返校(台湾ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『返校』とは、Netflixで2020年12月5日から配信されている台湾ホラードラマ。英語タイトルは『Detention』である。原作は2017年に配信された同名のPC版ホラーゲームで、この30年後を描いたストーリーが展開されている。新しい生活を始めるために片田舎の高校に転校してきた女子高生リウ・ユンシアン。30年前の戒厳令下の風習を未だに引き継いでいるこの場所で予想だにしない裏切りと数々の怪奇現象に見舞われる。そして彼女は、禁忌とされる呪われた秘密を解き明かしていくのであった。
シェン・ホワ(演:ジャック・ヤオ)
シェン・ジン校長の息子で、翠華高校の新任教師。ユンシアンの所属する詩歌部の顧問も務めており、翠華高校の昔からの封建体制を変えようと奮闘するが、意志薄弱のためにジン校長に逆らえず、次第に保身に走るようになっていく。
チャン・ミンフィ(演:シア・トンハン)
翠華高校の元教員。30年前は国語科の担当教員兼スクールカウンセラーを務めており、読書会のメンバーであった。ルイシンの想い人。彼女が読書会のメンバーリストを漏えいしたことで、読書会事件における主犯格とみなされ死刑になった。
バイ・グオフォン(演:デヴィッド・チャオ)
翠華高校の警備員兼指導教官。元陸軍大佐で、30年前から教官を務めており、ジン校長と結託して厳格に生徒や教師を管理している。生徒からは嫌われている。
シェン・ジン(演:ルオ・グアンシー)
翠華高校の校長。30年前は翠華高校の主任を務めていたが、読書会事件を利用して前校長を学校から追放し、校長の座に上り詰めた。
ウェイ・ジョンティン(演:ウー・クンダー)
チョン・ウェンリアンの叔父で、医者を務めている。30年前の読書会事件で逮捕された読書会のメンバーで、15年の服役を終えた後は家も家族も最愛の人も失って精神病院に軟禁された。過去のトラウマから心身ともに疲弊しており、日々読書会事件の犠牲者の亡霊におびえながら暮らしている。
イン・ツイハン(演:セレナ・ファン)
翠華高校の元教師。歴史の担当教員で、読書会に所属していた。読書会事件をきっかけに海外に亡命してしまう。
スー・ジエユー(演:ツァイ・ルイシュエ)
2年忠組の学級委員。リウ・ユウシアン、チョン・ウェンリアンとともに涵翠楼に入り込む。バイ教官に密告を求められるが、正義感と学級委員としての責任感の間で板挟みとなり苦しむ。
リウ・ユンシアンの母親(演:ジョン・ジアユー)
ユンシアンの療養のため、娘と共に台北から金鸞郷へと引っ越してきた。夫が浮気して帰ってこなくなり、崩壊した家庭をつなぎとめようと必死になっている。焦りからか、娘であるユンシアンに過度なプレッシャーを与えてしまう。
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目次 - Contents
- 『返校』の概要
- 『返校』のあらすじ・ストーリー
- 幽霊
- あなたは私、私はあなた
- 長い居残り
- 浄化
- 『返校』の登場人物・キャラクター
- リウ・ユンシアン(演:リー・リンウェイ)
- ファン・ルイシン(演:ハン・ニン)
- チョン・ウェンリアン(演:ホアン・コアンチー)
- シェン・ホワ(演:ジャック・ヤオ)
- チャン・ミンフィ(演:シア・トンハン)
- バイ・グオフォン(演:デヴィッド・チャオ)
- シェン・ジン(演:ルオ・グアンシー)
- ウェイ・ジョンティン(演:ウー・クンダー)
- イン・ツイハン(演:セレナ・ファン)
- スー・ジエユー(演:ツァイ・ルイシュエ)
- リウ・ユンシアンの母親(演:ジョン・ジアユー)
- 『返校』の用語
- 翠華高校
- 幽霊
- 涵翠楼
- 城隍廟
- 白色テロ
- 翡翠のペンダント
- 『返校』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 筆仙
- 幸せだったころの記憶
- 解放されるルイシンの魂
- 『返校』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- タイトル名の由来
- 原作とドラマ版の違い
- 道教の鎮魂儀式とポエ占い