読んだら眠れない…都市伝説・怖い話・不思議な話まとめ
ここでは都市伝説や怪談、不思議な話や超常現象まで、さまざまな怖い話を集めた。ゾッとする話ばかりが厳選されているので、夜寝る前に読まないように注意していただきたい。
やられる前に…
掲示板の書き込みで俺の悪口を言っている
さっきすれ違ったやつも俺の悪口を言っていた
耳をふさいでもきっとだめだなぜなら電波が入ってくるからだ毒の電波が
俺は絶対奴らの言いなりにはならないぞ戦うんだ
やられる前にやるんだ
やられる前にやるんだ
やられる前にやるんだ
(通り魔殺人犯の自宅にあったノートの書き込みより)
風の音
台風が近づいているのか、今夜は風が強いようだ
外で大きな風の音が聞こえてくる
ウウウゥゥゥ ウウウゥゥゥ
窓がガタガタ揺れていた
「風 強いですね」
ダム作業の仕事を終えて、現場の中に建てられている簡易宿舎で寝ていた私は、相部屋の男に言った
相部屋の男はゴロント寝返りをうちながら
「昔のダム建設の時は、一度に大量にコンクリートを流し込むから、うっかり人が落ちても助け出せないし、コンクリートを打つのを中断できないから、中に埋まったままの作業員が、結構居るって聞いた。
自分が若い時、高さ3mくらいのコンクリート打ってて、1/3くらい打った時に、中で一緒にバイブレータしてたおっちゃんが滑って、コンクリの中に両足を突っ込んだ。
そんときは、流し込み中断して、みんなで引っ張りあげたけど、長靴は今もコンクリの中に入ったまま。
腹か胸のあたりまで埋まってたら、たぶん抜けなくなる。
もうひとつ怖いのが、昔のダム工事現場は荒くれ者が多いから、生意気な若い監督とか、コンクリ打ちの日に放り込まれたりしたらしい
浮かばれない霊が夜中にうめき声をあげ続けるんだ」
と話した
よく耳を澄ませると風の音とともに、うめき声が聞こえてきた
サイコロ
大学への通学路の途中に妙な建物がある
サイコロを置いたような色気のない立方体で、装飾も凹凸もほとんどない
ある一面にだけ青いプラスチック製の板が打ち付けられてあって、たぶん窓があった場所なんだろう、そこを塞いでいる
そのせいで中の様子はわからない
その反対の面には長方形の入り口が切り取られているのだが、いきなり地下に続く階段がのぞいている
「仮にその下に地下があるとして、建物の1階の部屋にはどうやって入るんだろう」
と思っていた
部屋か階段がトマソンなのか?
前者なら部屋はすっからかんだろうから窓を塞ぐ意味がわからない。後者なら部屋の入り方がわからない。なんにしても意味不明だった
それほど大きくない。5m×5mくらいだろうか。
立方体と聞くだけじゃ不思議に思わないかもしれないけど、直に見てもらえないのが悔しい。
建物っていうのは色んな形、大きさの立体が組み合わさって出来ている物だし、アンテナも立ってれば窓もあったりで建物の「性格」みたいのがある(はず)。
出典: kowa13.com
このサイコロにはそれがない。違和感を覚える
この建物のために無闇に広い土地が用意され、サイコロはそこに無造作に据えられている感じだった
敷地内にはそれ以外に人工物もなく草も生え放題
引いて閉める型の門で敷地への入り口は閉じられており、門と門柱は錆びてチェーンで繋がれていたから門を乗り越えないと入れない
外壁の塗料の剥げ方が尋常じゃなく、敷地内の状況も考慮して人の用いる建造物としてはとっくに機能してないと思った
この構造ではまともに役目を果たしていたのか謎だったけど
周りはちゃんとした住宅地だから浮きまくっていたし、なんか負のオーラみたいのを感じたからあんまり凝視しなかった
翌朝、いつもは自転車で通ってるんだけど、今日は徒歩で通った
早朝は強めに雨が降っていた
大学生になって1年半、大げさな言い方をすれば、初めて「雨後」かつ「徒歩」の条件が整ったわけだ
そのサイコロの前を通ると壁の一面に子供の手形がびっしりとついていた
出典: kowa13.com
シンデレラ
シンデレラは継母に耳打ちした。 「靴が小さすぎて、足が入らないようです。とにかく靴の中に足が入ってしまいさえすれば、お義母さまもお義姉さまたちも、今後いくらでも贅沢な暮らしができるのです。この際、足の指や踵(かかと)を切り落としてしまっても、王太子妃の地位を手に入れるべきです。」 まさに悪魔のささやきである
彼女の言葉は、既に頭の中を野心で充たした状態の継母の心に、すんなりと入り込んだ。 継母は、靴と悪戦苦闘を繰り返す娘を呼び返した。既に狂気を孕んだ母親の目を見て、義姉は嫌な予感を感じた。 「足が靴に入らないんだったら、足の親指を切り落としてしまいなさい。お妃になってしまえば、もう自分の足で歩く必要もないのだからね。」
出典: mamesoku.com
ひとりかくれんぼ
