サヨナラ超音痴!カラオケで「プロみたい」と言われるようになったボイトレ方法まとめ

音痴で悩む方にとって、カラオケは拷問以外の何物でもないですよね。会社の付き合いとかだとなかなか断れないし、かといって歌うのなんて絶対イヤだし、もう気分は憂鬱…。そんなあなたに、「プロみたい!」と言われるようになるボイトレ方法を伝授しちゃいます!音痴は治せるってわかったら、ちょっとは気持ちもラクになりますよね。これまでカラオケを拒否し続けてきたあなた、もしかしたら今日からマイクが手放せなくなるかも!?

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▼喉の筋肉を鍛えよう!▼

声帯の筋肉と、それぞれの役割

輪状甲状筋--声帯を細長くし、音程を上げる

甲状披裂筋--声帯を太くし、音程を下げる。

後輪状披裂筋--呼吸に関係する。

側輪状披裂筋・披裂間筋--音量を調整する。

閉鎖筋 - - 声帯を開け閉めし、息の量を調整する。

引き下げ筋 (引き上げ筋)- - 発声時の声帯の張りを作る為に必要な筋肉

これらの、筋肉がバランス良く鍛えられることにより、素晴らしい声で、高音から低音までスムーズに発音することができるようになるのです!

▼裏声(ファルセット)で輪状甲状筋と閉鎖筋を鍛えよう!▼

まずは、裏声をだす練習からしてみたいと思います。裏声は、高い声を出そうとしてひっくり返った声です。

大抵の方は地声が強く、あまり使わない裏声は、弱弱しく歌にはとても使えない状態だと思います。

実はプロの方は、裏声も地声と同じぐらいの音量(強さ)で歌っているので、あんなにも低音から高音まで声を綺麗に出すことができます。

なので皆さんは、本来発声できるはずの音域の半分も使ってないのです。

裏声は、輪状甲状筋と閉鎖筋を使って出すので、裏声を出しまくって鍛えまくると、音域が物凄く広がり、上で説明した声の高さを調節する筋肉「輪状甲状筋」も効果的に鍛えることができるので、音痴の改善にもつながります!

では、動画にあわせてファルセットを出してみましょう。

Lv1ファルセット編.avi

パート4まであるのでやってみましょう。

上の動画で練習する以外にも、自分の好きな曲を裏声だけで歌うのも効果的な練習方法なのでやってみてください。

裏声ができない><って人は以下が原因の場合が多いです。

1.高音がのど声になってしまう
歌うときは、常に喉に力をいれずにリラックスした状態で歌いましょう。
喉仏が上がりすぎて、喉の奥に入ってしまったらのどに力が入っている証拠です。

2.息漏れが多い
息のコントロールができてない証拠なので、がんばって息をコントロールする練習をがんばってください!

3.リラックスして歌えていない
これは、文章ではなんとも言えないですが、一人カラオケなど、リラックスして歌える環境で歌ってみてはどうでしょうか!

4.のどが乾燥しやすい
ヘビースモーカーの方は、喉が感想しやすいので、水分補給はこまめにしましょう。

switch

裏声が出せるようになったら、地声と裏声を交互にだして、どちらが裏声でどちらが地声なのか区別して、どちらも確実にだせるように練習しましょう。

▼地声(チェストボイス)を鍛えよう▼

チェストボイスとは、普段皆さんが歌でもっとも多く使っている声です。
チェストボイス(地声)で歌ったとしても、悪い発音で出したチェストボイスと、良い発音で出したチェストボイスの声はぜんぜん違います。

外人さんが大声で人を呼ぶ時、めちゃくちゃ声が高くてよく響く声がでますよね。

それは、英語圏の人達は、国の言葉上、常にチェストボイスで(喉が開いた状態)で会話しているので、自然に喉が脱力され、深みのある良い声で喋る事がでるんです。

ですが日本人の場合、日本人は日本語の発音の浅さ、小声で話す人の多さから、声帯の半分ほどの閉鎖だけが発達してるのがほとんどで過緊張起こしてるため、常に喉絞めで喉声で話している人がほとんどなんです。

チェストボイスで話している芸能人の例を挙げると、ケンドーコバヤシさん←とかがチェストボイスの発音で喋っています。

なので、外人のボイストレーナーや外人が考えたボイトレの本には、喋るように歌えと、書いてあったり言ったりしていますが、ほとんどの日本人の方は、喉絞め状態からのスタートになるので、ここでしっかり正しいチェストボイスのトレーニングをしましょう。

▼チェストボイスの練習方法▼

出典: www.sougi.com

喉仏を下げて、喉絞め防止!

