キャリー・マリガンとは、イギリス出身の女優。2004年に舞台女優としてデビュー後、2005年公開の『プライドと偏見』で映画界へ進出。2009年公開の『17歳の肖像』で主演を務め、英国アカデミー賞主演女優賞を受賞する。『華麗なるギャツビー』のデイジー・ブキャナン役など、多くの話題作に出演して注目を集め、作品ジャンルや役柄を問わない高い演技力と、ショートヘアの似合う愛らしいルックスで世界的人気を獲得している。
キャリー・マリガン(Carey Mulligan)の概要
キャリー・マリガン(Carey Mulligan)とは、イギリス出身の女優。舞台やテレビドラマへの出演を経て映画界へ進出し、2005年公開の『プライドと偏見』で映画デビュー。2009年公開の『17歳の肖像』で主演を務め、英国アカデミー賞主演女優賞を受賞する。1960年代のイギリスを舞台に、年上の男性との出会いによって大人の世界へ足を踏み入れていく女子高校生を演じ、その繊細で自然な演技が高く評価された。さらに同作ではアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされ、国際的な知名度を一気に高めることとなった。
以降は、青春映画や恋愛映画にとどまらず、社会派ドラマ、サスペンス、歴史映画など幅広いジャンルの作品に出演。カズオ・イシグロの小説を原作とした『わたしを離さないで』では静かな喪失感を抱える女性を演じ、『ドライヴ』では犯罪の世界に巻き込まれるシングルマザーを演じた。また、『SHAME -シェイム-』では心に傷を抱えた女性を、『未来を花束にして』では女性参政権運動に身を投じる主人公を演じるなど、作品ごとに異なる人物像を巧みに表現している。
2013年には、バズ・ラーマン監督の『華麗なるギャツビー』で、レオナルド・ディカプリオ演じる主人公ジェイ・ギャツビーのかつての恋人、デイジー・ブキャナン役を務めた。1920年代のニューヨークを舞台とした豪華絢爛な映像世界の中で、可憐な美しさと愛されることに慣れた女性の複雑な内面を表現し、世界的な人気を集めた。
2020年代に入ってからも、『プロミシング・ヤング・ウーマン』『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』などの話題作への出演を続けており、『プロミシング・ヤング・ウーマン』と『マエストロ』ではアカデミー賞主演女優賞に再びノミネートされたことで、高い演技力を改めて証明した。
映画だけでなく、『ドクター・フー』『コラテラル:真実の行方』などのテレビドラマや舞台にも積極的に出演しており、華やかなスター性と繊細な人物描写を併せ持つ女優として、国際的な評価を確立している。
キャリー・マリガン(Carey Mulligan)のプロフィール・人物像
出典: www.vogue.co.jp
キュートなルックスが魅力のキャリー・マリガン
生年月日:1985年5月28日
出身地:イギリス/ロンドン
インターコンチネンタルホテルのマネージャーである父の仕事の都合で、3歳から8歳の時までドイツに住んでいた。
幼少期から演技に対して高い関心を持ち、学生時代は演劇に打ち込んで過ごした。高校時代にミュージカルへ出演したことで本格的に役者を志す。
2004年に舞台作品でデビューし、その後映画界へ進出。2005年、キーラ・ナイトレイ主演の映画『プライドと偏見』で映画デビュー。学生時代の演劇経験で培った繊細な心情描写を活かし、高い演技力で国際的な評価を集めている。
2008年にはアントン・チェーホフの舞台作品『かもめ』でブロードウェイデビューを果たし、ドラマ・デスク・アワードにノミネートされた。2009年には第59回ベルリン国際映画祭でシューティング・スター賞を受賞している。
2009年公開の映画『17歳の肖像』では、英国アカデミー賞の主演女優賞を受賞し、アカデミー主演女優賞に初ノミネートされた。更に2011年のニコラス・ウィンディング・レフンが第64回カンヌ国際映画祭にて監督賞を受賞した『ドライヴ』で英国アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされるなど、若手ながら破竹の勢いで称賛の声を集める。
私生活では、2009年に映画『ウォール・ストリート』で共演したシャイア・ラブーフと交際していたものの翌2010年10月に破局。その後トム・スターリッジ、エディ・レッドメインとも浮名を流す。
2011年から幼馴染で、イギリスのフォークバンド「マムフォード・アンド・サンズ」のマーカス・マムフォードと交際し、同年8月に婚約を発表。翌2012年4月21日、イギリス南西部サマセットの農場で挙式したことで話題となった。
2015年には第一子となる女児を出産。その後も二人の子どもを出産し、母親として奮闘している。
キャリー・マリガン(Carey Mulligan)の活動経歴
高校時代から抱いた演技への情熱
1985年5月28日、イギリス・ロンドンに誕生。幼少期から演技に興味を持ち、学生時代には舞台活動に取り組んでいた。高校時代にミュージカル『スウィート・チャリティ』の舞台に立ったことをきっかけに演技への情熱を深め、卒業後、本格的に役者を目指すようになる。
2004年、ロンドンのロイヤル・コート劇場で上演された『Forty Winks』に出演し、舞台俳優として活動を開始。翌2005年には、映画『プライドと偏見』でキティ・ベネット役を演じ、映画デビューを果たした。同作ではキーラ・ナイトレイ演じる主人公エリザベスの妹という役柄を務め、若手女優として注目を集めた。
同じ2005年には、BBCのテレビミニシリーズ『ブリーク・ハウス』にも出演。チャールズ・ディケンズの小説を原作とした同作では、孤児のエイダ・クレアを演じ、映画とテレビの両分野で着実にキャリアを築いていった。
『17歳の肖像』で人気女優の仲間入り
