筒井康隆の小説ランキング30選!SF小説の巨匠が綴る奇妙な世界にどっぷり浸る傑作選!
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奇妙な設定のストーリーが多いのに文章が読みやすく、読者をその独特の世界観に引き込む天才である筒井康隆。ここでは筒井康隆がこれまで発表してきた小説作品やエッセイを、1位から30位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。
ランキングには、筒井康隆の真骨頂であるメタ・フィクションの世界に没頭できる『朝のガスパール』などがランクインしている。
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筒井康隆の小説「大いなる助走」の書き出し画像
■筒井康隆の小説ランキング第28位:意識の深層を残酷なまでに描写する傑作長編小説。
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敵
渡辺儀助、75歳。大学教授の職を辞し10年。愛妻にも先立たれ、余生を勘定しつつ、ひとり悠々自適の生活を営んでいる。料理にこだわり、晩酌を楽しみ、ときには酒場にも足を運ぶ。ある日、パソコン通信の画面にメッセージが流れる。「敵です。皆が逃げはじめています―」。「敵」とは何者か。いつ、どのようにしてやってくるのか…。意識の深層を残酷なまでに描写する傑作長編小説。
@kaz_shiraishi 筒井康隆の敵を読んだらアリストテレスの話が面白かったので図書館でそれ借りて読んだら、歯が立たず( ̄▽ ̄)
— 澤木チャレ夫 (@o_8ma) January 29, 2012
やっぱり哲学より小説の方が面白いっす(^^)
筒井康隆の小説「敵」の紹介つぶやき
大学入学以来帰省するたび、つまり1年に3回、筒井康隆『敵』を読んでいるんですけれどもこれはほんとに面白いです。良い本の常として、読み返すたびに新発見があるんですが、同時に最初に読んだときの興奮もある。こんな本ってなかなかない。自分が「老人」になるまで毎年読み返したいかも。
— せーけ (@skyuieie) August 25, 2011
筒井康隆の小説「敵」の紹介つぶやき
筒井康隆の小説「敵」の書き出し画像
■筒井康隆の小説ランキング第29位:現代社会と戦争を徹底的に戯画化する
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ベトナム観光公社
新婚旅行には誰もが土星へ行く時代、装甲遊覧車に乗ってベトナム観光公社主催の戦争大スペクタクルを見物に出かけた―現代社会と戦争を徹底的に戯画化する表題作ほか、名作の香り高い「火星のツァラトゥストラ」
私にとっての丸谷先生は、「ユリシーズ」や「ボートの三人男」などの訳者であり、古今東西随一の書評家であり、論理的かつ本当の美文家であり、筒井の「ベトナム観光公社」をいち早く評価した「笑い」を深く理解している、けっこう面白い小説家。ご冥福をお祈りします。
— 三月うさぎ(兄) (@march_hare_bro) October 13, 2012
筒井康隆の小説「ベトナム観光公社」の紹介つぶやき
「火星のツァラトゥストラ」がめっぽう面白かったw
— Oh!兄さん 💿シャチのアルバム出たよ ପ(੭・͈ω・͈)੭* 💿 (@Oshiete23ZZ) November 26, 2013
大阪弁とかww
なかなかに楽しめる短編集。...『ベトナム観光公社 (中公文庫)』筒井 康隆 ☆3 http://t.co/6q8XhFFtyp #読書 #booklog
筒井康隆の小説「ベトナム観光公社」の紹介つぶやき
こうなってくるとジャーナリストとか冒険家のアイデンティティはどうなるのだろう。筒井康隆先生の「ベトナム観光公社」の世界だな。
— 集英社インターナショナル (@Shueisha_int) April 16, 2011
筒井康隆の小説「ベトナム観光公社」の紹介つぶやき
筒井康隆の小説「ベトナム観光公社」の書き出し画像
■筒井康隆の小説ランキング第30位:君たちのお父さんやお母さんも胸をキュンとさせたあの永遠の名作
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時をかける少女
放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。このにおいをわたしは知っている―そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床にたおれてしまった。そして目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始めた。思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。
@shizuoka4602 原作の筒井ヤスタカはマイベスト1「時をかける少女」に大林宣彦版を、ベスト2に細田守版を挙げているのであった。ただ劇中の今みたら失笑もののCGは優しい心で見守ってやって欲しい。
— SOLIDIVORY / dessan (@D_Strangedea) May 19, 2014
筒井康隆の小説「時をかける少女」の紹介つぶやき
皆が読むべきだと思う本は? — 筒井康隆って時をかける少女のイメージ強いと思うけど他にも面白い短編小説たくさんあるし、読んで欲しい。 http://t.co/w2LqoPoPW2
— 社畜の智宏 (@tomohiro730) February 23, 2014
