【クトゥルフ神話】不思議な世界観?登場する神格一覧【入門編】

神話といえば、ギリシャ神話やローマ神話、北欧神話などが有名ですよね。これ以外にも、クトゥルフ神話というものがあります。これは20世紀にアメリカで創作された架空の神話で、その独特で不思議な世界観が一部のマニアの間で人気を呼んでいます。この記事では、クトゥルフ神話に登場する神格についてまとめました。

~クトゥルフ神話とは~

出典: ja.wikipedia.org

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト氏

1890年8月20日 - 1937年3月15日
アメリカ合衆国の小説家、詩人。

ラヴクラフトの死後、彼の小説世界は、友人のオーガスト・ダーレスによりダーレス独自の善悪二元論的解釈とともに体系化され、クトゥルフ神話として発表された。

クトゥルフ神話に描いた恐怖は、彼自身の恐怖感に由来していると考えられてきた。
彼の作品には、自身の家系から来る遺伝的な狂気への恐怖、退行、悪夢などいくつかの共通したモチーフが見られる。

クトゥルフ神話(Cthulhu Mythos)とは、米国の怪奇・幻想小説家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの小説群を元にした、架空の神話体系である。

「遥か太古に外宇宙の彼方より飛来し、この地球に君臨していた旧支配者と呼ばれるおぞましき存在が現代に蘇る」
というモチーフを主体としている。

出典: dic.nicovideo.jp

太古に地球を支配していたが現在は地上から姿を消している、強大な力を持つ恐るべき異形のものども(旧支配者)が現代に蘇るというモチーフを主体とする。
中でも、旧支配者の一柱であり、彼らの司祭役を務めているともされる、太平洋の底で眠っているという、タコやイカに似た頭部を持つ軟体動物を巨人にしたようなクトゥルフは有名である。

出典: ja.wikipedia.org

~クトゥルフ神話の神格一覧~

↓『クトゥルフ神話』に登場する架空の神格覧↓

○旧支配者○

かつて地上を支配していたと設定されている太古の神々。

■クトゥルフ(Cthulhu)

クトゥルフ神話などに登場する架空の神性、あるいは宇宙生物。

旧支配者の一柱で、「水」を象徴している。「風」の象徴である。

一般には、タコに似た頭部、イカのような触腕を無数に生やした顔、巨大な鉤爪のある手足。
ぬらぬらした鱗に覆われた山のように大きなゴム状の身体、背にはコウモリのような細い翼を持った姿をしているとされる。

出典: blog.livedoor.jp

出典: ja.wikipedia.org

■イグ(Yig)

クトゥルフ神話の架空の神性。
蛇の神で、あらゆる蛇族の父と言われる。

ラヴクラフトの作品としては珍しく、イグ自身は姿を現さず、外見は不明。
ムー大陸、地底王国クン・ヤンで崇拝されていた。

■クトゥグア(Cthugha)

クトゥルフ神話に登場する架空の神格。

旧支配者に分類される神であり、顕現の際は「生ける炎」の姿をとる。

ナイアーラトテップの天敵であるとさる。
かつて地球上に召喚された際にはクトゥグアはナイアーラトテップの地球上の拠点であるンガイの森を焼き尽くした。

出典: villains.wikia.com

出典: villains.wikia.com

■シアエガ(Cyaegha)

クトゥルフ神話などに登場する架空の神性。洞窟と暗黒の神。

何世紀もの間眠り続けている旧支配者。
目覚めるとシアエガの復讐が始まる。
外見の特徴は1つの赤い目玉が中央にある巨大な黒い触手の塊。

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