『17歳の肖像』に出演したキャリー・マリガン。同作で一躍人気女優の仲間入りを果たした。
2000年代後半、マリガンは英国を中心とした舞台・映画作品への出演を重ねながら、女優としての評価を高めていった。2007年にはSFドラマ『ドクター・フー』の人気エピソード「まばたきするな」に出演し、サリー・スパロウ役を熱演。同エピソードは現在でも同シリーズを代表する作品の一つとして人気を集めており、マリガンの初期キャリアを語るうえで重要な出演作となっている。
大きな転機となったのは、2009年公開の映画『17歳の肖像』である。1960年代のロンドンを舞台に、年上の男性との恋愛を通じて人生の現実を知っていく女子高校生ジェニー・メラーを演じた。
マリガンは、この演技によって高い評価を受け、英国アカデミー賞(BAFTA)主演女優賞を受賞。さらにアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされ、国際的な注目を浴びる存在となった。以降、若手実力派女優としてハリウッド作品への出演も増えていく。
ハリウッドでの地位確立
出典: blog.goo.ne.jp
『17歳の肖像』以降、キャリー・マリガンは特定のイメージにとらわれることなく、さまざまなジャンルの作品に出演を重ねた。2010年には、カズオ・イシグロの小説を映画化した『わたしを離さないで』で主人公キャシーを演じ、繊細で静かな人物描写を披露。同年には『ウォール・ストリート』にも出演した。2011年には、映画『ドライヴ』でライアン・ゴズリング演じる主人公の隣人アイリーン役を務めたほか、スティーヴ・マックイーン監督の『SHAME -シェイム-』では、マイケル・ファスベンダー演じる主人公の妹シシーを演じた。後者では精神的に不安定な人物を大胆に演じ、従来の可憐なイメージから脱却した演技力を示している。
2013年には、バズ・ラーマン監督による『華麗なるギャツビー』でデイジー・ブキャナン役に抜擢された。レオナルド・ディカプリオ演じるジェイ・ギャツビーのかつての恋人である相手役として堂々と存在感を披露し、1920年代を模した豪華絢爛な世界観の中で、優雅さと愛らしさ、そして複雑な人間性を併せ持つ人物像を表現。多くの視聴者の心を掴んだ。
その後も、女性参政権運動を描いた『未来を花束にして』、南北戦争後のアメリカを舞台とした『マッドバウンド 哀しき友情』、社会派ドラマ『プロミシング・ヤング・ウーマン』などに出演。作品ごとに異なる人物像を演じ分ける実力派女優としての地位を確立していく。
ジャンルを問わない実力派女優への躍進
2020年代に入ってからも、キャリー・マリガンは精力的に活動を継続。2020年公開の映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』では、過去の事件によって人生を変えられた女性カサンドラを演じ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。同作は復讐や性差別をテーマとした作品であり、マリガンの演技力と作品選びの幅広さを改めて印象づけた。
2022年には実在のジャーナリストを演じた『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』に出演。2023年には、指揮者レナード・バーンスタインの妻フェリシア・モンテアレグレを演じた『マエストロ:その音楽と愛と』で、再びアカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。
さらに2026年にはNetflixドラマ『BEEF/ビーフ』シーズン2で主要キャストを務めた。映画を中心としながらも、テレビドラマや舞台にも継続的に出演するなど、国際的な実力派女優として注目を集めている。
キャリー・マリガン(Carey Mulligan)の出演作品
映画
『プライドと偏見』
2005年公開の、マリガンの映画デビュー作。キティ・ベネット役を演じ、視聴者に強い印象を残した。
『17歳の肖像』
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目次 - Contents
- キャリー・マリガン(Carey Mulligan)の概要
- キャリー・マリガン(Carey Mulligan)のプロフィール・人物像
- キャリー・マリガン(Carey Mulligan)の活動経歴
- 高校時代から抱いた演技への情熱
- 『17歳の肖像』で人気女優の仲間入り
- ハリウッドでの地位確立
- ジャンルを問わない実力派女優への躍進
- キャリー・マリガン(Carey Mulligan)の出演作品
- 映画
- 『プライドと偏見』
- 『17歳の肖像』
- 『わたしを離さないで』
- 『ドライヴ』
- 『SHAME -シェイム-』
- 『華麗なるギャツビー』
- 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』
- 『未来を花束にして』
- 『マッドバウンド 哀しき友情』
- 『ワイルドライフ』
- 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
- 『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』
- 『マエストロ:その音楽と愛と』
- ドラマ
- 『ブリーク・ハウス』
- 『ドクター・フー』
- 『コラテラル:真実の行方』
- 『ビーフ』
- キャリー・マリガン(Carey Mulligan)の名言・発言
- 「完全に理解することができない人の頭のなかに入ることは女優として常に楽しいことなの」
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