度をとる。リサはショックを受けるが、諦めることはなかった。今までリサへの愛情を伝え続けてくれた深見に、今度は自分が愛情を伝える番だと考えたのだ。たとえ、記憶を無くした深見に好かれていなくても、片想いし続けることを決意したリサは、深見に「もう一度好きになってもらえるように 頑張りたいです」と伝えた。リサの深見への気持ちの強さがわかるセリフである。また、リサのこのセリフは、深見の心の中に残っていたリサへの愛情を呼び起こした。それにより、記憶がない状態でもリサに対する深見の態度に変化が現れるのだった。

深見「…ねぇ リサ 愛してる…世界で一番愛してるよ」