●あらすじ●
「私には小さい頃の記憶がない…」
幼い頃にいた朧月島。そこで行われる祭りの最中、神隠しにあった5人の少女。
10年後、その内2人が相次いで謎の死を遂げた。
残された内の2人は、友人の死の謎を解き明かすべく共に島へ向かった。
かすかに残る旋律と、仮面をつけて舞う女性の記憶を胸に、最後の1人:主人公流歌も島へと向かう。
失った記憶の先にあるものを確かめるために。
●内容紹介●
PS2で発表されたシリーズ3作品とは直接繋がっておらず、この作品からのプレイでも問題ない。
また、PS2のシリーズとは異なった赴きが随所に見られる。
操作キャラの年齢層は、シリーズで一番高い。
襲ってくる霊を「射影機」と呼ばれるカメラで撮って霊を封じ込めながら先へ進む、おなじみのスタイルの他、懐中電灯のような「霊石灯」という、光で霊にダメージを与えるというものも。
画像は、零シリーズには珍しいタイプの男性操作キャラ。
[Wii]零 ~月蝕の仮面~ PV
トレーラー動画
青白い夜の景色に、淡い黄色がかった光が美しい。
緩急のつけられた激しい動きの場面があるのも今作の特徴。
発売日:1999年
機種:PS
ジャンル:サイコ・ホラーADV
「一人は見た。
一人は感じた。
一人は信じた。」
●あらすじ●
陽見(ひるみ)市で囁かれる「人面ガラス」の噂。
噂を確かめるとこを口実に、中学生の少年ナオは、想いを寄せる相手クルミを犬の散歩に誘う。
強引についてきた幼馴染のサンゴと共に、3人と1匹は噂の舞台「鳥塚」へ。
鳥居の先へ進みたがらない愛犬メロスを水飲み場に繋ぎ、クルミとサンゴを残し、強がって1人塚へと向かうナオ。
するとそこに、人の顔を持つカラスが現れ囁いた。
「あと100日で、誰か死ぬ」
●内容紹介●
画像は実写ベースの360度パノラマビューの一部。
探索時のドットも、実写ベースで大変緻密。
平日は、学校・放課後・自宅(夜)の3部構成で1日が進む。
学校内にはびこる噂を集め、放課後の散歩でそれを検証するという流れ。
操作キャラは3人の中から指定が出来、誰を指定したかによって展開・クラスメイトの反応は異なる。
中学生ならではの休み時間の様子は、日が進むにつれ人間関係も様変わりしていく。
独特な進行だが、1つ目の噂は説明書にチュートリアルがあるので心強い。
優等生のナオ、霊感少女のクルミ、現実主義のサンゴの3人をうまく選択して噂を集めよう。
切なく懐かしく、心に残る作品。
PSone 夕闇通り探検隊 OP
オープニングムービー
実際にモデルになった場所の映像も垣間見ることが出来る。
ドット絵の人物も、役者を起用してドット絵に起こしていることがわかる。
■関連リンク:『夕闇通り探検隊公式攻略ガイド』 復刊リクエスト投票
www.fukkan.com
『夕闇通り探検隊公式攻略ガイド―あと100日で誰か死ぬ…』の復刊投票リクエストページ。
ゲーム本体同様価格高騰していますが、正規価格での復刊要望が出来ます。
他ゲームの攻略本なんかも実際に復刊されている実績あり。
簡単なユーザー登録(無料)で投票が可能なので、気になっている方は要望を出してみても損はない。
「トワイライトシンドローム」
発売日:1996年
機種:PS
ジャンル:アドベンチャー
「「怖いウワサ」の真相、覗いてみませんか?」
※前後編仕様
「探索編」:プロローグ~5話前篇収録
「究明編」:5話後編~最終話と予告収録
※「探索編」「究明編」をセットにした「スペシャル」は1998年に廉価版として発売された。
●あらすじ●
長い歴史を誇る雛城町。
