[おすすめ] 現代サーフミュージックまとめ

1960年代初頭、サーフィンを中心にアメリカから発生したサーフミュージック。ザ・ビーチ・ボーイズ (The Beach Boys)が代表格に上がりますが、現在では元サーファーであるミュージシャンなども登場し、ジャンルの定義としては非常に幅広くなっている。今回は現代サーフミュージックのおすすめをいくつかご紹介します。

サーフミュージックとは?

1960年代初頭、ザ・ビーチ・ボーイズ (The Beach Boys) を筆頭に発展していった音楽ジャンル。当時はエレキサウンドが特徴的なジャンルではあったが、近年ではアコースティック・ギターを中心としたオーガニックなサウンドを作るアーティストの集まりというイメージが強い。中には、サーファー兼 ミュージシャンというアーティストも登場し、その定義は曖昧ではある。尚、現代サーフミュージックの代表格であり、第一人者というと、ジャック・ジョンソンが認知されている。

Jack Johnson

ジャック・ジョンソン (Jack Johnson) は、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島出身のシンガーソングライター。サーファー、映画監督としても活躍している。現代サーフミュージックシーンの火付け役でもある。彼自身も元サーファーであり、ハワイという土地感かアコースティック・ギターを中心とした柔らかいサウンドが特徴です。同じくサーファーでミュージシャンであるドノヴァン・フランケンレイターのデビュー作をプロデュースするなど、多方面でマルチな才能を発揮している。

Jack Johnson「You And Your Heart」

Jack Johnson「Upside Down」

G. Love & Special Sauce

G・ラヴ&スペシャル・ソース (G. Love & Special Sauce) は、アメリカ合衆国フィラデルフィア出身のオルタナティヴヒップホップバンド。ジャズやブルースといったものをベースにヒップホップを融合させた楽曲が特徴。グルーヴィーなバンドサウンドを基幹としつつも、楽曲によってはオーガニックなサウンドもあり、サーフミュージックシーンの一角として認知されている。ジャック・ジョンソンが主宰するブラッシュファイアー・レコーズのレーベルメイトでもある。

G. Love & Special Sauce「I-76」

G. Love & Special Sauce「Cold Beverage」

Donavon Frankenreiter

ドノヴァン・フランケンレイター (Donavon Frankenreiter) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のシンガーソングライター兼、サーファーである。ジャック・ジョンソンが主宰するブラッシュファイアー・レコーズからデビューしている。ジャック・ジョンソンの楽曲とは対照的に、エレキギターを使ったり等、よりロック色が強くハードなサウンドもある。

Donavon Frankenreiter「It Don't Matter」

Donavon Frankenreiter「Move By Yourself」

Tristan Prettyman

トリスタン・プリティマン (Tristan Prettyman) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のミュージシャン。サーフミュージックの女性シンガーと言えば彼女であり、女性版ジャック・ジョンソンとも呼ばれる。後にご紹介するJason Mrazとの交際でも有名であった。

Tristan Prettyman「Love Love Love」

Jason Mraz

ジェイソン・ムラーズ (Jason Mraz) は、アメリカ合衆国ヴァージニア州出身のシンガーソングライター。ポップソングをベースにしつつも、ソウル、ファンク、R&Bなど様々なジャンルを取り込むといった才能豊かな楽曲を作る。近年、オーガニックなサウンドに傾倒しており、その音楽性はジャック・ジョンソンを中心としたサーフミュージックシーンに通ずるものがある。

Jason Mraz「I'm Yours」

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