死ぬほど怖い話・不思議な話まとめ
ここでは真夜中には絶対に読めない怖い話、不思議な話をまとめた。ホラー、オカルトだけでなくミステリー系の話も掲載している。絵にまつわる不思議な話、ある人が海で体験した恐怖など、様々なシチュエーションのエピソードを紹介している。
以前から欲しかったヴィンテージの軍モノのジャケットを手に入れた時のこと。夜、寝ていると頭の周りをザッザッザッと歩く音がしました。初めは気のせいだと思っていましたが、それが毎日のように続いたのです。それでもずっと欲しかった服だったので、毎日のように着ていました。そしてある日、かなりお酒を飲んで帰り、その服を着たまま寝てしまいました。すると、いつものように足音が聞こえた後、腕を凄い力で引っ張られました。私は恐る恐る引っ張るほうを見ると、男性の手が。その瞬間から記憶がなく、次に目が覚めると朝でした。夢かと思い、引っ張られた腕を見ると、べったりと手形が付いていたのです。私は怖くなり、その服を手放しました。それからは足音を聞くことも、手が現れることもありません
出典: www.u-side.jp
噴水
意外と痛くないな。見た目は派手だけどね。
手首から、ぴゅーっ、ぴゅーって。噴水みたいで。
噴水と違うのは、色が真っ赤なことだね。
うん、ほら、気持ちよくなってきたよ……
こんなにいい気持ちってわかってたら、もっと早くやってもよかったかな
トイプードル
中国では経済成長が著しく金銭的に豊かになった層を中心にペットブームが起こっている。なかでも小型でぬいぐるみの様に可愛らしいトイプードルが大人気。
中国は類似商品、パチ物が横行していることで有名だが個人取引のペット売買において偽者を掴まされるケースが急増している。
雑種犬をトイプードルと偽って売るケースはまだマシな方で酷い場合は羊の子供をトイプードルとして売る悪質な手口も発生している。
出典: s.freepe.com
新幹線
東京で行われるイベントに参加するため、新大阪/東京行きの新幹線に乗る
もっぱら一人で旅行することが多いので、座席は2人がけの席を取っていた
今日は窓側の席であった。
隣の席には、新大阪から同時に乗り込んだスーツ姿のサラリーマンが座った。
30歳前後といったところか。
新大阪を出発してしばらくした頃、隣の男がビジネスバッグからノートパソコンを取り出した
パソコンを起動させると、男は熱心にキーボードを叩き始めた。
(新幹線で移動中でも仕事か がんばるなあ)
皮肉ではなく素直に感心して、さりげなく画面を横目でのぞき込んだ
画面いっぱいに「死ね」「死ね」「死ね」…
男は私の方を向いてニヤリと笑った瞬間に消えていなくなった…
二度の痛み
色々あって鬱になり、私は飛び降りたのですが、落ちた衝撃の気絶から目が覚めた瞬間、鬱や不安は吹っ飛び、生きたい痛いという感情が溢れだしました。
足をどうやら骨折したみたいで、私は必死に助けてくれと叫びました。
だが人の通りは多少あるものの、誰も見向きもせず…這って自分の部屋にたどり着き、友人に救急車を読んでもらいました。
部屋にたどり着いた時、友人がやっぱりか…と呟いた意味は、その時はまだ分かりませんでした。むしろなんで止めんねん!と思った位です。
後日、やっぱりか、の意味を問いただした所…
私が飛び降りたその時、二度頭を殴られたような痛みを感じたそうな。
その後私が這って部屋にきたので、頭の痛みが私が飛び降りたからだと理解したそうです。
何となく、その説明はわかりましたが、なぜ二度痛みを感じたのか?
実は友人の父も、その日に倒れ、危篤状態になったそうです。
友人はそれを私が飛び降りてから一時間後、母親から聞いたとのこと。
そして、私が飛び降りたその時に、友人の父もまた、同じ時刻に倒れたのです。
友人を襲った二度の痛みの時間に。
もしかしたら何かに引き寄せられたのかもしれません。
出典: www.pipopa.net
駅員
電車の運転手と車掌は 乗務の時に 会社から『ビニール手袋』を支給されるそうだ。
飛び込み自殺があった時に 一旦停止して、運行に支障を来さない為に死体を移動させる為らしい。
後の死体の処理は 闇バイトを雇うとか噂があるけど 一部の私鉄会社では、あながち嘘ではないらしい
出典: s.freepe.com
夕方から降り始めた雪は夜半になって小降りになったものの、もうかなり積もっていた。
たとえ繁華街であっても、雪国の夜は暗い。
街を歩く人の数も、多くはない
貴女の姿を見つけたのは、そんなときだった
暖かそうなコートに身を包み、少しうつむき加減に歩くその姿。
顔は見えにくいが、僕の目に狂いはない。
僕は、貴女の後を追った
あれは、貴女だ。
ずっと捜していた、僕の理想の人。
今まで、何人も間違えたけれど、今度こそ間違いない
脇道に折れた貴女を追って、僕も足早に脇道に入った。
貴女のすぐ後ろまで近づいたとき、僕は思いきって声をかけた。
「……あの……」
貴女が振り向いた
「さっきからついてきてるけど、なんか用?」
貴女は言った。
声をかけてはみたものの、僕は次の言葉が言えないでいた。
貴女に会えたことの、喜びと緊張がそうさせているのだ。
美しくて、清らかな、貴女。
僕を見る貴女の口元が、ふっとゆるんだ。
「ああ……それとも、遊びたいのかな? あたしと」
遊ぶ……?
