サヨナラ超音痴!カラオケで「プロみたい」と言われるようになったボイトレ方法まとめ

音痴で悩む方にとって、カラオケは拷問以外の何物でもないですよね。会社の付き合いとかだとなかなか断れないし、かといって歌うのなんて絶対イヤだし、もう気分は憂鬱…。そんなあなたに、「プロみたい!」と言われるようになるボイトレ方法を伝授しちゃいます!音痴は治せるってわかったら、ちょっとは気持ちもラクになりますよね。これまでカラオケを拒否し続けてきたあなた、もしかしたら今日からマイクが手放せなくなるかも!?

▼これさえ出来れば怖いものなし!ミックスボイスを出そう!▼

出典: ameblo.jp

皆さんは、歌っている最中、高音の限界がくると裏返ったり、裏声に切り替えたりしてませんか?

皆さんもご存知の通り、地声で発音できる音域には限界がありますし、地声に近い音量で裏声を出せて、その裏声に切り替えても「裏声に切り替わった!」ってわかってしまうと思います。

地声の限界がきて、裏声に切り替わる場所を「喚声点」と言います。

この「喚声点」をなくすことができれば、地声から裏声まで、自由自在に歌うことが出来ます。

そこで今から紹介する「ミックスボイス」を使えば「喚声点」をなくすことができるんです!!

「ミックスボイス」とは、地声と裏声の間にある声で、「地声と裏声が混ざった声」と思ってもらってかまいません。

このミックスボイスを使えるようになれば、地声と裏声の境界線がなくなり、地声から裏声まですべての声が一つに繋がって聞こえるので、地声から裏声があなたの使える音域になるわけですね。

上の動画の人は、チェストボイス→ミックスボイス→ヘッドボイス→ミックスボイス→チェストボイス という感じで、出しています。

▼ミックスボイスを出すには!▼

ミックスボイスは、練習して習得するというより、コツを掴んで発音する感じです。

もちろんミックスボイスを習得するのには、腹式呼吸、正しい発音方法、ある程度鍛えられた喉周りの筋肉や、ヘッドボイスが出来てないと、できないといってもいいです。
逆に、上記のような基本的なことが出来ている人であれば、一週間で出来る人もいるし、無意識にできてる人もいますし、一ヶ月以上かかる人もいます。

自分が知っている限りのミックスボイスのコツの掴み方を↓に書きたいと思います。

1:ミックスボイスを出す時の感覚としては、地声と裏声を混ぜる感じで、地声の響きが喉の奥で裏声の響きが鼻の辺りに音が響く感じです。

2:裏声で低音出す練習をします。(そのうち裏声の喉の形なんだけど、地声と同じ声が出る感覚を掴めるので、そこからミックスボイスになるように調節していきます。)

3:息漏れのある裏声に地声を混ぜる(乗っける)感じ。

4:上半身の力は腹以外脱力

5:裏声でエッジボイスをする(裏声エッジの発音がミックスボイスを出している時の発音に一番近いから)

7:腹から口までを一つの筒のように考える

8:声を腹から発生させる(イメージが大事)

9:腹から出てきた声が大きく膨らませた胸を通る。広げた空洞内を声が共鳴して響くイメージ

10:同じく、あくびをした時のように大きく広げた喉に声を響かせながら通す

11:胸から喉までの筒は大きく広がっていて、その中を腹から出た声が反響しながら通過するイメージ

12:最後の通過点、声帯の開け閉めにて低音から高音まで、出す高さに合わせて調整

13:高音になればなるほど意識を下へ下へ。顔の向きも高音になればなるほど下を向く

14:しかし、声の出る方向は頭の上から突き抜ける感じ

15:高音部で声が張り上げにならないように出来るだけ優しく声を出す

16:声量は腹からの息の量で調整する。喉や胸で声量を稼ごうとしない

17: 無理、できないと思わない。

上のように文だけじゃ、感覚を掴むことが出来ないって人は、人気で効果があると有名な「YUBAメゾット」という本がCD付きでミックスボイスの感覚を掴みやすい内容になっているので、おすすめです。

本を買うお金が無い!って人は、「YUBAメゾット」のCDと同じような内容の曲がJOYSOUNDの「カラオケ前3分間のど鳴らし男声編(弓場徹)」という名前で入っているので、そちらでミックスの感覚を掴む練習をしてみてください。

▼ミックスボイスにも種類がある?▼

・地声型…正しいチェストボイスの延長とも言われる、太くストレートな基本形ミックス。
基本的に音色はチェスト風味であり、音域は個人差があるが多くのプロが当たり前に使用。
発現者例:hyde、田中昌之、ゆず、秦、モトモリ、他多数

・金属型…伸展に鋭い閉鎖をかけることで攻撃的な音色を生み出すロックミックス。
ヘッド成分が強いのが特徴で、音色バランスがかなり高音に寄っている。
発現者例:TOSHI、稲葉浩志、等

・削減型…プロでも限られ、才ある人間にしか宿らないと言われる繊細なミックス。
声帯を擬似的に短くすることで中低音から高域にかけて、か細く中性的な声質を実現。
この中でも個人差はあり、声帯削減率によって声質の変化率も変わる。
全体的に裏声の音色が強いので、ただ単に閉鎖が緩いだけと勘違いされやすい。
発現者例:小田和正、草野マサムネ、徳永英明、トム