日本近代怪談のひとつとして有名になった「ひとりかくれんぼ」実践動画やブログなど数多くの体験談があり一般に知られるようになった。ある手順を踏むことにより恐ろしい心霊現象を体験できる。一種の降霊術とされる。
手順は手足のあるぬいぐるみに名前をつけ腹部にハサミで切れ目を入れた後中の綿をすべて穿り出す。
空洞となった腹部には代わりに米と自分の爪を入れ漏れないように縫い合わせる。
午前3時になったら以下の手順を消化
1、「最初の鬼は○○」←自分の名前
と3回唱えた後水を張った風呂桶や洗面台にぬいぐるみを入れる。
2、家中のすべての電気を消し、砂嵐の状態のテレビだけをつけて目を瞑って10秒数える。
3、包丁を持って風呂場に行き「△△見つけた(←ぬいぐるみの名前)」と唱えてぬいぐるみを数回刺す。
4、「次は△△が鬼(←ぬいぐるみの名前)」と言い
塩水を持って押入れなどに隠れる。
隠れてから2時間以内に塩水を口に含みぬいぐるみを探して(必ずしも風呂場にいるとは限りません)コップの残りの塩水→口の中に含んだ水という順番で水を掛け「私の勝ち」と3回宣言して終了。
使用後のぬいぐるみは燃やして処分する。
隠れている間やぬいぐるみを探す間に心霊現象に遭遇すると言われていますが何があっても絶対に塩水を口から吐き出してはいけません。
「ひとりかくれんぼ」に興味を持たれた方は以上の手順を必ず守り自己責任の上実践してください。
注※行方不明者が多発しています。
出典: s.freepe.com
収録スタジオの怪談
ある女性歌手が録音ブースにひとり立って、ヘッドフォンをつけて歌っていたところディレクター達から「ヘッドフォンを置いてすぐに入り口に向かって走れ!」と言われて逃げ出した。何事かとディレクターが震えて指差す方を見ると、彼女が歌っていた横にある大きなスピーカーの中から男がもがくように出てこようとしていた
不気味な声
冬の夜、冷たい風に目が覚めた。
見ると、ベットの傍にある窓が少し開いている。
寝る前に開けてそのまま閉めるのを忘れてたんだ。
部屋の中は猛烈な寒さで、凍死するよとか思いながら起き上がって閉じた。
と同時に異変に気づく
窓は家の庭に面していて、その庭には何本か木が植えてある
だいたい高さ3メートルくらい
その内の一本が不自然に大きく揺れていた。ユッサユッサって感じに。
なんだ?と思って目を凝らす。
木にはまだいくらか葉が残っていて、その揺れの原因がよくわからない。
気になったので、窓を開けて外を見た。
猿か何かがいると思った
出典: blog.livedoor.jp
すると、問題の木の上の方、葉と葉の間に何かがしがみ付いているのが見えた。
サルではなく、人間。それも裸の、小学低学年くらいの男の子。
暗闇なのに、一度見えてしまうと嫌にハッキリ見えた。
ャーャーャーャーャーャーャーャーャー
って小さく言いながら、笑顔で木を揺さぶっている。
ヒッ、って声が出たよ。それが聞こえたのか、バッ!ってその子が俺の方を見た。
目が合う。真顔。子供が大人を観察する時のあの顔で、明らかに俺を見ていた
俺は速攻で窓の陰に隠れて、窓を閉めた。もう心臓が早鐘を打って痛いくらいだった。
暫くベットに伏せて(寝転がる、と言うより伏せる、
って感じの体勢だった)暫くそのまま固まってた。
辛い体勢だったけど、指一本でも動かした瞬間に何かが起こる気がして動けなかった。
何分くらいしただろう、また外からャーャーと声が聞こえてきた。
それを聞いて、少しホッとする。ああ興味の対象から外されたなって。
少し気が緩んだのか、相変わらず怖いし動けなかった
出典: blog.livedoor.jp
目次 - Contents
- 知らぬが仏
- ドラマの撮影
- 日本人形
- 血の生贄
- 本当の姿が見える鏡
- 銀髪の女
- 死ぬ瞬間の顔
- 弁当幽霊
- 土地柄
- さっちゃんとみっちゃん
- 私には見えた
- 手招き
- 見えないふり
- 呪い
- テレフォンカード
- 首吊り自殺
- 野宿
- やられる前に…
- 風の音
- サイコロ
- シンデレラ
- ひとりかくれんぼ
- 収録スタジオの怪談
- 不気味な声
- 僕の部屋の少女
- 自称霊能者
- お守り
- 雪山
- 花嫁
- 託された箱
- 能力者の末路
- 霊能者が見たもの
- ヘンゼルとグレーテル
- バイク事故
- 逆恨み
- 首
- 科学室
- ハサミ女
- 赤いハイヒール
- 卒業制作
- 木
- その子だけ
- シャンプー
- 台風
- 願い
- 得体の知れない力により亡くなった、9人の登山者
- パソコン
- 四度目
- 整体士
- 夏祭り
- 世にも不思議な都市伝説 千夜一夜 ツナカユリコ 小屋の中に立つ女性 編 (音声無)
- 世にも不思議な都市伝説 千夜一夜 東京湾 (音声無)