「そうねえ……これでどう?」
貴女は腕を上げ、指を3本出した。
「あの、それって、どういう……」
僕は、ようやくそれだけを言った。
貴女の言葉の意味が分からなかった。
「違うの? だったら追っかけ回すのやめてくんないかな。
こっちも商売なもんでね。子供の相手してる暇ないし」
「どうして……そんなことを貴女のような人が言うんだ……」
「わけわかんないこと言わないでよ。あんた、おっかしいんじゃないの?
子供はさっさと家帰ってお母さんに甘えてれば~?」
貴女は嘲笑った
やっと気づいた
僕はまた間違えてしまったらしい。
また、改めて貴女を捜さなければならない。
でも、その前に、貴女と偽って僕をだまそうとした、
この薄汚い生き物をなんとかしなければ。
僕はポケットから手を出した
薄汚い女は、僕の持っている物に目をやって、言った。
「何よ、その金づち。何しようってのよ」
「これは『ゲンノウ』と言います」
僕は女の間違いを正してやった。
「あ……あ、あ」
女が突然奇妙な声を上げた
「こ、このあたりで女を殴り殺して回ってる殺人鬼って、あんたの」
ごすっ
僕の大切なゲンノウが、ベタベタになってしまった。
足元の女を見下ろし、僕は不思議に思っていた
……どうしてこんな女を、貴女と間違えたんだろう?
だって、全然似ていないじゃないか
貴女は、こんな風に眼球が飛び出したりしていないし。
貴女は、こんな風に顔がデコボコじゃないし。
貴女は、こんな風に頭が割れて何かがはみ出したりしていないし
僕はため息をついて、大切なゲンノウをポケットに収めた。
……どこに行けば貴女に会えるのだろう。
僕はとぼとぼと脇道を出た
脇道から出た僕の目の前を、何かが横切った
貴女だ
あの後ろ姿。間違いない
僕は、貴女の後を追って行った
雪が、また激しく降り始めた
夢
悲しい夢を見ました
小さな子供が泣いている夢です
その泣き方が何かを訴えるようなぐずった様な泣き方をしていたので、僕はしゃがみ込みその子に聞きました。
「どうしたの、迷子?」
するとその子は必死に首を横にふるのです
「じゃあどうしたの?お母さんとはぐれちゃったの?」
子供はまた首をふり否定します
そしてスッと僕の背後を指さしました
瞬間僕の目に写ったのは、包丁を振りかざす男の姿でした
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自分の悲鳴で僕は目をさましました
慌てて身体を確かめ、どこも刺されていない事を確認すると、ため息をつきました
そして何気なくつけっぱなしのテレビに目をやると、朝のニュースで殺人事件が起きた事を知ったのです
犯人は薬物中毒者の父で、被害者はその子供。まさしく夢にでてきた彼等でした
死んだ子供は僕に何を伝えたかったのでしょうか
苦しかったことを、悲しかった事を 伝えたかったのでしょうか
出典: 100.amearare.com
歪んだ被写体
写真部に所属する田辺という女子生徒の撮る写真は
目次 - Contents
- お父さんの部屋
- 恋人
- 遊泳禁止区域
- 同窓会
- 首無し地蔵
- 身体をちょうだい…
- 天国に結ぶ戀
- 雨宿りの少女
- スポーツ施設のアルバイト
- 半分透けている女
- 身代わり
- ガソリンスタンド
- 成仏できない
- ひな人形
- ※補足説明 ひな人形は本来、呪具だったそうです
- 心霊スポット
- ドライブ
- 操り人形
- 東北最凶の心霊スポット
- 卒業制作
- キッチン
- 温泉浴室
- テレビの都市伝説
- 飯店
- 6時半
- てるてるぼうず
- 宇宙人人類進化説
- 絵画
- いわくのある車
- 井戸の壁
- アリス
- 童謡「赤い靴」のモデルと実際の話
- 血圧をはかりつづけるナース
- 日本人形
- フランス人形
- もう一人の自分
- 探検
- メキシコ人農家が発見した宇宙人の赤ちゃん
- お地蔵さんの祟り
- 古着
- 噴水
- トイプードル
- 新幹線
- 二度の痛み
- 駅員
- 夢
- 歪んだ被写体
- 黒く長い髪
- 世にも不思議な都市伝説 千夜一夜 ツナカユリコ 小屋の中に立つ女性 編 (音声無)
- 世にも不思議な都市伝説 千夜一夜 心霊写真供養 女性の首 (音声無)