【トレマーズ】スリリングな展開に目が離せない衝撃映画まとめ!退屈するヒマも無い【キャプテン・フィリップス】

ここでは退屈するヒマも無い程に研ぎ澄まされた、スリリングな展開で時間を忘れて夢中になってしまう映画をまとめた。F1のレーサーが主役の『ラッシュ/プライドと友情』、ソマリア海賊の人質となったリチャード・フィリップスを描く『キャプテン・フィリップス』など、いずれも高い完成度を誇る作品ばかりだ。

▼『ラッシュ/プライドと友情』

出典: eiga.com

”心を熱くするアクションと人間ドラマは、完成度が高過ぎて目が離せない!”

ロン・ハワード監督、クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール主演による2013年の作品。モータースポーツの最高峰であるF1の世界を舞台に、事故で大やけどを負いながらも奇跡的に復帰した沈着冷静なドライバーのニキ・ラウダと、彼とはライバル関係にあった、女たらしで破天荒な野性派ドライバーのジェームス・ハントの闘いと心の葛藤、そして熱い友情を描く。1970年代を再現したスタイルやクルマ、迫力のレースシーンといった部分は完璧としか言いようがない。そして、それらに彩られた熱い人間ドラマこそを堪能して欲しい、非常に高い完成度を誇る作品!

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実直な性格と冷静でクレバーなドライヴィングで知られるニキ・ラウダと、同時期に活躍し、女たらしで破天荒な性格で直感型のドライヴィングを持ち味とするジェームス・ハントという、全く正反対のふたりの戦いと葛藤と友情を描く。L.A. Times紙の読者が投票する「最も過小評価された映画」の2位にランクされている。もっと評価して欲しい!

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こちらは実際のニキ・ラウダとジェームス・ハントの写真である。雰囲気もすごく似ている...。こういった細かい部分もこの作品の完成度の高さだろうか。ニキは事故後なので、火傷の跡が痛々しい...。

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ニキ・ラウダを演じたのはドイツの俳優、ダニエル・ブリュール。ドイツ時代に『グッバイ、レーニン!』や『ベルリン、僕らの革命』で高い評価を受ける。その後は世界的な俳優活動をはじめ、『サルバドールの朝』『ボーン・アルティメイタム』『イングロリアス・バスターズ』といった作品に出演。ドイツ映画『コッホ先生と僕らの革命』では、ドイツ・サッカーの父、コンラート・コッホを演じて高い評価を得た。

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ジェームス・ハントを演じたのは、オーストラリア出身の若手俳優クリス・ヘムズワース。『スター・トレック』のジェームズ・カーク役で映画デビュー。その後アメリカン・コミックの映画化『マイティ・ソー』で主人公のソー役を射止めた。『アベンジャーズ』でも同役で出演。『キャビン』『スノーホワイト』等を経て、『マイティ・ソー』の続編『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の公開も控えている。

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監督のロン・ハワード。元々は俳優志望だったが、『バニシングIN TURBO』で主演と共に監督としてもデビューした。1980年代中期からコメディ・ドラマ映画で大ヒットを飛ばす人気監督となる。近年ではヒューマニズムに溢れる重厚な人間ドラマ作品が多くなっている。代表作は『バックドラフト』『アポロ13』『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』『フロスト×ニクソン』など。今作は、彼の集大成と言えるほどの恐るべき完成度を誇る作品!

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この作品の主人公のニキ・ラウダは、オーストリア出身のF1ドライバー。フェラーリ、ブラバム、マクラーレンに在籍し、1970年代に3回のF1チャンピオンに輝く。レース中の事故により大ヤケドを負い、有毒ガスを吸ったために生死の境を彷徨ったが、6週間後に復帰した。そのため「不死鳥」の異名を持つ。引退後は航空会社を設立するなど、実業家としても成功した。

映画『ラッシュ(原題)』特報 - YouTube

映画『ラッシュ/プライドと友情』予告編 - YouTube

最初から最後までF1マシーンのようにハイスピードで駆け抜けながら心に残るものがある。その心に残るものがラストシーンで何倍にも重く濃いものに。二人のライバル関係と友情に涙、涙、涙のラスト。

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想像を超える衝撃と興奮のコーナーを幾度も曲がったその先に、あなたの生涯の1本となるだろう、激しく熱くこみ上げる感動が待っている──。

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ニキ・ラウダの「本当は(ジェームスと)二人でこの素晴らしい映画を、ビールでも飲みながら観たかった」というコメントが全てだと思う。

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▼『キャプテン・フィリップス』

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”緊迫感溢れる真実のドラマは、息つくヒマも無いスリリングな展開が凄い!”

ポール・グリーングラス監督、トム・ハンクス主演による2013年の作品。2009年にソマリア海域で実際に起きた海賊による船長誘拐事件を映画化した作品。海運業のベテラン船長フィリップスとクルーが乗ったアメリカ船籍のコンテナ船”マースク・アラバマ号”は、ケニアへの援助物資を積み、インド洋を航行していた。ソマリア海域に入ったところで、4人の海賊が船を襲撃して占拠する。武装した彼らに抵抗する事は、クルーへ身の危険が及ぶと判断した船長は、自らが人質になるという勇気の決断をする。

乗組員の安全を考えて、自ら人質となったベテラン船長フリップスをトム・ハンクスが演じた。船を離れる事を決心した船長は、脱出ポッドという密室の中で、海賊と共に漂流し、極限の恐怖の中で死の危険に晒されながらも駆け引きをする。彼には誰の血も流したくないという意図があったのだろうが、その頃、人質奪還のためにアメリカ海軍の特殊部隊が救出作戦を実行していた...。

今作が初の映画出演となるバーカッド・アブディは、ソマリア系アメリカ人。彼が演じたのは貨物船をハイジャックする海賊のリーダーのアブディワリ・ムセ。危険さを漂わせる鬼気迫る演技により、ゴールデングローブ賞、アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされた。本人は俳優だけではなく、映画プロデューサー、PVの監督としても活動している。

現代の海賊と言えば、インドネシア周辺のマラッカ海峡が危険地帯として知られているが、この映画の舞台となる”アフリカの角”と呼ばれる(劇中にも同様の表現がある)ソマリア近辺のアデン湾や紅海は、古くはマルコ・ポーロの時代から海賊行為の多発海域である。1990年代初期にソマリア内戦が始まった頃から活動が活発化して、航行する船舶にとって大きな脅威となっている。犯罪組織が絡んで武装化した集団も多い。

映画『キャプテン・フィリップス』予告編 - YouTube

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