【クトゥルフ神話】不思議な世界観?登場する神格一覧【入門編】

神話といえば、ギリシャ神話やローマ神話、北欧神話などが有名ですよね。これ以外にも、クトゥルフ神話というものがあります。これは20世紀にアメリカで創作された架空の神話で、その独特で不思議な世界観が一部のマニアの間で人気を呼んでいます。この記事では、クトゥルフ神話に登場する神格についてまとめました。

■ガタノトーア(Ghatanothoa)

クトゥルフ神話に登場する架空の神性。

ユゴス星の生物が崇拝し、彼らと共に地球にやって来た。
原始ムー大陸で20万年前から確認されているとされる。

姿を一目見たものは肌が石化してしまうが、脳だけは半永久的に生き続ける。

キャバット考古学博物館館長リチャード・H・ジョンスン博士の手記によれば
「巨大で、触腕があり、象のような長い鼻が備わり、蛸の目を持ち、なかば不定形で、可塑性があり、鱗と皺に覆われている」
とされる。

■ムナガラー(M'nagalah)

クトゥルフ神話に登場する架空の神性。

「クトゥルーの右腕」、かつて地球に大陸がゴンドワナ大陸一つであった頃、ただ一つの海であったテティス海の支配者だったと言う。

触手を備えた肉塊のような姿。
女神カソグサの落とし仔に似ているとも言われる。

別名「テティスの支配者」。

出典: dc.wikia.com

■モルディギアン(Mordiggian)

クトゥルフ神話に登場する架空の神性。

食屍鬼の頂点に君臨し、食屍鬼からは神として崇められていた旧支配者の一員。

現在はモルディギアンを崇める崇拝者はごく少数。

姿形は自由に姿を変更できるとされている。
黒色で芋虫のような円柱型で目を開けられないほどのまぶしさを放っている姿であると言及されている。
顔については目がなく、手足もない姿であるとも言われている。

出典: www.gwthomas.org

■ファロール(Pharol)

クトゥルフ神話に登場する架空の神性。旧支配者の一柱。

呼称は「暗黒のファロール(ブラック・ファロール)」

一部の迷信深い金星人達の原始的な信仰対象として言及し、金星人たちの言葉に登場する。

太古、ファロールを頂点として太陽系に君臨していた三神のうち配下となる二神。
性質及び姿は不明。

出典: www.lindwurm.jp

■ラーン=テゴス(RHAN-TEGOTH)

クトゥルフ神話に登場する架空の神性。

複雑怪奇な姿をしている。
先がハサミ状の六本の足に丸い胴体、その上に丸い頭部があり三つの魚のような目、長い鼻がある。
鰓を備え全身を覆う毛と思しきものは実は触手で先端に吸盤があり、そこから血を吸う。

■ルリム・シャイコース(Rlim Shaikorth)

クトゥルフ神話に登場する架空の神性。

巨大な氷山「イイーキルス」に乗ってやってきたといわれる巨大な白蛆の形をした邪神。
氷の円盤に鎮座する全智の存在である。

白い光を放射し、世界を滅ぼそうとしている。
姿は太った白蛆に似ていて、その全身はゾウアザラシよりも大きいとされている。

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@Tori870u2

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