喉絞め発音を直すには、前にも少し書きましたが、喉を開く=「あくびをした時の喉の形」が歌っているときの理想的な喉の形です。

この喉の形を意識しながら歌うのですが、チェストボイスのまま高音になるとどうしても「喉絞め発音」になってしまいます。

それは、喉仏を下げる「引き下げ筋」の筋力が足りないからです。

この喉仏が非常に重要で、地声(チェストボイス)もそうですが、裏声(ファルセット)や、この後でてくるヘッドボイスやミックスボイスも喉仏の位置はほとんど変わりません。

この喉仏が上がってしまうと、「喉絞め発音」になってしまいます。

なので、チェストボイスを鍛えるということは、「引き下げ筋」も鍛えることになるので、これまた音域がグンッ!とアップします。

引き下げ筋を効果的に鍛える発音は、あくびの時の声で上の音源に合わせて

「マママママ」
「グググググ」
「モモモモモ」
「バッバッバッ」
「ボッボッボッ」
「ガッガッガッ」
「ゴッゴッゴッ」

と発音します。
この練習で、引き下げ筋が鍛えられ、高音をだしても喉仏が上に上がりにくくなるので、喉絞め発音になりにくくなります。

最後にもう一度書きます。 喉仏は地声でも裏声でも一定の位置で下げたまま歌うのがコツです!

地声の張り上げ高音はダメ!

ここで注意してほしいのが、高音になるにつれ、声のボリュームが大きくなっていく人に結構多いのが、お腹の力を使って高音を無理やりだす、張り上げ発音。

チェストボイスの張り上げが癖になってしまうと、ヘッドボイスやミドルボイスに上手く繋げるのが難しくなってくるので、一定の音量で歌えるように練習しましょう。

すでに、張り上げ発音が癖になっている人は以下の方法で改善してみてください。

1:口を閉じて鼻をつまみます。

2:その状態で「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ」と発音してみてください。

こうすると、息の出口を無くすことで必要最低限の息の量で発声するしかできなくなり、結果最適な息の量を見つける助けになります。

▼ヘッドボイスを出そう!▼

ヘッドボイスは、裏声の一種で、「息漏れの無い裏声」のことを言います。

裏声には二種類あり、前に説明した「息漏れのある裏声(ファルセット)」と「息漏れの無い裏声(ヘッドボイス)」です。

わかりやすく書くと

フクロウの泣き声「ホーホー」がファルセット

狼の泣き声「ワオーン」がヘッドボイス

になります。

文じゃわかんないよって人は、動画を見て比べてみてください。

息漏れの無い裏声(ヘッドボイス)

この曲の高音部分がほとんどヘッドボイスです。

▼ヘッドボイスの練習方法▼

ヘッドボイスの練習方法を裏声の所にもってこなかったのは、ボイトレである程度筋肉が発達すると自然にできる場合が多いので、後のほうにヘッドボイスの練習方法を持ってきました。

さて、ヘッドボイスの出し方(練習方法)ですが、チェストボイスの練習でもやったあくび声の出しかたで、裏声を出すのが、ヘッドボイスの出し方です。

一番出しやすいのが、狼の鳴き声のマネです。
あくび声の喉の形で、狼の「ワオーン」という泣き声を裏声でやってみてください。それが、ヘッドボイスです。

できない!って人は、ヘッドボイスを簡単に出す方法があるので、試してみてください。

1.非常にゆっくりした息吐きトレーニングを行い、出来れば30秒以上は伸ばせるようにする

2.チェストのロングトーンを、息吐きトレーニングの7~8割ほど伸ばせるようにする

3.高い裏声を低くしていき、換声点を過ぎてチェストになった瞬間すぐまた音を上げて裏声に切り替える

ここの3.が上手く行くと、換声点を通り過ぎて裏声に切り替わった瞬間にヘッドボイスになるらしいです。
なお、高い裏声→地声→すぐ裏声と言う流れが重要らしく、それでもだめなら、輪状甲状筋や引き下げ筋が鍛えられてないということなので、「息漏れのある裏声(ファルセット)」の練習や喉仏を下げる練習をして輪状甲状筋と引き下げ筋を鍛えると、自然にできるようになっていると思います。

▼ヘッドボイスには二種類ある??▼

ヘッドボイスは大きく分けて二種類あります。

①声帯の伸展を大きく効かせた柔らかめのヘッドボイス
もののけ姫やオペラでよくつかわれるのもこの発声である。
伸展の力が閉鎖より強いとこうなりやすい。
「芯のある裏声」といわれることも。

②声帯の閉鎖を大きく聴かせた鋭いヘッドボイス
B'zやX JAPAN、jam project、海外のメタルなどに多くつかわれる。
強い閉鎖筋の作用で地声っぽく聞こえるのが特徴。
たいていの人が目指すのもこちらのヘッドボイスである。

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