ゴーストバスターズ(MSX・FC)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴーストバスターズ』(MSX・FC)とは、1984年公開の同名映画を題材にしたアクションゲーム。MSXなどのパソコン用ゲームが発売され、1986年にファミリーコンピュータに移植された。全体マップで映画ロゴを操作し、ゴーストを捕獲して資金を稼ぐ。しかし、移動の度に挿入される単調なレース、不親切な説明、進行不能に近いバグや文字化けしたエンディングなど問題点が多く、「もはやゲームになっていない」と酷評された。「クソゲー」の代表格として語り継がれている。

ビルの22階を突破すると、屋上での最終決戦が開始される。画面は上下2分割のトップビュー・シューティング形式となる。

上画面(ゴーザ戦)

テラードッグの攻撃を回避しながら、中央のゴーザを撃破すればゲームクリアとなる。前ステージを突破した人数が多いほど、攻撃力が高くなる。

下画面(マシュマロマン)

巨大なマシュマロマンがビルを登ってくる。彼が屋上に到達した時点でゲームオーバーとなる。PK ENERGYの蓄積量が多いほど、マシュマロマンの開始地点が屋上に近くなる仕様となっている。

『ゴーストバスターズ』(MSX・FC)の登場人物・キャラクター

原作のゴーストバスターズは4人だが、本作にはウィンストンを除く3人しか登場しない。

ゴーストバスターズ

ピーター・ヴェンクマン

心理学・超心理学の博士。女性に甘く軽薄な性格で、当初は超常現象を信じていなかったが、大学解雇を機に金儲けのためにゴーストバスターズ設立を決意する。
本作では、プレイヤーが操作するバスターズの1人として登場。ZUULビル階段ステージでは、ゴーストとの接触に耐えながら屋上を目指すこととなる。

レイモンド・スタンツ

通称「レイ」。超常現象に関する知識が豊富で、実家を担保に開業資金を調達した情熱家。一方で、メンバーの中で最も臆病な一面も持つ。
本作のシステム上、彼が子供の頃から好物だった「マシュマロ」が原因で、最終決戦では巨大化したマシュマロマンがZUULビルを登ってプレイヤーを追い詰めることとなる。

イゴン・スペングラー

理論派の科学者で、ゴースト捕獲装置やプロトンパックなどの全装備を開発した天才。常に冷静沈着な堅物。
本作においても、彼が開発した「CAPTURE BEAM」や「TRAP」を駆使してゴーストを捕獲し、資金を稼ぐことがゲームの基本サイクルとなっている。

『ゴーストバスターズ』(MSX・FC)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

理不尽なまでに高い難易度

このゲームはゴーストの潜んでいる建物まで車をドライブして移動するが、その難易度が理不尽なまでに高い。基本的には縦にスクロールする画面を上に向かって車を走らせていくのだが、プレイヤーを邪魔するかのように飲酒運転の車がメテオアタックをかましてくる。そうそうかわせるものではなく、これに万が一ぶつかってしまうと、お金を一気に数百ドル没収されてしまい金欠に陥る(お金がないとゴーストを捕獲するためのアイテムが買えない)。また車を加速させることも可能だが、余計に敵にぶつかりやすくなる。しかし、自車には制限時間と共に減少するガソリンが設定されており、モタモタしているとガス欠になってしまう。このことから加速が必要不可欠なのだが、そうすると敵にぶつかる→金欠のコンボが待ち受けているのでクリアは至難の技。どっちにしろ八方塞がりなのである。

ビルの頂上までボタン連打で駆け上がる地獄のアクションゲーム

ドライビングに成功し、ビルに進入したプレイヤーを待ち受けるのは、ビルの頂上まで駆け上がるアクションゲームである。しかも移動は徒歩なので、操作としてはボタン連打となる。間違いなく指が壊れるため、連射パッドがない人は地獄を見ることになるだろう。
それに加えて道中にはお邪魔ゴーストが行く手を阻んでくる。ただでさえ操作キャラクターの移動速度が遅く苛立つのに、さらにイライラすること間違いなしである。

エンディングメッセージが正しく表示されず黒地の画面に「りり」と表示されるバグ

ビルの頂上までたどり着き、映画にも登場したラスボスを倒す(ここの出来は比較的マシ)と、衝撃のエンディングが待ち受ける。END画面に表示されるのはなんと「りり」。平仮名2文字だけである。
これには辛抱強く、鋼の心でクリアしたプレイヤーも怒り心頭だろう。実はこれ、ファミマガという雑誌で行われた企画で使うプレゼントキーワードなのである。しかしこの企画は誌面で宣伝こそはされていたものの、それ以外ではまったく告知されていなかった。この企画を知らないプレイヤーからすれば意味不明である。

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