木製の旧校舎をしたがえた、新たな校舎の建つ都立高校に通うユカリ・チサト・ミカの三人は、噂や流行りものの好きな後輩ミカの誘いで、町や学校の怖いウワサの真相を確かめに心霊スポットへと赴くことになる。
●内容詳細●
実写ベースのドット画面の横スクロール移動での探索がメイン。
1話ごとに探索や選択肢によって「大吉・中吉・凶」の三つの結末を迎える。中吉以上で次の話が解禁されるが、大吉でない場合真相は明かされない。
また、「フライトレベル」という恐怖メーターが存在し、ショッキングな場面に対峙すると蓄積されるので注意しよう。
現実主義的なユカリ、その幼馴染で霊感少女のチサト、好奇心旺盛で行動的な後輩ミカ。3人の人間模様も大きな魅力。
なお、この後続作品と言われているのが「夕闇通り探検隊」、パラレルワールドとして作られた続編が「ムーンライトシンドローム」だが、後者はかなり趣が異なる為要事前確認。
- トワイライトシンドローム~探索編~ [PS] -OP-
オープニングムービー。
メイン舞台でもある新校舎。
随所のイベントでは、ドット絵ではなくこのような場面も見られる。
発売日:2003年
機種:PS2(PS3アーカイブス配信中)
ジャンル:ホラーアクションADV、ステルス
「どうあがいても、絶望。」
●あらすじ●
三方を山に囲まれた閉じた村、羽生蛇村。
1976年8月2日の深夜、大規模な土砂災害が村を襲う。
それから27年後、独特の土着信仰や伝承を持つ村に興味を持った高校生・学者とその教え子・TVレポーターらが村を訪れた。
そんな中、村では27年前と同じように、とある“秘祭”の準備が進められる。
2003年8月3日0:00、赤い海からサイレンが鳴り響き、村は異界へと姿を変えた。
異界に迷い込んだ人間たちの群像劇が始まる。
●内容紹介●
息苦しさを覚えそうな、湿度の感じられる日本の寒村に小雨が降る情景が見事に表現されている。
登場人物たちは実在の役者を起用し、独特の陰影が不気味な雰囲気をさらに引き出してくれている。
ステージごとに操作キャラクターは異なり、物語を様々な角度から見ていくことになる。
多くのキャラクターは、一般的な日本人なので戦闘能力に長けてはいない。
特徴的なシステム「視界ジャック」を使い、敵の視界を盗み見て敵の動向を観察したり、自分が行くことのできない場所を見たりしながら活路を見出していく。
ps2 SIREN pv
トレーラー動画
湿度のある和製モダンホラーらしさが素晴らしい。
登場人物の人間性・抱える事情は様々。
発売日:2001年
機種:PS2、PS3(リマスター版)
ジャンル:ホラーADV
「全ての愛と罪が集まる街」
※マリアシナリオを追加した「最期の詩」は、2002年に完全版として発売された。
●あらすじ●
3年前に妻を病気で亡くしたジェイムスの元に、死んだはずの妻メアリーからの手紙が届く。
「思い出のあの場所であなたを待っている」
ありえないことと思いながら、思い出の詰まったサイレントヒルへと足を踏み入れる。
深い霧に包まれた無人の街の中、人を探して歩き回っている内、メアリーにそっくりなマリアと名乗る女性と出会う。
●内容詳細●
寂れた静かな霧に包まれた街の中で出会う相手は、皆どこか普通ではない。
妖しく汚らわしく美しい世界と、奇妙な人々の真実、ジェイムスの探す真実は、複雑に交錯し難解ながらに魅力的。
サイレントヒルシリーズの中、この作品のみ独立した異質なものになっている。
他のシリーズ作品とは、ストーリーに直接の関係はない。今作からのプレイでも問題なく進められる。
サイレントヒル2 -最期の詩-
サイレントヒルらしい、洋画のような洒落た演出。
生前のマリア、無人の街で出会う人々、霧に包まれた街をご堪能あれ。