ある日、お姫様になってしまった件について(ある姫)のネタバレ解説・考察まとめ

『ある日、お姫様になってしまった件について』とは韓国の小説、およびそれを原作とする漫画作品。原作小説の作者はPlutus、漫画版の作画担当はSpoonが行なっている。
小説の中の脇役姫・アタナシアに転生してしまい、18歳で処刑される運命を回避するために奮闘する日々が始まる。
冷酷な父親とアタナシアのハラハラドキドキな日々は、韓国だけでなく日本でも人気を博している。

イゼキエルの父親で、アルフィアス公爵家当主。ジェニットを匿い育てている。
常に野望を抱いている人物で、息子のイゼキエルを幼少期のアタナシアの話し相手にしようとしていた。
アタナシアには「シロおじさん」と呼ばれている。

クロ

アタナシアの魔力から生まれた神獣。アタナシアの魔力が抑えきれないほど溢れたために生まれた魔力の塊。アタナシアが成長すれば、アタナシアに吸収されて、自由に扱える魔力となる。アタナシアがクロと触れ合いすぎると、魔力がアタナシアの中に戻ってしまい、暴走する。
チョコレートが好きで、アタナシアのおやつを度々盗み食いする。

アナスタシウス・デイ・エルジェア・オベリア

クロードの異母兄で先の皇帝。ジェニットの実父。
自分より優れた能力を持つクロードを目の敵にしていた。クロードの婚約者であったフェネロペに誘惑され、クロードに嫌がらせをするために誘いに乗った。皇帝として即位した後には、クロードの母親を殺し、黒魔法を用いてクロードを殺そうとして返り討ちにあう。
フェネロペを利用して黒魔法の吹き込まれた子供を身籠らせ、クロード以上に強大な魔力を持つ子供を作ろうとした。しかし、生まれたジェニットは宝石眼だけを持つ、何の力もない子供だった。

フェネロペ・ユディット

ジェニットの母親で、クロードの元婚約者。
クロードの婚約者でありながら、皇太子ではないクロードに満足できず、当時皇太子であったクロードの兄・アナスタシウスを誘惑した。そして、クロードを超えようとするアナスタシウスに利用されジェニットを妊娠するが、出産中に死亡する。

『ある日、お姫様になってしまった件について』の用語

『かわいらしいお姫様』

アタナシアが前世で読んだネット上で人気のロマンス小説。
主人公はジェニット。ジェニットの母親は、クロードの婚約者であったが婚約を破棄され、ジェニットの出産時に亡くなる。ジェニットは出生を隠し、14歳のデビュタントまでアルフィアス公爵家で育てられる。クロードがジェニットの存在を知り、初めは冷たく接するが、ジェニットの天使のような優しい心がクロードの凍った心を溶かす。そして、頼もしい皇帝の父親と、帝国一の名家アルフィアス公爵家の公子と一緒に幸せに暮らす。
小説の中のアタナシアは脇役の姫で、ジェニットに毒を盛ったという濡れ衣を着せられ、18歳の時にクロードに処刑される。
自分や周囲の人の名前が小説の登場人物と一致し、転生したのが『かわいらしいお姫様』の世界であると認識する。

宝石眼

オベリア皇室の直系のみが受け継ぐ瞳。直系皇族の魔力の波長が特に独特なため、宝石眼として現れる。

塔の魔法使い

歴史書には、塔の魔法使いが首都を潰すことで腐敗したオベリア旧王朝を正した、不慮の事故で外見が醜くなり閉じこもっている歴代最強の皇帝と言われるアエテルニタスに惚れて腹心となるがアエテルニタスの死に絶望して姿を隠した、とされている。しかし、クロードいわくそれらは全てインチキ。塔の魔法使いは世界最高にカッコいいと賞賛している。

世界樹

500年に1度実を結び、それを吸収することで足りない魔力を補強できる。普通の人間ならば、生まれ変わったとしてもたどり着けないような場所にある。

ルビー宮

アタナシアが幼少期に生活していた宮。
元々は皇帝の妾が住む場所とされている。しかし、アタナシアが生まれた日にクロードが、ルビー宮にいた人々を皆殺しにした。その後、ルビー宮に配属される使用人は貧しい家の者ばかりで、アタナシアしかいないために予算の横領や金製品の窃盗が横行していた。

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