【クトゥルフ神話】不思議な世界観?登場する神格一覧【入門編】

神話といえば、ギリシャ神話やローマ神話、北欧神話などが有名ですよね。これ以外にも、クトゥルフ神話というものがあります。これは20世紀にアメリカで創作された架空の神話で、その独特で不思議な世界観が一部のマニアの間で人気を呼んでいます。この記事では、クトゥルフ神話に登場する神格についてまとめました。

■ダゴン(Dagon)

クトゥルフ神話では旧支配者クトゥルフに仕える従者(小神、従属神)。

巨大で下半身は退化して魚のような鰭があると描かれる。
何万年も生きる。

旧約聖書の中ではイスラエル人と敵対したペリシテ人の崇拝した神と悪神扱いされた。
ダゴンは邪悪な神ではなかったはずだが、ユダヤ教で悪神とされ、ユダヤ教から発生したキリスト教でも同様に扱いを受けたことから悪神として定着し、さらにクトゥルフ神話に取り入れられることになった。

出典: ja.wikipedia.org

■ツァトゥグ(Tsathoggua)

クトゥルフ神話に登場する架空の神性。
人間よりはるかに強大な力を持った神。

人類以前に地上で繁栄していたヘビ人間や有史以前の亜人間たちに崇拝されていたとされる。

巨大な腹部とヒキガエルに似た頭部を持ち、口からは舌を突き出し、半ばまぶたが閉じられた眠たげな目をしている。
体色は黒く、体表は短く柔らかな毛で覆われ、コウモリとナマケモノの両者の姿を連想させるとされる。

出典: markferrari.com

■ハスター(Hastur)

クトゥルフ神話などに登場する架空の存在の名称。神、人、土地などを指す名称として用いられている。
四大元素の「風(大気)」に結び付けられる。
どのような姿であるかの詳細は不明である。

本体とは別の姿(化身)として現れることがある。

■ゴル=ゴロス(Gol-goroth)

架空の怪物。クトゥルフ神話の神として、旧支配者の一柱に数えられる。
神々の中ではもっとも強大であるという。

ヒキガエルのような姿をしていると見なされることが多い。

出典: www.fotolog.com

■アイホート(Eihort)

クトゥルフ神話の神性。

地下の迷路に潜む神とされる。

迷い込んだ人間は殺されるか、アイホートの子供を宿すかの選択を迫るが、どちらにせよ死は免れる事は出来ない。
子は小さな蜘蛛じみた姿をしており、一度に沢山の子供達が一人の人間の体内で成長し、最後はその人間を食い破って出て来る。

出典: www.sarkomand.de

■グラーキ(Glaaki)

クトゥルフ神話の神性。
ブリチェスターの近くの湖の中に棲んでいる旧支配者。

外見は蛞蝓に似ており、顔から伸びた3本の茎状組織の先端に目がある。
体はピラミッド上の突起で覆われて背中からは金属の刺が伸びている。

隕石と共に移動する事が可能。

人間を触手の先端で刺して血液に化学物質を注入して刺された者は死にゾンビとなって奴隷化する。
ゾンビは60年経つと急速な腐敗が起きる。

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