音楽家・佐村河内守の作曲が別人だったと大騒動に!フィギュアスケートの高橋大輔も曲を使用
両耳が聞こえない作曲家として「現代のベートーベン」と呼ばれた佐村河内守。ソチ五輪ではフィギュアスケートの高橋大輔が楽曲を使用して、注目を浴びた。しかしその後佐村河内の曲は別人が作ったことが明らかになり大騒動に発展したのである。記事内では佐村河内の経歴や、作曲者が別人だったと発覚するに至るまでの経緯、その後の影響などをまとめている。
佐村河内さんの代理人の弁護士が6日午後6時頃、取材に応じた
出典: news24.jp
代理人は「ご本人が耳が聞こえないのは本当だろうと思っています」と反論
「障害者手帳に関しては、私たちは確認しています。実際に見ておりますので。(最も重い)聴覚障害2級ということで」
出典: news24.jp
「彼の場合は唇の動きが非常にゆっくりしているので、彼との間では会話は手話なんかは使わなくても成り立つ」と“疑惑”を否定
・佐村河内氏の楽曲は、フィギアスケートの高橋大輔選手がソチ五輪のSPに使用することが話題になっていたが、その曲も氏の作曲でないことが判明…
出典: www.aflo.com
フィギュアスケートの高橋大輔選手が今シーズンのショート・プラグラム使用曲に選出し、大きな注目を浴びている佐村河内守の「ヴァイオリンのためのソナチネ」
発売元の日本コロムビアは「高橋選手が『希望や光を感じる。ぜひ氷上で表現したい』と言ってくれた」と説明
高橋選手がソチ冬季五輪のSPで使用予定の楽曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」も、佐村河内さんの作品ではないという
出典: www.nikkei.com
高橋大輔選側は、作曲家によるとされた作品をショートプログラムでも予定通り使うと、公式サイトで明らかにした
出典: www.j-cast.com
・佐村河内氏の作品は発売中止、ツアーも中止へ…広がる波紋
佐村河内氏のCD等を販売するレコード会社・日本コロムビアが5日、公式サイトで謝罪
日本コロムビアは、佐村河内さんのCDの出荷やインターネット配信の停止を決めた
高橋大輔選手が使う「ヴァイオリンのためのソナチネ」の楽譜を出版する予定だった「東京ハッスルコピー」は、出版中止を決めた
出典: www.jiji.com
コンサートを企画制作するサモンプロモーションは佐村河内氏関連の公演をすべて中止すると公式サイトで発表
レコード会社やコンサート企画会社などが対応に追われ、影響が広がった
・佐村河内氏を特集する番組を制作していたNHKも謝罪
出典: okanonet.com
NHKは12年11月の情報番組「情報LIVE ただイマ!」で佐村河内を紹介し、その直後からCDがクラシックとしては大ヒット
出典: www.j-cast.com
昨年3月のNHKスペシャル「魂の旋律~音を失った作曲家~」や情報番組「あさイチ」、夜のニュース番組「ニュースウオッチ9」などで佐村河内さんを大きく取り上げていた
「NHKは、放送当時、本人が作曲していないことに気づくことができませんでした。視聴者の皆様や、番組の取材で協力していた方々などに、深くお詫び申し上げます」
出典: www.nhk.or.jp
・この佐村河内氏とは?
Related Articles関連記事
ゴーストライターは罪になるのか?佐村河内守の騒動で明らかになった様々な問題点をまとめてみた!
”ゴーストライター”とは、書籍や記事、脚本などの代作を主な仕事とする著作家である。2014年に中途失聴とされる聴覚障害を持つ作曲家・佐村河内守が、実は自身の楽曲はピアニストの新垣隆によって作られていたものだったと告白し、関係各所に謝罪した。これによってゴーストライターの存在が広く認知され、業界に波紋が広がる。しかし一方では同業界では珍しくないともされた。ゴーストライターは何が問題なのか、また何か罪に問われるのか、詳細をまとめてみた。
Read Article
佐村河内守のゴーストライター問題で話題に!感音性難聴は障害ではない!?
「両耳の聞こえない作曲家」として知られていた佐村河内守。しかし2014年に別人が作曲していたことが明らかになり、ゴーストライターだった新垣隆が「佐村河内は耳が聞こえている」と暴露して大きな騒動となった。その後再検査の結果、佐村河内は「全聾」ではなく「感音性難聴」だと診断されている。記事内では「感音性難聴」の症状や「全聾」との違いについてまとめた。
Read Article
作曲家・佐村河内守は耳が聞こえている!ゴーストライターの暴露と検証まとめ
ここでは2014年頃に大きな話題になった、作曲家・佐村河内守のゴーストライター問題や耳が聞こえている問題についてまとめた。佐村河内守は聴覚障害のある作曲家として名を馳せていたが、彼の曲を書いていたというゴーストライターが『週刊文春』に「佐村河内は18年間全ろうであると嘘をつき続けていた」と暴露した。
Read Article
佐村河内守の全聾詐病疑惑騒動をまとめて紹介!聴力は回復していた
「両耳が聞こえない」として話題になった作曲家の佐村河内守。しかし2014年に別人が曲を作っていたことが発覚し、更にゴーストライターだった新垣隆が会見の場で、「彼は耳が聞こえていたと思う」と明かして大きな騒動になった。その後佐村河内は謝罪文を発表し、「2002年に全聾として障碍者手帳2級の交付を受けたが、騒動が発覚する3年ほど前から聴力が回復していた」と明かしている。記事内では全聾詐病疑惑について、画像と共にまとめて紹介した。
Read Article
イメチェンの心理的効果は実はすごかった!佐村河内守の謝罪会見で話題に
「両耳の聞こえない作曲家」として話題になった佐村河内守は、2014年に「これまでの楽曲のほとんどが別人によるものだった」ということが発覚し、謝罪会見を行った。その時佐村河内は長かった髪をバッサリと切り落として髭もすっきりと剃っており、ネットを中心に「かっこいい」などの好意的な反応が書き込まれていたのである。実はイメチェンがもたらす心理的効果はかなり大きく、人間関係に良い影響をもたらすといわれているのだ。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- ・両耳が聞こえない作曲家・佐村河内守氏の楽曲が別人作だったことがあきらかに
- ・告白の背景には何らかのトラブルがあったか?
- ・その後、実際に作曲をしていたのは桐朋学園大講師の新垣隆氏だとあきらかに、氏は会見へ
- ・騒動が報じられる中、ゴーストライターだった新垣氏は会見し謝罪、また佐村河内氏の耳が聞こえていたと新たな疑惑も呈する
- ・この「全ろう」の疑惑については佐村河内氏の代理人は否定、本当に耳は聞こえていないとする
- ・佐村河内氏の楽曲は、フィギアスケートの高橋大輔選手がソチ五輪のSPに使用することが話題になっていたが、その曲も氏の作曲でないことが判明…
- ・佐村河内氏の作品は発売中止、ツアーも中止へ…広がる波紋
- ・佐村河内氏を特集する番組を制作していたNHKも謝罪
- ・この佐村河内氏とは?
- ・脚光を浴び「現代のベートーベン」とも呼ばれていた佐村河内氏だが…
- 関連まとめ