読んだら眠れない…都市伝説・怖い話・不思議な話まとめ

ここでは都市伝説や怪談、不思議な話や超常現象まで、さまざまな怖い話を集めた。ゾッとする話ばかりが厳選されているので、夜寝る前に読まないように注意していただきたい。

得体の知れない力により亡くなった、9人の登山者

1959年2月2日、ソ連のウラル山脈で登山中の男女9人が、不可解な死を遂げた。テントは内部から引き裂かれ、遺体はそれぞれ広い範囲に散乱していた。9人のうち6人は体温低下のため死亡したようだったが、1人は頭蓋骨を激しく損傷しており、そして残りの2人は何か全く説明のつかない強い力で胸が引き裂かれていたという。そして女性の1人は舌がなくなっていた。さらに不思議なことに、全員の衣服から、かなりの量の放射線が検出されたのである。この事故に関しては、「雪崩説」、「軍事実験説」、「UFO説」など様々あるが、いずれも確証は得られていない。

出典: rocketnews24.com

パソコン

連れが俺の家に遊びに来たときのこと
俺の部屋で、連れは俺の机に座り、俺は畳にあぐらをかいて、お互い何をするでもなく雑誌をながめていたが、ふと思いついて、俺は言った。
「なあ。パソコンで人を殺せると思うか?」
しばらく考えて、ヤツは言った。
「んなこと、できるわけないじゃん」
「そうでもないぜ。やって見せようか」
「うん。見てみたいな。ほんとか?」
俺は机の上にあるミドルタワーモデルのパソコン本体をよっこらしょと持ち上げ、まだ不思議そうにしている連れの頭に、力いっぱい叩きつけた。
な? できただろう?

出典: anime.ap.teacup.com

四度目

日本の敗色が濃くなってきた頃、祖父のいた中隊は中国の山間の道を南下していた。
ある村で一泊する事になり、祖父達下士官は馬小屋で寝る事になった。
(多くの兵は野宿だったので屋根があるだけ、上等だったらしい)
真夜中に馬が騒ぎ出し、灯りをつけてみると天井から身体は猿、顔は老婆の生き物がぶら下がっていた。

銃を撃ったが、まるで当たらない。
騒ぎに気づいた上官がやってきて、その生き物をみて驚きながらも土地の人間を連れてきて通訳を介し
「お前は何者か?何か伝えたい事があって現れたのか?」と尋ねた。

すると生き物は
「お前達の国は滅びる。だが三度の再生を果たすだろう」
と言った。

「それは吉予言か?」
「そうではないとも言え、そうだとも言えぬ」
「再生するのだろう?」
「四度目は無い」
そう言って、その生き物はするすると梁を伝い消えていった。
「追って捕らえますか?」と聞く祖父達に上官は「あれは常世の者では無い、ほおっておけ」と言ったという。

戦後を一度目の再生と考えるなら、残り二回か…。
四度目は無いらしいからな。

出典: blog.livedoor.jp

整体士

整体を施す整体士の中には霊感や超能力的な力を持つ方が少なくない。

ある整体には触れただけでその人がどんな食生活を送っているのかが分かるという整体士がいる。

ある年配の女性が娘を連れて、そこを訪れて整体を受けさせたとき、治療を受けている娘さんに整体士は
「あんたもやしばっか食ってるねえ」と言う。

実際娘さんは、もやしが好きで何かともやしを食べていた。何で分かるかのかと聞くと、お腹の当たりからもやしが生えているのが見えるのだという。

食べ物の気というのは食べた人の体に蓄積されているようでそれが見えるらしい

出典: giganyanko777.blog.fc2.com

そして整体士は
「痛た、痛た」とわき腹を押さえる。
「あんたの家では代々馬を飼っているだろ。」と言う。

これもピタリと当てられ、家では代々馬を飼っている。娘さんの体から馬(霊?)が顔を出し、整体士のわき腹を噛むのだという。そういった力は若いときに行った修験道の修行で身に付けたという。

