NEW GAME!(ニューゲーム)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『NEW GAME!』とは得能正太郎の4コマ漫画作品、およびそれを原作としたアニメ、ゲームなどのメディアミックス作品。
物語りは主人公の涼風青葉が高校を卒業後、小学校の頃から好きだったテレビゲーム『フェアリーズストーリー』シリーズを制作している「イーグルジャンプ」に入社する所から始まる。
憧れの会社に入社を果たした青葉はゲームを作っていく過程で様々な現実に直面するが、持ち前の明るさで仲間達と共に乗り越えて行く。
そんな青葉と仲間達からは苦楽を共にした故の、数多くの名言が生まれている。

コーヒーお願いします。砂糖とミルク入りで

二期第一話から青葉のセリフ。
イーグルジャンプに勤めて初めて一年が経過した青葉は、新入社員と会った時の想定練習を会社の前でするが、その姿をりんに目撃されて笑われてしまう。
先輩らしい立ち振る舞いをする為だったと言う青葉に、りんは新入社員の採用が無かった事を告げる。
初めて出来る筈だった後輩がしばしお預けとなり、軽くショックを受ける青葉。
見出しの名言は、職場に着いたりんが落ち込む青葉を気遣い、何か飲まないか尋ねた事に対する青葉の答え。
ちょうど一年前、同じ事を聞かれた入社したての青葉は、飲めもしないブラックコーヒーを大人ぶって頼み、涙目でむせていた。
青葉の社会人としての成長が見えた一言である。

ウチが一番かっこ悪い

二期第二話から飯島ゆん(いいじまゆん)のセリフ。
新作ゲームのキャラクターデザインの社内コンペが始まる中、本命と思われていたコウのデザインは、旧作に雰囲気が似ていると評され全て却下となる。
コウと似たデザイン画を披露した青葉の作品も全て却下となりかけるが、使っていた寝袋を元に落書き程度にデザインした最後の一枚が審査員であるしずくの目に留まり採用される事になる。
計らずも、入社二年目で新作ゲームのキャラクターデザイナーに選ばれる青葉。
当の本人が一番驚き戸惑う中、一年先輩のゆんは青葉に直接賛辞を送りつつ、コウのデザインが採用される出来レースに参加して頑張るのは無駄で、格好悪いと思っていたと告白し、馬鹿にしていた事を謝罪する。
見出しの名言は、そんなゆんが青葉に言った一言。
言わなければ恥を晒す事にならなかった話ではあるが、ゆんはこの一言を区切りに仕事に対して前向きになり、人として、デザイナーとして徐々に成長して行く。

私の知ってるコウちゃんは、正しい選択が出来る人だよ

二期第二話からりんのセリフ。
青葉は新作ゲームのキャラクターデザイナーになれたものの、デザインを正式版にする為のブラッシュアップが出来ずに悩んでいた。コウに相談するのが最も近道ではあったが、上司であるコウを差し置き新作のデザイナーになった事で二の足を踏む。
意を決してコウの下を訪れる青葉。
しかし青葉はうかつにも、コンペでコウのデザインが全て却下になった話を口にしてしまい、コウに怒鳴られてしまう。
相談しに来た青葉に対し、デザインコンペで負けた悔しさを持ち込み、八つ当たり気味に怒鳴った事を後悔し、会社の屋上で猛省するコウ。
そんな彼女の下へ、心配したりんがやって来る。
かつて自分に嫌がらせをした先輩達とやっている事が同じだと落ち込むコウであったが、りんは両方の立場が分かるのだから青葉にどうしてあげれば良いか分かる筈だと諭す。
見出しの名言は、自信なさげなコウの背中を押す様に、りんが言った一言。
りんとコウの、信頼関係の深さが感じられるセリフである。

なんでそんなサラサラッと一瞬でイイの描くんですか。嫌味ですか

二期第五話から青葉のセリフ。
新作ゲームのラスボスのデザインに苦悩する青葉。
りんや、しずく達との会話をヒントに、リーダーであるコウが納得するデザインがなんとか完成する。
見出しの名言は、合格を貰った青葉が、コウならどんな絵にしたか描いてもらい、その絵を見て言った一言。
デザインコンペではコウに勝利したが、デザイナーとしての才能の差を見せつけられた青葉の悔しさが滲み出ているセリフである。