筒井康隆の小説「時をかける少女」の紹介つぶやき
ナイス【時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)/筒井 康隆】やはり名作というのは文句なしに面白いものなのだと実感した作品。他の2つの短編もなかなか面白かった。やはり一度は見るべき →http://t.co/36jGw6DuuJ #bookmeter
— テクニカラヲ (@tekunikarawo) February 18, 2014
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パプリカ(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
パプリカとは今敏監督によるアニメ映画である。原作は筒井康隆作の小説「パプリカ」。2006年11月25日に劇場公開された。 千葉敦子は夢を共有できる装置DCミニの中で別人格「パプリカ」となって活躍するサイコセラピスト。ある日、研究所からDCミニが奪われてしまい悪用される事件が起こる。なんとか解決策を模索する敦子と研究所の仲間たちだが、事件の影響により夢が現実世界にも影響を及ぼし始める。
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子供だけでなく、大人も楽しめる名作アニメ映画を7作品紹介する。サイバーパンクの元祖と言われる名作「AKIRA」、原作漫画も人気な「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」、狂った世界観が話題を呼んだ「パプリカ」など、思わずレンタルしたくなる作品ばかりとなっている。
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目次 - Contents
- ■筒井康隆の小説ランキング第1位:第13回(1992年) 日本SF大賞受賞
- ■筒井康隆の小説ランキング第2位:新しい“小説空間”の誕生を告げた会心作。
- ■筒井康隆の小説ランキング第3位:短篇小説とはどのように書かれるべきか、その手法と書き方について
- ■筒井康隆の小説ランキング第4位:上品で慎ましい主婦ばかりの盗賊団が高級住宅街のマダムから盗むものは?
- ■筒井康隆の小説ランキング第5位:究極の脚線美が、スウィングのリズムにのって帰ってきた。
- ■筒井康隆の小説ランキング第6位:日本が世界に誇る特撮時代劇「大魔神」が、今ここに復活する。
- ■筒井康隆の小説ランキング第7位:くたばれ良識。「清く、正しく、美しく」の世論を糺す。
- ■筒井康隆の小説ランキング第8位:…そして現実世界から全く独立した超虚構文学の追求へ。
- ■筒井康隆の小説ランキング第9位:最も戦闘的で、最も先鋭的で、最も創造的。
- ■筒井康隆の小説ランキング第10位:思想も、宗教も、国家の目標ひとつない、金満日本の虚妄を戦争シミュレーションと「饒舌」で痛罵したスラプスティック大作。
- ■筒井康隆の小説ランキング第11位:時代を超える、筒井康隆ライトノベル傑作選。
- ■筒井康隆の小説ランキング第12位:空前絶後・一読驚愕の筒井版文学原論。
- ■筒井康隆の小説ランキング第13位:超能力者を抹殺しようとたくらむ暗黒組織と、血みどろの死闘を展開する。
- ■筒井康隆の小説ランキング第14位:これは作家としての遺言である――。創作歴60年の筒井康隆が満を持して執筆した、『文学部唯野教授』実践篇とも言うべき一冊。
- ■筒井康隆の小説ランキング第15位:書物の来歴を惜しみなく開示する自伝的書評集。
- ■筒井康隆の小説ランキング第16位:総項目数12000の言葉をエスプリと毒をきかせて定義しなおす一家に1冊、抱腹絶倒の書。著者にかかると日本語はかくも面白い。
- ■筒井康隆の小説ランキング第17位:ツツイヤスタカ宇宙でしか見られない難病奇病珍現象を一堂に集めた世にも奇怪な博覧会。
- ■筒井康隆の小説ランキング第18位:鼬族と文房具の戦闘による世界の終わり――。宇宙と歴史のすべてを呑み込んだ驚異の文学、鬼才が放つ、世紀末への戦慄のメッセージ。
- ■筒井康隆の小説ランキング第19位:ある日、少年の頭上でボールが割れた。音もなく、粉ごなになって。――それが異常の始まりだった。
- ■筒井康隆の小説ランキング第20位:ユニークな発想とブラックユーモアのショートショート集。
- ■筒井康隆の小説ランキング第21位:エログロ、スカトロから抱腹絶倒のパロディまで断筆解除後初の超過激短篇集
- ■筒井康隆の小説ランキング第22位:恐怖と哄笑のうちに現代の「禁断の問い」を投げかける、老人文学の金字塔!
- ■筒井康隆の小説ランキング第23位:究極の実験的長篇小説。
- ■筒井康隆の小説ランキング第24位:「大学」と「文学」という二つの制度=権力に挑んだ衝撃の長篇小説。
- ■筒井康隆の小説ランキング第25位:異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。
- ■筒井康隆の小説ランキング第26位:七瀬、18歳。テレパシー力をもつ可愛いお手伝いさんが知った8つの家庭の意外な事実とは…。
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- ■筒井康隆の小説ランキング第28位:意識の深層を残酷なまでに描写する傑作長編小説。
- ■筒井康隆の小説ランキング第29位:現代社会と戦争を徹底的に戯画化する
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