怪盗セイント・テール(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『怪盗セイント・テール』とは、1994年から1996年にかけて立川恵が『なかよし』で連載していた少女漫画、およびそれを原作としたアニメやゲーム、ミュージカル作品。海が近いヨーロッパのような街並みの聖華市を舞台に、父親がマジシャンの中学生羽丘芽美が、素晴らしい運動能力とマジックの腕前を活かし怪盗セイント・テールとして活躍する様子を描く。人助けを目的とした怪盗としての活躍やセイント・テール専任捜査官であるクラスメイトのアスカJr.との恋模様は国内だけでなく韓国や台湾でも人気を博した。

アスカJr.「神様が見てる……観念して、おとなしく捕まれ」

出典: weheartit.com

抱き合う芽美とアスカJr.

捕らわれていた修道院でアスカJr.は、羽丘芽美が怪盗セイント・テールであることに気が付く。自分が怪盗セイント・テールだと泣く羽丘芽美を抱きしめながらアスカJr.が言ったセリフ。このセリフを聞いた怪盗ローズマリーは、自分にもどんな自分でも受け入れてくれる人がいたらと思い復讐を断念。

深森聖良「全て主のお導き(思し召し)です」

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シスター姿の深森聖良

信仰深いシスター見習いの深森聖良は、都合の悪いことが起こると「すべては主の思し召しです」と言って物事を解決しようとする。やや強引なところもある深森聖良の性格がよく現れているセリフである。

『怪盗セイント・テール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

当時のセガグループが大プッシュした作品

出典: blog.livedoor.jp

ゲーム版怪盗セイント・テール

アニメ放送当時、セガグループが大プッシュ。原作にはなかった変身アイテムやステッキなどが玩具として展開された。トミーからセガサターン用、セガからゲームギア用ゲームが発売されたり、セガ主催のファミリーミュージカルも開催された。芽美が飼っているルビィもアニメ版では原作よりも早く登場。ぬいぐるみ商品も発売された。

2004年ごろに作者が続編を作ろうとしていた

原作者の立川恵は、2004年ごろ続編の制作を検討していた。しかし当初連載していた『なかよし』での発表枠の確保が難しく、同人誌という形での発表を目論んでいた。ところが『なかよし』側が難色を示し、断念。幻に終わってしまった。

松田聖子が大ファン

怪盗セイント・テールのオープニングテーマ

松田聖子が、『怪盗セイント・テール』の大ファンを公言。その結果、アニメ版25話から最終話のオープニングは松田聖子が担当することになった。オープニング曲「明日へと駆け出してゆこう」は、松田聖子の大ヒット作「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」のカップリング曲。

『怪盗セイント・テール』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):松雪泰子『時を越えて』(1話~24話)

作詞・歌 - 松雪泰子 / 作曲 - 松本俊明 / 編曲 - 黒羽康司

OP(オープニング):松田聖子『明日へと駆け出してゆこう』(25話~最終話)

作詞・歌 - 松田聖子 / 作曲 - 松田聖子・小倉良 / 編曲 - 鳥山雄司

ED(エンディング):井上昌己『純心』(1話~24話)

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