面倒くさい事になりそう

二期第七話から八神のセリフ。
イーグルジャンプに採用試験を合格したねねが入社し、時を同じくゲーム制作の専門学校からインターシップとして、望月紅葉(もちづきもみじ)が幼馴染の鳴海ツバメ(なるみつばめ)と共に入社して来た。
プログラマーを目指すねねとツバメは、うみこのいる部署になり、キャラクターデザイナーを目指す紅葉は、青葉達のいる部署に配属される。
青葉と同様、コウに憧れて入社して来た紅葉はひふみ並みのコミュ障でありながら、青葉が新作ゲームのキャラクターデザイナーで、しかも同い年と言う事を知り、見た目にも分かるライバル心をむき出しにする。
青葉にライバル宣言しようとする紅葉であったが、人の名前を覚えるのが苦手な彼女は開口一番青葉の苗字を間違えてしまい、生真面目な性格も手伝って、恥ずかしさから黙り込んでしまう。
見出しの名言は、ライバル心をむき出しにした所から黙り込んでしまう所までの、紅葉の一連の姿を目にしたコウが、思わず呟いた一言。
青葉と紅葉のキャラクターデザイナーを賭けた競い合いの、波乱の幕開けを感じさせるセリフである。

記憶に残らない社員より、空気の読めない社員の方が良いのでは?

二期第八話から青葉のセリフ。
青葉とゆん、そしてゆんと同期の篠田はじめ(しのだはじめ)は、入社したねね、紅葉、ツバサの歓迎会をする店選びに頭を抱えていた。
生まれて初めて幹事をする事になった青葉は、ゆんとはじめから幹事のレクチャーを受ける。
幹事とは、成功し過ぎるとずっと幹事をやらされ、失敗すると社内で「空気の読めない子」扱いされると、はじめから教えを受ける青葉。
見出しの名言は、幹事の仕事は文句を言われるほどではないけれど、記憶に残らない程度が良いと言うはじめに対し、青葉が言った一言。
社会人として丸一年経験を積んだ青葉の、蓄積が窺えるセリフである。

私も負けないよ

二期第八話から青葉のセリフ。
他人とのコミュニケーションを取る事が苦手な紅葉は昼食を取る時、いつも一人で食事をしていた。
そんな中、ライバル心ばかりが先行する紅葉との距離を少しでも縮めようと思い立った青葉は、ゆんとはじめと共に紅葉を昼食に誘う。
和気あいあいと食事を済ませた会社への帰り道、相変わらず仕事に関しては青葉にライバル心むき出しの紅葉が、自分の描く絵の実力が気にならないのは、キャラクターデザイナーとして仕事をしている余裕なのかと、青葉に突っかかる。
見出しの名言は、そんな紅葉に内心では気にしている事を伝えた上で、笑顔で付け加えた一言。
グラフィックデザイナーとして過ごした一年の中で様々な経験をした青葉だからこそ、笑顔で言えたセリフである。

私なんかより、一番悔しい思いをしてたのは青葉さんだったんだ

二期第十二話からもみじのセリフ。
青葉がデザインした新作ゲーム「PECO」の完成披露イベントに出席し、客席側の関係者席に座る青葉達。
本来青葉はメインキャラクターデザイナーとしてステージに上がる立場であったが、スポンサー企業の意向と、ゲームの売り上げを確実な物にする会社の戦略として、キャラクターデザイナーはコウが担当した事になった為、ステージにはコウが上がっていた。
イーグルジャンプは「PECO」が、人気ゲーム「フェアリーズストーリー」シリーズを手掛けたコウとしずくのコンビによる最新作という形を取ったのである。
納得いかないコウであったが、青葉の説得により了承した経緯があった。
客席からステージを見つめるはじめは、そこに青葉が居ない事に不満を漏らす。
見出しの名言は、入社前で事情を知らなかった紅葉が、はじめの発言に疑問を持ち、ひふみに理由を教えてもらった時の一言。
青葉に対する敵意を交えたライバル心から、先輩として尊敬を交えたライバル心に変わった瞬間の紅葉のセリフである。
この日を境に紅葉は青葉を、何でも話せる先輩として徐々に慕うようになっていく。

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