佐村河内守のゴーストライター問題で話題に!感音性難聴は障害ではない!?

「両耳の聞こえない作曲家」として知られていた佐村河内守。しかし2014年に別人が作曲していたことが明らかになり、ゴーストライターだった新垣隆が「佐村河内は耳が聞こえている」と暴露して大きな騒動となった。その後再検査の結果、佐村河内は「全聾」ではなく「感音性難聴」だと診断されている。記事内では「感音性難聴」の症状や「全聾」との違いについてまとめた。

・「両耳の聞こえない作曲家」として知られゴーストライター問題で話題となった佐村河内守氏

「両耳の聞こえない作曲家」として知られ、ゴーストライター騒動を巻き起こした佐村河内守氏(50)

出典: www.sponichi.co.jp

主要な楽曲は、別の音楽家が作ったものだったと、佐村河内さんの代理人の弁護士が2014年2月5日未明、明らかにした

出典: www.47news.jp

18年間にわたりゴーストライターに作曲させていた

出典: hochi.yomiuri.co.jp

・この騒動では佐村河内氏の耳が聞こえていたのでは?とする疑惑も話題に

2月6日には、桐朋学園大非常勤講師の新垣隆氏が会見を開き、ゴーストライターを務めていたことを公表。佐村河内氏の「耳は聞こえていた」と証言し、さらなる波紋を呼んだ

出典: www.oricon.co.jp

新垣氏は「耳に関しては、初めて彼に会ったときから今まで、耳が聞こえないと感じたことは一度もありません」と断言

出典: www.j-cast.com

「耳が聞こえないと感じたことは一度もない」とする新垣氏に対し、佐村河内氏は「3年前から聴力が回復していた」と主張

出典: www.sponichi.co.jp

そもそも佐村河内氏が自称している「全ろう」の障害が、「詐病」なのではないかという疑惑が浮上

出典: nikkan-spa.jp

・こうした中、佐村河内氏がついに謝罪会見を開く

ゴーストライター騒動の渦中にある佐村河内守氏が2014年3月7日、都内のホテルで謝罪会見

出典: www.oricon.co.jp

会見場に現れた佐村河内氏は、髪の毛をばっさりと切り、ひげも剃り、サングラスもかけておらず、まるで別人のよう

出典: www.sanspo.com

持参した原稿を読み上げる形で「このたびは、多大なご迷惑を皆様におかけして申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた

出典: hochi.yomiuri.co.jp

ソチ五輪男子フィギュアで、同氏の楽曲を使った高橋大輔選手の名前もあげて謝罪した

出典: www.sanspo.com

・この会見で佐村河内氏は、耳については障害ではなく「感音性難聴」だったとあかす

佐村河内氏は、聴覚障害2級の障害者手帳を持っているが、手帳を交付した横浜市から再検査の要請を受けていた

出典: www.nikkansports.com

改めて受けた聴力検査によって「感音性難聴」と診断されたものの、身体障害者福祉法に基づく聴力障害には「該当しない」という結果を公表

出典: hochi.yomiuri.co.jp

会見に先立ち、「身体障害者福祉法に基づく聴覚障害者には該当しない。感音性難聴である」との診断書が報道陣に配布された

出典: www.jiji.com

聴覚障害の状況については「感音性難聴」で、鼓膜の状態も左右ともに「正常」

出典: www.oricon.co.jp

診断書によれば、聴力は右が48・8dB、左が51・3dBで、語音による検査では、最良語音明瞭度は右が71%、左29%

出典: www.sponichi.co.jp

「全ろう」ではなく「感音性難聴」だったことがあきらかに

耳が不自由であることは本当だったと証明できる結果だが、一方で、全ろうではなかったことも裏付ける結果

出典: www.sponichi.co.jp

診断で「聴力障害に該当しない」診断を受けたため、「障害者手帳は返還しました」と話した

出典: www.nikkansports.com

佐村河内氏は「3年くらい前から聞き取れることもあったが、音声はひずんでしまい、会話は聞き取れないことがほとんど。手話通訳を必要とすることに偽りはない」と述べた

出典: www.sponichi.co.jp

7ibohemianrhapso1
7ibohemianrhapso1
@7ibohemianrhapso1

Related Articles関連記事

ゴーストライターは罪になるのか?佐村河内守の騒動で明らかになった様々な問題点をまとめてみた!

ゴーストライターは罪になるのか?佐村河内守の騒動で明らかになった様々な問題点をまとめてみた!

”ゴーストライター”とは、書籍や記事、脚本などの代作を主な仕事とする著作家である。2014年に中途失聴とされる聴覚障害を持つ作曲家・佐村河内守が、実は自身の楽曲はピアニストの新垣隆によって作られていたものだったと告白し、関係各所に謝罪した。これによってゴーストライターの存在が広く認知され、業界に波紋が広がる。しかし一方では同業界では珍しくないともされた。ゴーストライターは何が問題なのか、また何か罪に問われるのか、詳細をまとめてみた。

Read Article

作曲家・佐村河内守は耳が聞こえている!ゴーストライターの暴露と検証まとめ

作曲家・佐村河内守は耳が聞こえている!ゴーストライターの暴露と検証まとめ

ここでは2014年頃に大きな話題になった、作曲家・佐村河内守のゴーストライター問題や耳が聞こえている問題についてまとめた。佐村河内守は聴覚障害のある作曲家として名を馳せていたが、彼の曲を書いていたというゴーストライターが『週刊文春』に「佐村河内は18年間全ろうであると嘘をつき続けていた」と暴露した。

Read Article

佐村河内守の全聾詐病疑惑騒動をまとめて紹介!聴力は回復していた

佐村河内守の全聾詐病疑惑騒動をまとめて紹介!聴力は回復していた

「両耳が聞こえない」として話題になった作曲家の佐村河内守。しかし2014年に別人が曲を作っていたことが発覚し、更にゴーストライターだった新垣隆が会見の場で、「彼は耳が聞こえていたと思う」と明かして大きな騒動になった。その後佐村河内は謝罪文を発表し、「2002年に全聾として障碍者手帳2級の交付を受けたが、騒動が発覚する3年ほど前から聴力が回復していた」と明かしている。記事内では全聾詐病疑惑について、画像と共にまとめて紹介した。

Read Article

音楽家・佐村河内守の作曲が別人だったと大騒動に!フィギュアスケートの高橋大輔も曲を使用

音楽家・佐村河内守の作曲が別人だったと大騒動に!フィギュアスケートの高橋大輔も曲を使用

両耳が聞こえない作曲家として「現代のベートーベン」と呼ばれた佐村河内守。ソチ五輪ではフィギュアスケートの高橋大輔が楽曲を使用して、注目を浴びた。しかしその後佐村河内の曲は別人が作ったことが明らかになり大騒動に発展したのである。記事内では佐村河内の経歴や、作曲者が別人だったと発覚するに至るまでの経緯、その後の影響などをまとめている。

Read Article

イメチェンの心理的効果は実はすごかった!佐村河内守の謝罪会見で話題に

イメチェンの心理的効果は実はすごかった!佐村河内守の謝罪会見で話題に

「両耳の聞こえない作曲家」として話題になった佐村河内守は、2014年に「これまでの楽曲のほとんどが別人によるものだった」ということが発覚し、謝罪会見を行った。その時佐村河内は長かった髪をバッサリと切り落として髭もすっきりと剃っており、ネットを中心に「かっこいい」などの好意的な反応が書き込まれていたのである。実はイメチェンがもたらす心理的効果はかなり大きく、人間関係に良い影響をもたらすといわれているのだ。

Read Article

目次 - Contents