Death Coming(デスカミング)のネタバレ解説・考察まとめ
『Death Coming』とは、NextStudio社が開発したドット絵パズルゲーム。Steamで販売しており、日本語にも対応している。事故死した主人公が死神見習いとなり、ターゲットを事故に見せかけて殺害していく内容となっている。デフォルメされたドット絵とはいえ、流血やグロテスクな表現がある。各ステージには映画やアニメの有名作品のパロディが盛り込まれている。全プレイヤーのスコアのランキングもあり、やり込める内容となっている。
ステージ選択画面の右端にあるボタンをクリックすると、これまでターゲットとして殺害したキャラクターのあの世での様子が見られる。
キャラクターをクリックすると一言セリフが聞けるようになっている。セリフの内容は、自分の死因をふまえて「来世では注意しよう」と自分を戒めていたり、自分が死んでいることを理解していなかったりと様々。
ステージをクリアするごとに人数は増えていく。
右上~左下に伸びる直線状の空間であるのは、事の発端である主人公が線路の上の岩をどけたことによって助かった列車を模したもの。
エンディングを迎えた後はこの白い空間は列車内の光景に変わる。
第2ステージに隠された表現
映画やアニメのパロディが多いこのゲームであるが、第2ステージは実在する国家がモデルとなっている。
ターゲットとなる「ミサイル工場の社長かつ、この国の独裁者」である男性は特徴的な仮面をしているため素顔がわからなくなっているが、後ろになでつけた髪型や核ミサイル、国の独裁者といった要素から北朝鮮をモデルとしていることがわかる。
映画やアニメのパロディもなく実在する国家がモデルであり、クリア後に流れるムービーが第2ステージしか存在しないことから、「DeathComing」内では少し異色なステージとなっている。