別の話として整体を施すと、患者からたまに悪い気をもらうことがあり、患者と同じ箇所が痛むといったことが整体士さんの間ではあるという。

整体と「気」との間には密接な関係があるためか、日常的に整体を行っていると超常的なものを感じられるようになるのかも知れない

出典: s.freepe.com

夏祭り

ピーヒャラ ピーヒャララ…
祭ばやしが流れている
やぐらから降りたら、一緒に夏祭りに来ていた連れが消えていた。
やぐらの上で酔ってはしゃいだので、あきれてどっかに行ったのだろうか。
薄情な連中だ
夏祭りじゃないか
踊りの輪の中、やぐらの上で踊って、何が悪い
踊りの輪はすでに崩れ、踊っていた群衆は次の踊りの打ち合わせのためか、一ヶ所に集まっていた
まあ、もう次は踊るつもりはない
酔ってはしゃぎすぎたせいか、首筋が少々痛む

出典: anime.ap.teacup.com

俺は踊りの広場から離れた
「よお、久しぶり」
いきなり声をかけられた
見ると、中学時代の同級生、KとSの2人だった
かれこれ10年ぶりになるだろうか
2人とも、中学の頃の面影はなかったが、不思議に、すぐに誰かわかった
「おおー。お前らも来てたのかー」
「いやあ、やぐらの上で踊ってるのは見てたんだがな。
降りてきたんで、声をかけられるようになってな」
「首、どうかしたのか」
俺が首筋を押さえているのに気づいたのだろう、Sが言った
「はっは。やぐらではしゃぎすぎたみたいでな。筋を違えたみたいだ」
そこまでしゃべって、俺はふと思い出した
「そう言えばお前ら、卒業してから、このあたりでブイブイ言わしてたよな。

出典: homepage1.nifty.com

……ちょっと前に、事故ったって耳にしたような気がすっけど、
ありゃガセだったのか?」
「いやいや」
「いやいや」
KとS2人そろって否定した
「マジマジ」
「そのせいで、このありさまだ」
Sの言葉で、俺は改めて2人の姿を見た
……なぜ今まで気づかなかったんだろう
Kは、全身黒こげだった
髪の毛は全くなく、炭化した皮膚がウロコのように顔を覆っていた
口を開くと、その中は真っ赤で、真っ黒な顔面とのコントラストが不気味だった
一方のSは、頭が砕けていた

出典: anime.ap.teacup.com

よく「ザクロのように」などと表現されるが、ぱっくりと口を開いた中に脳みそが見えている様子は、まさにザクロだった
血と脳漿が、顔面に流れていた
「事故ったとき、フロントから飛び出してなー
側壁に頭をぶつけてよ。こんなざまになっちまった」
笑いながらSが言った。笑うと、口からだらだらと大量の血が流れる
「俺はシートベルトしてたんだけどな」
こちらも笑いながら、鎌田が言う
Kが笑うと、炭化した皮膚が「フケ」のようにパラパラと落ちた
「車が火ぃ噴いてな。そのまま燃えっちまった」
「お、お前ら……」
俺は口ごもりながら、言った
「ひょっとして、死んでるのか?」
「おいおい」
「おいおい」
炭化した皮膚を落としながら、だらだらと血を流しながら、2人は笑った

出典: homepage1.nifty.com

「お前だって、そうだろが」
「その、首を押さえてる手をはなして見ろよ」
Sに言われ、俺は手をはなしてみた
かくん、と頭が真横に倒れた
「あ、あれ……?」
「お前、やぐらから落ちたんだよ」
Sが言った
「べろべろに酔ってたからな、頭からまっすぐに落ちたんだ」
Kが言った
「じゃ、さっきやぐらの近くで人が集まってたのは」
「おお。お前の死体を取り囲んでいたんだよ」
「大騒ぎになってたぜ。『早く救急車を呼べ』ってな。……お、来た来た」
救急車のサイレンが聞こえてきた。
「んで、俺たちが迎えに来たってわけだ」
「ちょうど初盆で、ここに帰ってきてたんでな。……じゃ、行くか」
サイレンに混じって、祭ばやしも、まだ流れている
ピーヒャラ ピーヒャララ…

出典: anime.ap.teacup.com

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