ヤバイTシャツ屋さん(ヤバT)の徹底解説まとめ

ヤバイTシャツ屋さん(通称:ヤバT)は日本の3ピースロックバンド。ギター・ボーカル担当のこやまやくやが2012年の5月に現在のメンバーとは異なるが、バンドを結成した。キャッチーでメロディックなサウンドで若者を中心に人気が爆発。様々な大規模フェスにも軒並み名を連ねていて、フェスを盛り上げている。また、映画やCMのタイアップも積極的に行っており、普段ロックを聴かないような層にも認知されている。

ヤバイTシャツ屋さんの概要

ヤバイTシャツ屋さんは日本の3ピースロックバンド。大阪芸術大学で発足されたこのバンドの魅力はなんといっても、そのノリの良さである。「ヤバみ」を代表とした頭を空にして騒げるような曲が多くなっている。このため、ライブのファンとバンドの熱は凄まじく、圧巻である。
しかし、歌詞を重視する人には向いていないかというとそういうわけでもなく、「ほんとうに言いたいもんなんてほんとは伝わらないもんね」などといった深い歌詞もある。
このバンドは関西発のバンドであるため、ライブでのMCやコメントの面白さには定評がある。ボケをしっかり拾うツッコミに注目である。
また、彼らはSNSを自分たちを世界に発信する大事なツールだと考えており、定期的にSNSを更新することで知名度の上昇を狙っている。

ヤバイTシャツ屋さんの活動経歴

ヤバイTシャツ屋さんは、こやまたくやが大阪芸術大学のサークルで2012年に活動を始めたバンドである。名前の由来はこやまの先輩が言い放った「今度、ヤバイTシャツ屋さん行きまぁーす」という言葉から。「ヤバイTシャツ屋さん」、略して「ヤバT」と呼ばれる。しかし、こやまが始めたこのバンドは1か月で活動休止となる。その後、2013年に活動を再開したが、また1か月で活動を休止した。この時のメンバーはしばたありぼぼと、もりもりもとがおらず、男性3人のバンドだった。その後、2014年にこやまと後輩のしばたともりもとで活動を再開。関西を中心としてライブ活動を精力的に行いながら自主製作のCDをリリースしていた。そして、ROCK IN JAPAN FESTIVALやSUMMER SONICといった大規模フェスにも出演し、徐々に知名度を獲得していった。
2015年に関西最大級のコンテスト「eo Music Try 2016」でグランプリを獲得。これがきっかけで2016年、ユニバーサル・ミュージックからメジャーデビューした。

ヤバイTシャツ屋さんのメンバー

こやまたくや

ギター・ボーカル担当。本名 小山 拓也(こやま たくや)。
ヤバイTシャツ屋さんを作り上げた張本人。京都府京都市でピアノ教師の母のもとで生まれ、5歳の時に京都府宇治市に引っ越した。宇治市立菟道第二小学校、宇治市立宇治中学校、京都府立莵道高等学校出身。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。バンド活動だけでなく、本名や寿司くんという名義で自主製作のアニメやMVを作成している。アーティストの岡崎体育が中学の先輩ということで、仲がいい。こたまが岡崎体育のMVを手掛けたこともある。だが、年が離れているので中学時代に実際に面識があったわけではない。猫アレルギーである。

しばたありぼぼ

ベース・ボーカル担当。本名 柴田 亜里沙(しばた ありさ)。大阪府高槻市出身。0歳から5歳の時まではアメリカのメリーランド州で育った。そのため、英語に精通している。大阪薫英女学院中学校・高等学校出身。こやまたくやと同じく、大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。声の高さが特徴的で、初期の頃からだんだん高くなっている。
こやまが常々「バンドをやりたい。『猫飼いたい』という曲を持っている」と言っていたのを聞いて、「そこまで言うなら、夢を叶えさせてあげたい」とバンドに入る決心をした。
道重さゆみのファンでピンクのTシャツをよく着ている。猫を飼っている。

もりもりもと

ドラムス・コーラス担当。本名 森本 啓太(もりもと けいた)。静岡県浜松市出身。こやま、しばたと同じ大阪芸術大学出身だが学科は違い、芸術計画学科卒業。3人の中で唯一の留年経験者である。
楽曲によってはドラムだけでなく、口笛やハーモニカ、トランペットを吹くなど多才である。もりもとクリアファイルやもりもとフレッシュナー、もりもとアイマスクなど、もりもとの顔を使ったグッズがよく発売される。また、ライブ前にもりもとグッズのみが入った「もりもとガチャ」の前に姿を表し自らガチャを回す姿が目撃されている。メンバーの中で一人だけの上京経験者である。
犬派である。
バイクが好き。旧公式サイトでは身長700mとある。

ヤバイTシャツ屋さんのディスコグラフィー

インディーズ・自主製作盤

そこまでヤバくない

1.喜志駅周辺なんもない
2.DQNの車のミラーのところによくぶら下 がっている大麻の形したやつ
3.ネコ飼いたい
4.ネコ飼いたい(岡崎体育 remix)

ヤバTの1stシングル。こやまが自信を持っていた「ネコ飼いたい」を含む4曲からなる。
1曲目の喜志駅とはメンバーたちが通った大阪芸術大学の最寄り駅である。この駅の周辺に目立ったものが何もないと嘆く曲が「喜志駅周辺なにもない」である。
「ネコ飼いたい」はスピード感のあるパートから一転してゆったりとしたパートになるところが特徴的。
ヤバTのシングルにはほぼ毎回岡崎体育のremixが収録されている。

ピアノロックバンド

1.あつまれ!パーティーピーポー
2.Don’t stop SNS
3.天王寺経由してなんば
4.あつまれ!パーティーピーポー(岡崎体育 remix)

ヤバイTシャツ屋さんの代表曲である「あつまれ!パーティーピーポー」を筆頭に計4曲収録された2作目のシングル。
ヤバTのメンバー自身も使用しているSNSを歌った「Don’t stop SNS」は、SNSという単語を連呼する部分とヘドバンポイントが魅力の曲である。
「天王寺経由してなんば」は初期の曲に見られる大阪についての歌である。サビで一緒にコールすると盛り上がるだろう。
アルバム名は『ピアノロックバンド』だが、このCDにピアノロック要素は一切ない。

そこまでレアじゃない

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