ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』とは2020年にNetflixオリジナル作品として配信されたアメリカ合衆国の青春ラブコメ映画。冴えない高校生活を送る主人公エリーに同じ高校に通うポールがラブレターの代筆を頼む事で、ポールとエリーとポールが恋をしているアスターの三角関係が始まる。今作は王道の青春ラブストーリーではあるものの、哲学や文学、同性愛などが絡むことで、非常に繊細で深みのある作品となっている。

アンバー(演:ガビ・サメルズ)

女子グループのリーダー的存在。グループに常におそろいの何かを身につけるよう指示している。アスターにもピンクのスカーフをプレゼントし、付けるよう指示する。「周りと同じ」を常に大事にしている。

クワディ(演:ミーガン・スタイアー )

女子グループの中の一員。リーダー的存在の女子がする服装は全て真似をして、皆一緒じゃないと気が済まないタイプ。アスターにも同じグループに入ってもらいたいと思っている。

『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』の用語

タコスソーセージ

ポールが作る自慢の料理。彼の実家で代々受け継がれている料理で、そこにさらに独自の工夫を加えて商品化し、自分のお店を将来開きたいと思っている。
エリーとエリーの父親に振る舞い、2人に味を気に入ってもらい自信に繋がっていく。

ヤクルト

エリーが好きな飲み物。エリーの家にはストックがあり、父親とよく飲んでいる。ポールには馴染みがなく、エリーの家に来た際に飲ませてあげる。アメフトの更衣室の近くにヤクルトが無料で飲める自販機がある事を知り、エリーに教えてあげる。

ベルリン・天使の詩

エリーがアスターへのラブレターを書くのに参考にした映画。
エリーの父親がリビングで見ていた映画である。
映画は実際に1987年に公開されたフランスと西ドイツ合作映画。ファンタジー・ラブストーリー・ヒューマンドラマが合わさった映画。天使が人を愛してみたくなり、人間になり地上で人間と恋に落ちる物語。

『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「誰かのために努力するのが愛だろ。」

アスターの事を更に知るためにアスターの周辺を調査し始めたシーン。

ポールが愛とはどういうものなのかをエリーに言うセリフ。
読書を全くしてこなかったポールが初デートでアスターから貰った本を読み、少しでも彼女の感性に近づこうとしている事を知ったエリーが少し呆れていると、ポールが当たり前かのように恋愛はどういうものなのかエリーに言った言葉。

「愛は寛大でも親切でも謙虚でもない。愛は厄介。おぞましくて利己的。それに大胆。片割れを見つけることじゃない。愛とは努力すること。」

教会でエリーが愛とはどういうものなのかをアスターに向けて言ったセリフ。
ポールと知り合いラブレターの代筆をするまでのエリーには、自分の気持ちを心の内に留めておくタイプだったが、ポールの大胆さといつも一生懸命な部分から逆にエリー自身が愛について気づかされ、人前で自分の気持ちを告白した。

「私みたいになるな。」

エリーが教会から帰ってきて意気消沈した様子を見た父親がエリーに向けて言ったセリフ。中国からアメリカに仕事を探しに来た父親だったが、好きな仕事にも就けず、妻を早くに亡くし周りとも疎遠な生活をしていた。そんな自分と似たような道を歩んでほしくないと思い、娘の今後の可能性を考え伝えた。

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