Evil Nun(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Evil Nun』とは、スペインのゲームメーカーKeplerians(ケプレリアン)社によって開発・配信されている、基本無料の一人称視点3Dホラー・アドベンチャーゲームである。
サマーキャンプに訪れた主人公の少年は、老修道女によって連れ去られ、小学校に幽閉されてしまう。。校内には主人公を幽閉した老修道女が凶器を持ってうろついており、脱出しなければならない。プレイヤーは主人公を操作し、老修道女の追跡をかいくぐりながら小学校を抜け出す手だてを探索していく。対応機種はAndroid・iOS。

部屋に気球を描いた壁紙が貼られる。

『Evil Nun』の登場人物・キャラクター

主人公

画像は主人公が学校まで乗せられてきた車。親の車かどうかは定かでないが、かろうじて主人公の「個」の部分が感じられるゲーム中唯一のグラフィック。

イーグル小学校のサマーキャンプにやってきた子ども。
男の子なのか、女の子なのか不明(本ゲームは一人称視点である上、ムービーなどで主人公の姿が映される事もない)。

ただ、時折洗濯物を取りに来る車のドライバーの女性が、主人公を見つけると悲鳴をあげて逃げていくので、外見になにがしかの変化を起こしている可能性はある(無事エンディングを迎えても、主人公の異変が起きていたという事は語られないため、定かではない)。

老修道女

邪悪な老修道女。
子ども達を次々にイーグル小学校に幽閉し、洗濯業務に就かせるほか悪魔召還の儀式を行っている。
その目的や背景は一切ゲーム内では語られず不明。

モノを倒す、ドアを開閉するなどの物音に反応して、主人公のいる地点へ猛然と走り寄ってくる。
見つかると「バーン」という効果音と共に追跡をはじめ、主人公を殴り倒すか、見失うまで襲いかかってくる。

拉致した子どもには、ホッケーマスクのようなものをかぶせている。
それを付けた子どもには暴力は振るわない模様だが、幽閉された子ども達の誰かが書いたと思われる文章によれば「愛とはなにかを知らない」ようだ。

幽閉された子ども達

主人公より先にイーグル小学校に幽閉されていた子ども達。

何人もおり、年齢、性別はバラバラ。全員がなぜかホッケーマスクのようなものを顔に取り付けられ、衣類の洗濯をさせられている。
喋る事もないため会話する事はできない。
ただ、意識をコントロールされているわけではないようで、地下に設置された壁紙に彼らが書いたと思しき文章がある(おおよそ「帰りたい」という旨の記述)。
ゲームクリアによって、警察によって解放、あるいは一緒に脱出する事になる。

謎の男

校庭に建つ小屋にいる謎の男。
理由は語られないが、片足を無くしており松葉杖を突いている。

主人公の敵ではないらしく、近づくと話しかけてくる。
話の内容はどうやら子ども達を助けようしており指示をしてくるが、抽象的な台詞ばかり(「あなたはついにここに来ました! あなたは私があなたのためにした全ての挑戦に合格しました!」等)で何を言いたいのか、いまいち不明瞭(本ゲームは日本語訳が不適当のため、余計に解りにくい)。

ただし、特に人格や精神が汚染されている描写は見られず、いたって正常人の様子。
彼の指示に従うと、気球を作って他の幽閉された子ども達と脱出するエンディングに辿り着く。

洗濯屋の女性

イーグル小学校へ定期的に車で洗濯物を取りに来る女性。
彼女も修道服を身につけているが、老修道女の仲間なのか外部の人間なのかは不明。

主人公を見つけると、なぜか悲鳴をあげて車で走り去っていく。
彼女に発見されないように車にまぎれこんで学校を脱出すると、エンディングになる。

『Evil Nun』の用語

イーグル小学校

主人公が幽閉される事になる学校。
なぜか地下にランドリーがあったり、校庭に墓地があったりと謎が多いが、その背景や歴史はゲーム中ではまったく語られず正体不明。
主人公が通っている学校なのか、それとも廃校なのかも不明。

日□□□(DAY)

このように文字化けする。

ゲーム中のラウンドが日数で数えられている。
老修道女に捕まるとワンミスとなり、次の日となる。

翻訳をミスをしているらしく、言語を日本語に設定していると「日□□□」となっており意味不明。
英語ではDAY1、DAY2と数えられている。

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@tagawa1221k3

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