犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい(犬猫どっちも)のネタバレ解説・考察まとめ

『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』とは、松本ひで吉によるエッセイ漫画作品、およびそれを原作としたショートアニメ作品である。2017年2月より松本が自身のTwitterに投稿を開始し、2018年3月より『Palcy』にて連載開始。2020年10月からは毎日放送・TBS系列にてショートアニメ全24話が放送された。
天真爛漫な犬とツンデレな猫を飼っている松本ひで吉の日常を描いている。

猫は机の上のものを落としたり、ひで吉の頭を踏み台にしたりして道は己で作るものだと思っている。そうして高い位置に上がった猫、降りれなくなり助けを求める。道を作って進むが、帰り道の事は考えていない。

#22 ほね

子供の頃、クリスマスに近所のレストランで食事をするのが恒例だった松本家。ひで吉はラムの骨付きローストが大好きで、理由はこっそり骨を持って帰れたから。持って帰った骨を犬にあげる時間は、2人だけの秘密の時間だった。
10年以上たって大人になったひで吉は、その店に行った際に同じメニューを注文。そしてこっそり骨を持って帰ったことをカミングアウト。店員さんにしっかりバレていたし覚えられていた。ものすごく恥ずかしかったが、そのあとお互いの犬の話で盛り上がりとても楽しい時間を過ごしたひで吉。また行こうと思った。
犬が小さいころ、うんこするたびに褒めたり、トイレを始めると掃除のために駆け寄って側で待っていたり、散歩のたび大切そうに持って帰ったりしていたせいで、ひで吉は犬に「うんこ大好き人間」だと思われているのだった。

#23 油断ならない

犬は野生時代の名残で眠りが浅いらしい。ある日、風邪薬を飲もうとして落としてしまったひで吉。その音をカリカリの音だと思った犬は、跳び起きて大はしゃぎ。寝ていても油断ならない。
薬を飲んで少し寝ようかと布団にむかうひで吉。すると先に猫が寝ていた。ふくらみを見るだけでかわいいと思えてしまう。猫が入っているふくらみに向かって話しかけるひで吉。しかしそこに猫はおらず、一心不乱に布団のふくらみに向かって話しかける主人を猫は「やべえ」という顔で見ていた。

犬はおもちゃがなくたって、頭やあごをつつくだけで大喜びするため、簡単に遊んであげられる。その姿を見て自分も楽しくなるので、どっちが遊んでもらっているのかわからないなとひで吉は思う。
猫ともおもちゃを使わずに遊ぶ。散々遊んだ後、猫はご褒美を要求してくる。猫には「自分が遊んでやっている」という確かな自覚がある。

#24 犬と猫

ある日犬と猫の1巻を呼んでいた母が、犬くんが1巻の時より老けたと言い出した。
2、3年しかたってないのにと笑ったひで吉だったが、犬は一年で4歳分歳をとる。今は元気な犬くんも、やがては背中が曲がり寝てばかりの老犬になる。普通漫画の主人公は年を取らないが、このマンガの主人公は年をとり変わっていくかもしれない。それもひっくるめての犬くんなのだ。それに、老犬は老犬でかわいいという結論に行き着き犬くんと踊りだすひで吉。犬だけではない、猫だってそうなのだと小さいころから思い返してみるが、猫は1歳からほとんど変化がなく、物心ついた時から異様に貫禄があった。猫はこの先も変わらないかもしれない。

『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の登場人物・キャラクター

松本ひで吉(まつもとひできち)

CV:金澤まい
動物が大好きな漫画家で本作の作者。これまでにも犬を飼っていたことがある。
小学校の6年間は、生き物係りをしていた。
占いによると前世は中南米の女性で、たくさんのアルパカと一緒に暮らしていたらしい。

犬(犬くん)

CV:花澤香菜
ペットショップでひで吉と出会った、やたら毛量の多いトイプードル。血統書によると誕生日は4月1日で岐阜県生まれ、妹がいる。
天真爛漫で、天使のような表情や反応はみんなを笑顔にする。猫のことが好き。
初めての場所や初めての人が好きで、動物病院や予防接種も平気。

猫(猫さま)

CV:杉田智和
小さいときに側溝に落ちて鳴いているところを、ひで吉に拾われた。マイペースでクールな強面な猫。強がったり格好をつけたりするが、実は臆病。なかなか表には出さないが、優しい一面もある。
夜中になると自分の時間だと言わんばかりに暴れまわる。
アニメでは3月1日が誕生日となっており、プレゼントをあげるエピソードがある。

トカゲちゃん

ヒョウモントカゲモドキ。ひで吉が仕事場で飼っていたが、現在は一緒に暮らしている。犬はあまり興味を示さないが、猫にはよく見つめられている。

先代の犬

CV:チョー
松本家で飼われていた先代の犬。オス。

先々代の犬

masaaccelh9
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@masaaccelh9

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