はたらく細胞(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『はたらく細胞』とは、清水茜による漫画作品。人体の中で活動する細胞を擬人化したユニークな物語と、各細胞の描写の正確さで話題となり、学生のみならず医療関係者からも評価された。2018年にはdavid production制作によってアニメ化された。
舞台は、人間の身体の中。細胞たちが擬人化、侵入した病原体などがモンスター化・怪人化して描かれている。酸素を運ぶ赤血球や、細菌と戦う白血球。傷口をふさぐ血小板や、殺し屋のキラーT細胞など、そんな約60兆個もの細胞たちの知られざるドラマが展開される。

CV:中原麻衣
皮膚や毛穴などに常在する細菌。
毒性が高く、創傷部(傷口)などから体内に侵入した場合、表皮の感染症や食中毒、肺炎、髄膜炎、敗血症などを引き起こすことがある。

化膿レンサ球菌(かのうれんさきゅうきん)

CV:松風雅也
咽頭、消化器、皮膚などに生息する、ごくありふれた常在菌の一種だが、多様な疾患の原因となることがある。

緑膿菌(りょくのうきん)

CV:北沢力
自然環境中に存在する代表的な常在菌の一種。
緑膿菌感染症の原因となる。

カンピロバクター

CV:小林大紀
細菌の一種。

ライノウイルス

CV:古川慎
風邪の代表的な原因ウイルス。
大抵の場合、軽い鼻かぜ(鼻水、くしゃみ、鼻づまり)を引き起こす。
感染者の鼻水や唾液には大量のライノウイルスが含まれており、感染力は非常に強い。

『はたらく細胞』の用語

レセプター

細菌などを察知するレーダー的なもの。
白血球の頭についている。
取り外し可能。

言い伝え

『宇宙より災いの流星飛来せし時、山は怒り、大地は荒ぶり、海はうごめく』
抗原の免疫を記憶しているリンパ球の記憶細胞に代々伝わるもので、大噴火・地殻変動・大洪水がいっきに起こり、大災害に見舞われるという内容である。

ヒスタミン取扱マニュアル

マスト細胞が仕事をする時に使用するマニュアル。
アレルゲンが増えた場合、B細胞が作るIgE抗体の量に応じたヒスタミンを出すよう書いてある。ヒスタミンは血管内皮細胞の間隔を広げ、白血球たちの遊走性を高めるはたらきがある。

鼻腔温泉

体に入ってくる空気をあたため、加湿して呼吸器に送り込む鼻腔には、温泉のみならず足湯もある。
そこで細胞たちは、仕事の合間にくつろぐ。また、近くには冷蔵ケースがあり、飲み物も常備されている。

グルコースまんじゅう

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