リュックベッソン作品に登場する最強の女たち
リュックベッソン監督の作品には強い女性ヒロインが数多く登場します。女性が主人公となる作品も多く、登場する女性は皆、しなやかで強く、美しいのが特徴です。そんなリュックベッソン監督の映画をまとめました。
NIKITA ニキータ
深夜のパリの薬局に麻薬中毒の少年少女達が薬欲しさに乱入するが警官隊が到着したことによって銃撃戦となる。彼らは警官隊からの銃弾に全て倒れたかに見えたが一人残った少女が警官を射殺してしまう。警察署に連行された少女は、取調室で刑事に名前を聞かれた際に男性名の「ニキータ」と名乗り、それが彼女の呼び名となった。
ニキータに終身刑が下り、護送されて目が覚めると殺風景なベッドルームに入れられており、ボブという政府の秘密警察官を名乗る男が現れる。彼女はそれまでの自分の記録を消され、別の人間として政府に雇われた暗殺者としてここで訓練を受けて生きるか、それとも死ぬかの選択を迫られる。ニキータは反抗し逃げようとするが叶わず、暗殺者としての訓練を受けることとなる。ニキータは反抗しながらも、めきめきと頭角を現していく。
Leon レオン
ニューヨークで孤独に生きるイタリア系移民のレオンは、プロの殺し屋として、表の顔はイタリアレストランの経営者で、イタリア系マフィアのボスであるトニーを介した依頼を完璧に遂行する日々を送っていた。
ある日、気まぐれから命を救ったマチルダと一緒に暮らすようになり、更には殺しの技術を教えてくれと頼み込まれる。当然ながら断るが、銃を街中に乱射した彼女の本気さに仕方なく教える事になり、奇妙な同居生活をはじめる。
フィフスエレメント
2214年、ニューヨーク。すっかり未来都市化したこの都市には統一宇宙連邦政府の本部がおかれ、世界の指揮をとっている。そのトップであるリンドバーグ大統領は正体不明の物体が地球に接近していることを知り、統一宇宙連邦軍にミサイルを撃ち込ませるが、逆に反撃されてしまう。
そこに現れたのはコーネリアス神父。彼はリンドバーグ大統領に謁見し、正体不明の物体について説明する。
コーネリアス神父によると、それは"5000年に1度やってくる邪悪な物体"で、撃退するにはモンドシャワン人の持つ4つの石が必要であるという。
そして、地球を救うためにモンドシャワン人がその石を持って地球に向かっていると大統領に報告する。
しかし、そのモンドシャワン人の宇宙船は武器商人ゾーグの操るエイリアンにより撃墜され、4つの石はどこかにいってしまう。
フィフス・エレメント
タクシー運転手のコーベン(ブルース・ウィリス)は元統一宇宙連邦軍のエリート。
妻に逃げられ、狭いアパートの一室でペットの白い猫と共に暮らしている。
そんなある日、空から美しい少女が降ってきた。
ジャンヌ・ダルク
百年戦争下のフランス。人並み外れて信仰心豊かな少女、ジャンヌ・ダルクは、ある日自らの村をイングランド軍に焼き討ちにされ、目の前で姉を虐殺されるという悲劇に見舞われる。心に傷を負い、教会の神父にやり場のない感情をぶつけるジャンヌ。彼女のあまりの悲しみを目の当たりにした神父は彼女に「いつか神が、お前を必要とする日が来る」と言う。そして数年後、フランス王家の元に、ジャンヌからの手紙が届く。
Angel-A アンジェラ
借金の返済期限が48時間後に迫ったのに返すあてのないアンドレ。返せなければギャングに殺されてしまうかもしれず、進退窮まったアンドレはアレクサンドル3世橋に向かい、セーヌ川へ飛び込もうとする。しかしその時、長身で金髪の美女が現れ、アンドレより先に飛び込んでしまう。
LUCY ルーシー
ごく普通の平凡な女性ルーシーは、訪れた台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれ、下腹部にCPH4という新種の麻薬が入った袋を埋め込まれてしまう。この麻薬は通常10%までしか活用できない人間の脳の潜在能力を極限まで高めることができる恐ろしいものだった。運び屋として体内の麻薬と共に移動するよう命じられたルーシーだったが、麻薬を狙うマフィアに捕まってしまう。ルーシーは激しい拷問を受けるが、その拍子に体内の袋が破れ、彼女の脳は麻薬の力で覚醒し、超人的な力を発揮してその場から脱出する。