▼ビブラートを掛けよう!▼

プロみたいにビブラートをかけて、気持ちよく歌ってみたいですよね。

ビブラートは、コツさえ掴めば意外と簡単にでるんです。

下の動画を使って、ロングトーンで歌っている状態から、「↑↓↑↓↑↓」と音程を上げ下げして好きな母音でやってみましょう。

vibrato1

vibrato5まであるので出来るところまでやってみましょう。

上の動画に合わせてすらできないや!ハハッ! って人は以下の方法でビブラートの感覚を掴んでみてください。

1ハッ ハッ ハッ ハッ という犬のハァハァを高速でできるようになるまでハッ ハッする。

2 1ができるようになったら「あー」というロングトーンを腹筋を徐々にへこませつつ
声を出すようにする。

3 これができるようになったら上のビブラート練習動画で出来るかどうかチェックする。

▼声を響かせていい声で歌おう▼

いい声とはどうやって作るのか?

よい声を作るには、胸より上の上半身をリラックスさせ、喉絞めや張り上げが取れ、確り発声が基本なのは前にも何回も書きました。

音には基音・倍音があり、 響きが一箇所に集中すると基音ばかりが目立ち篭った音に聴こえます。
胸、喉、口腔、鼻腔を使い響きを出せると倍音が増え、ピアノの他弦の共鳴の様に心地良い音になります。

ようするに、声を響かせて外人のような深みのある低音で、抜けるような心地の良い高音にしましょうってことです。

▼声の響かせ方▼

【頭部に響く高音】

高音で頭部に響かせるには、まず声帯が確り引っ張られ、細かい声帯の開閉周波により発生する響きを得なければなりません。
割れや雑音又は篭りの多い高音(響きの少ない乾いた高音)では頭部に響き難いです。
通常からエッジボイスを始め、高音や裏声のエッジボイスも確りこなすと、高音時の確りした響きを得る事が出来ます。
その後、頭全体に響かせるのに大事な事は、鼻腔が響かなければなりません。
その感覚を掴む為には高音ハミングや裏声ハミングが良いと思います。
何となく鼻上部の裏辺りに響きを感じる様になったらその感覚を覚え、次に口を縦に大きめに開き
上前歯の裏(付け根)に声を当てる様に発声すると、口腔だけでなく鼻腔や頭部に響きが達する様になります。
頭の天辺に響かせたい場合は、もっと大袈裟に硬口蓋(上顎)に向かって声を発声する意識にすると良いです。

【胸部に響く低音】

これは男性実声(チェスト・胸声)を鍛える訓練ですが、先ずは中低音域からの胸の響きを練習して行きましょう。
先ず発声が自分の中低音域に入ったら下前歯に的を作り、そこに当てる様に発声すると、胸上部から中程に響きを得る筈です。
低音に進むに連れその発声の的を舌の中程に移して行くと、響きが更に胸の下の鳩尾の方に迄届く様になります。
始めの内は、胸に手の平を当てて発声の響きを確認すると良いでしょう。
確りした低音の胸の共鳴が得られる様になると、自然と鼻腔等複数共鳴が得られる様になり、更に響きが増大して行きます。

【各音域をスムーズに発声する】

低音は鳩尾辺りに響かせ音階が上がるにつれ響く位置が段々胸(人により背中)の方を通り上げて行き
中音で胸上部から喉の下辺りから後頭部へそして鼻腔共鳴から高音で頭のてっぺんに持っていくと良いです。
響きや意識の移動はニュアンスで中々難しいと思いますので、最初の内は片手を音程に合わせ上下させるとやり易いです。

▼滑舌をよくしよう!!▼

どんなに歌が上手くても、どんなに感情を込めて歌っても、滑舌が悪く歌詞が聞き取れなかった台無しです。

そうならないためにも「滑舌トレーニング」をおこないましょう。

その前に、高音のみ滑舌が悪くなる方がいると思います。そんな方は、以下が原因の可能性が高いです。

口や喉を大きく開き、高音になるにつれ滑舌が悪くなる人に多いのは、喉ひらこうって意識するあまり「横に開く」状態になって舌(主に舌根)に力入ってスムースに発音できなくなってるだけなので、喉は「縦に開」開くように意識すると、滑舌がよくなるでしょう。

もう一つは、喉に力が入っているため、滑舌が悪くなっているパターンです。これは、脱力を意識するしかないので、エリック先生のストレッチをやりまくりましょう。

▼滑舌をよくするトレーニング▼

下の動画の「あめんぼの歌」を読んでみましょう。
この詩には、50音全ての文字が含まれているので、50音まんべんなく滑舌のトレーニングができると同時に、どの言葉が苦手なのかも確認できるので、非常に効果的な滑舌トレーニングです。

Japanese pronounciation(online): Tongue twister

動画じゃめんどくさい!って人は、「あめんぼの歌」で検索してみてください。

次は、これ以上効果的な滑舌トレーニングはないんじゃなかと思うぐらい難易度の高い滑舌トレーニングがあります。

「外郎売」という歌舞伎十八番の1つです。

この「外郎売」は、声優、俳優、アナウンサーなど、声や言葉を職業とする人たちが、発声・発音・アーティキュレーションのトレーニングに使っています。

めちゃくちゃ難しいので、最初はゆっくりでいいので、最後まで読んでみてください。毎日やったらきっと出来るはずです!

これさえ出来れば、滑舌はほぼ完璧でしょう。

www.d7.dion.ne.jp

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