倒産・廃業・休止などで廃墟と化した場所まとめ!かつての面影はどこに…?

当初は人の出入りが活発で、観光地としても話題になった名所。それなのに、様々な理由でいつの間にか廃墟と化してしまっていた…そんな悲しいエピソードは溢れるほどに存在しています。この記事では、今は人が寄りつかないような不気味な存在になってしまっている過去の名所についてまとめました。かつての面影は一体どこへ行ってしまったのか…。

天井から歪んできている。

いつ崩れてもおかしくない状態になってしまっていて怖い。

【伊豆 スポーツワールド】

伊豆スポーツワールドとは、昭和62年5月「総合保養地域整備法」いわゆる“リゾート法”が施行され、税金の免除、無利子融資などの優遇措置があったため、各地にリゾート化が進んだ。この伊豆スポーツワールドも、民間企業11社が出資し、総工費45億円をかけて、昭和63年7月23日にオープンした。
国内最大級のスポーツリゾートで、法人会員価格1500万円、個人会員300万円で売り出され、一般利用客も年間60万人、20億円の売り上げを皮算用していた。
だが、平成5年に親会社が倒産し、わずか5年で散ってしまった…。

コテージ、レストラン、洞窟バー、サーフプール、流水プール、トレーニングルーム、テニスコート、陸上競技場、野外ステージ、ゴルフ、バーベキュー場など、広大な敷地にあらゆる遊びが楽しめる場所だった。

出典: nibansenji.com

ゴルフ練習場と、ショートコースがあった。

出典: blog.livedoor.jp

コテージ棟
バブル物件にありがちな南国風だが、この景色とあっていてなかなか良いが。
この立派な施設が、わずか5年の歴史とは…

出典: minimagic.jugem.jp

プールは強気の値段設定。

目玉の140mのウォータースラーダー。大人も子供も夢中で遊んだでしょう。

高さ2mの波を人工で起こしてサーフィンが楽しめた。

ナイター照明も設備された立派なテニスコート。

出典: nibansenji.com

バーベキュー施設。150人が利用できたが、わずか1年で閉店となった。1年しか使ってないとは…焼け石に水。

【御前崎観光ホテル】

御前崎観光ホテル(おまえざきかんこうホテル)は、静岡県榛原郡御前崎町(現・御前崎市)にあったホテル。
建設発注したホテル会社が、ホテル建設途中で倒産し、建設を請け負っていた村松工業が経営を始め、1978年1月に開業。タラバガニ食べ放題などの料理プランが充実しており、客室数は46室で、宿泊料金は10000円~22000円程度。
2001年(平成13年)9月6日、親会社の建設会社村松工業が倒産。その連鎖で御前崎観光ホテルも12億円の負債を抱えて倒産、閉鎖となった。

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立派な建物のホテル。さすが建設会社が経営していただけあるが、最初に建設途中で倒産とか、ちょっと最初から不吉だった気がするが…

出典: www6.ocn.ne.jp

値段設定は、いたって普通の値段。悪くはないが。

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もう歓迎されない…

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裏からみても、かなり立派なホテル。親会社の倒産とは当時の従業員さん達も辛かったでしょう…

【クイーンシャトー】

クイーンシャトーとは、茨城県水戸市大工町にあった特殊浴場。
敷地面積600坪5階建て。客室は16(1フロアあたり4室)と少なく、1部屋の広さは20畳近くあった。
総工費8億円をかけた豪華さで、1・2階はふき抜けになっており、8千万円もする黄金のシャンデリアが天井からぶらさがっていたり、ロビーには噴水があったり、外壁にはタイルでトランプ柄のキング・クイーンが造られており、トランプ城とも言われていた。
一番驚くのが、この豪華さで、開店4月、閉店同年8月…わずか4カ月で閉店に追い込まれた。
不法滞在の外国人を働かせており摘発を受けたのが原因らしいが、値段設定が高かったので時間の問題だったとの話もある。

出典: www42.tok2.com

この豪華な建物がたった数カ月で廃墟とは…

出典: ameblo.jp

8千万のシャンデリアがあった跡。どんなシャンデリアだったのか見たかった。

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噴水のあった場所。DQNの落書きがひどい状態。

浴室もタイルのモザイクがすごい凝った作りになっており、当時の豪華さが伺える。

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