Fallout: New Vegas(フォールアウト: ニューベガス)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fallout: New Vegas』とは、ベセスダ・ソフトワークスより2010年に発売されたRPG。Falloutシリーズ4作目にして『Fallout 3』のスピンオフ。核戦争後の荒廃したアメリカを舞台にしたオープンワールド・アクションRPGである。主人公はある荷物を運搬中に何者かに襲われ、頭を銃で撃たれて埋められてしまう。助けられた主人公は、襲った人間への復讐と、荷物が何だったのか確かめるため、荒廃した世界を旅することになる。マルチエンディングで、クエストは100以上と楽しめる作品。

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『Fallout: New Vegas』(フォールアウト: ニューベガス)の概要

『Fallout: New Vegas』(フォールアウト: ニューベガス)とは、ベセスダ・ソフトワークスより2010年に発売されたゲームソフト。日本では2010年11月4日にXbox 360およびPlayStation 3で発売された。Falloutシリーズ4作目にしてFallout 3のスピンオフ作品である。
作品の舞台は、2281年(前作から4年後)のアメリカ南西部・ラスベガスを中心とする砂漠地帯、モハビ・ウェイストランド一帯である。
主人公はある荷物を運搬中に何者かに襲われ、頭を銃で撃たれて埋められてしまう。助けられた主人公は、襲った人間への復讐と、荷物が何だったのか確かめるため、荒廃した世界を旅することになる。

前作とのストーリーでの繋がりはないが、至る所に過去のシリーズからの引用が多く見られ、前作プレイヤーに向けての要素が散りばめられている。
また、今作は街によって善悪のカルマがあり、その街で暴れすぎると見つかった瞬間即攻撃されることもある。マルチエンディング多数で、クエストは100以上と楽しめる要素満載である。

『Fallout: New Vegas』(フォールアウト: ニューベガス)のあらすじ・ストーリー

記憶を無くした主人公

2281年、かつてネバダ州と呼ばれた「モハビ・ウェイストランド」が舞台である。かつて核戦争が勃発したことから、ウェイストランドの土地は荒廃しており、法律も無く、荒れ狂う集団が住まう砂漠地帯となっていた。
物語は、主人公が中央部の街、グッドスプリングスで目覚めるところから始まる。主人公は記憶を失っていたが、数日前の夜、とある運びの仕事中に小洒落たスーツの男に銃で頭を撃たれた。しかし、セキュリトロンと呼ばれるロボットのヴィクターに助けられ、一命を取り留めていたことが、介抱した医者の話によって判明。
この日より、主人公は、依頼品を強奪した男への復讐と、自身が運んでいた品物がなんだったのかを確かめるため、放浪の旅を始める。

旅を進める中で、主人公はモハビ・ウェイストランドの支配権を巡る巨大な勢力争いに巻き込まれていく。西海岸を治める大国新カリフォルニア共和国(NCR)と、彼らと対立する軍事独裁国家シーザー・リージョン。そして、ニューベガスのカジノ群を拠点とし、Mr.ハウスを中心として裏社会を牛耳るカジノファミリーたち。
主人公は、これら三つ巴の勢力が、大規模エネルギー施設であるフーバーダムの支配を巡って繰り広げる泥沼の争いの中で、モハビの未来を左右する自身の運命を決定していくことになる。

『Fallout: New Vegas』(フォールアウト: ニューベガス)のゲームシステム

S.P.E.C.I.A.L.で個性あるキャラを作成

キャラメイクと同時にスキル、筋力、知能、幸運などに割り振ることができ、交渉を上手く生かした旅をしたり戦闘特化に振り分けたり、コンピューターへのハッキングに優れた主人公にすることもできる。
レベルが上がると、交渉、鍵開け、銃火器のスキルや、さまざまな特殊なスキルが取得できるため、プレイ方針によって適したスキルを習得してFalloutの世界を生き抜く術を見つけよう。

ストーリーの最初は、鍵空けと拳銃スキルがあれば生きていけるだろう。レベルアップ後、取得できるスキルが豊富に用意されている。
お店での値段が安くなったり、アイテムドロップが多くなったり、動物系のクリーチャーが攻撃しなくなったり、「カニバリズム」になるスキルも存在しいている。なお、「カニバリズム」は人目に着く場所で行うとカルマが下がり、嫌われる。

難易度には「ハードコアモード」が存在しており、水分、食事摂取や睡眠を怠ると死ぬモードである。弾薬にも重量が存在するようになり、回復も時間性になり、重症の場合は医者に行かなければ回復しないようになる。
初心者はオフ推奨だが、難易度はいつでも変えられる。

FPSが苦手でも安心のV.A.T.S.モード

主人公が装備しているPip-boyには自動攻撃システムが付いており、頭、手足、胴体、武器を選択して攻撃ができる。各部位事に命中率等があるので必ず当たるわけではないが、V.A.T.S.使用中は相手も動かない。ただし、こちらも回復などが出来ないため、一旦回復をしてからV.A.T.S.を使用しよう。
たとえば、敵が強力な武器を手にしている場合、V.A.T.S.を使用して先に武器を狙い壊すことが出来る。ただし、アイテム入手の際にその武器は壊れてしまっているため、欲しい武器であれば注意が必要だ。

『Fallout: New Vegas』(フォールアウト: ニューベガス)の登場人物・キャラクター

主人公

主人公/モハビの運び屋(the Courier)

主要キャラクター

本作の主人公。『Fallout 2』と同様、Vault出身ではない。スタート時点で、性別・名前・人種・容姿などをプレイヤー自身で設定できる。
モハビ・エクスプレスの運び屋だったが、依頼品であるプラチナチップをニューベガスに運ぶ最中に何者かによって襲撃され、埋葬される。他にも運び屋がいる中でなぜ主人公だけが狙われたのかは、後に明らかとなる。

ベニー(Benny)

CV:大橋隆昌

ニューベガスのストリップ地区にあるカジノ「The Tops」のオーナー。したたかな野心家。
とある目的により主人公からプラチナチップを強奪した人物で、主人公の最初のターゲットとなる。最終的に、敵対するか協力するかを問われる事になる。

ヴィクター(Victor)

CV:緒方賢一

全面核戦争前に、ロブコ社(RobCo Industries)が製造した「セキュリトロン」と呼ばれる警備ロボットの一体。グッドスプリングスで襲撃され、埋葬されていた主人公を救助した。
常に主人公を見守っているが、その理由は主人公が撃たれた理由にもつながっている。
その正体は、Mr.ハウスの分身にして意思代行者とも呼べる存在。

ニューベガス(New Vegas)

Mr.ハウス(Mr. House)

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