体操ザムライ(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『体操ザムライ』とは2020年10月から12月にかけて放送されたスポーツアニメ作品。21世紀初頭の日本を舞台に、元日本代表の体操選手・荒垣城太郎が様々な出会いを通して運命を変えていき、引退の危機から脱していく姿を描く。『ユーリ!!! on ice』や『ゾンビランドサガ』でも知られるMAPPAが制作を手掛け、クオリティの高い動きや演目のシーンは最大の見所である。ORANGE RANGEの楽曲「上海ハニー」がOPテーマとして使われるなど、当時流行っていたものが多く登場するのも特徴の1つとされる。

CV:本泉莉奈
城太郎の娘。小学4年生ながら荒垣家の家事を切り盛りするしっかり者だが、周りに気を遣いすぎるあまり1人で抱え込んでしまう傾向にある。レオとは映画好きで意気投合し、よく名シーンを再現したりしている。幼い頃に亡くなった母の事は今なお尊敬しており、やがて日中合同合宿で知り合ったキティ・チャンの言葉もあって、母と同じ女優への道を志すようになる。

荒垣マリ(あらがきマリ)

CV:田中敦子
城太郎の母で玲の祖母。池袋でスナックマリーを経営しており、常連客や周囲の人間にも一目置かれている。ぶっきらぼうだが優しさに溢れており、突然現れたレオの事も居候兼従業員として受け入れた。愛車は改造済みの軽自動車で、最終回では玲も乗せたままターボ機能を発動、レオのいる空港まで全速力かつ安全に向かうという高度なドライビングテクニックを見せた。

荒垣ビッグバード(あらがきビッグバード)

CV:山口勝平
荒垣家のペットである南米産の鳥。母を亡くして悲しむ玲を見かね、マリが知人からもらい受けてきた。名付け親は玲で、「BB」という愛称でも呼ばれている。当初は小さかったが、荒垣家で暮らすうちに名前通りの大きさに成長していった。食事は茹でたトウモロコシ以外に食べ残しも口にするなど食い意地が悪く、時折関西弁のような口調で話しかけてくるなど、色々と人間臭い。

荒垣知世(あらがきともよ)

CV:三石琴乃
城太郎の妻で玲の母。故人。生前は一世を風靡した女優であり、『オークVSくノ一』などで有名。

南野鉄男(みなみのてつお)

CV:梶裕貴
「日本体操界の救世主」「バンダナ王子」と呼ばれる体操選手。ストイックな性格でプライドも高く、気に入らない相手には食ってかかる激情家な一面もある。引退会見を台無しにした城太郎に勝負を挑んでくるなどライバル視しているが、最終回で彼を尊敬していた事が明らかになり、「アラガキ・マーク2」を決めて完全復活を果たす姿に涙を零していた。ちなみに極度の方向音痴であり、合宿最終日にはレオと一緒に迷子になっていた。

天草紀之(あまくさのりゆき)

CV:堀内賢雄
四つ葉スポーツ所属のコーチであり、城太郎にとっては長年支え続けてくれた師匠のような存在。選手達には常に厳しく指導する一方で内心思いやっており、練習熱心すぎる城太郎には特に目をかけていた。引退を取り消した件で一度はクラブから勘当するも、自分の至らなさを自覚して謝ってきた時は、改めて彼のコーチ役を引き受けた。娘がファンだというサッカー選手・ベッカムの髪型を真似したりと親バカな一面もあるが、娘の反応はイマイチらしい。

滝沢友樹(たきざわともき)

CV:吉野裕行
城太郎の後輩にあたる四つ葉スポーツ所属の体操選手。チャラ男のようなノリと見た目で、興奮するとラップ調になる癖がある。子供達の指導役も務めており、面倒見が良い事もあって若い選手からの人気は非常に高い。大会では平行棒の最高得点を叩き出し、その後の種目でも描写こそなかったものの安定した演技を見せ続け、決勝では城太郎と鉄男に次ぐ3位の成績を残した。

あゆ

CV:水樹奈々
スナックマリーにアルバイトとして働くガングロギャルの女子高生。玲の宿題を手伝ったり豊富な語彙力を披露したりと、意外にも頭の良さを窺わせる場面が多い。池袋にいる知り合いのギャルやカラーギャングと連絡し、家出した玲の捜索をしてもらえるなど顔も広い。普段からアプローチをかけてくる滝沢の事は雑にあしらっているが、平行棒の最高得点を叩き出した際は見直す素振りを見せた。

ブリトニー

3kokagawawa
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@3kokagawawa

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