「エースをねらえ」の作者、山本鈴美香のその後

1973年から1980年まで長期連載された「エースをねらえ」以降3つの作品を発表していますが、いずれも未完。
未完の一つ、「7つの黄金郷」は「エースをねらえ」以上の秀作、とファンから高い評価を受けていますが、
現在執筆活動はされていないそうです。
今思えばつっこみどころ満載な「エースをねらえ」

その筆頭はやはりこのかた「お蝶夫人」
なぜ「夫人」なのか、あの豪華な巻き髪は高校生としていかがなものか、など
ゴージャスな巻き髪は時代のお約束です

ライバルとして圧倒的に優位なキャラは、金持ちで巻き髪で、お父さんがその業界の権威。
お蝶夫人とか、ガラスの仮面の姫川亜弓とか。
コミックスは全18巻、文庫版や愛蔵版でも発売されました

宗方仁亡き後、後半は桂コーチが登場してキッチリすっきり話しを終えた「エースをねらえ」。
作者の作品できちんと完結したのは、「エースをねらえ」が最後でした。
読者泣かせと言えば「王家の紋章」と「エロイカより愛をこめて」「ガラスの仮面」

連載30年とか平気で超えてますからね。
しかもこち亀みたいに毎週出ているわけじゃなくて2~3年とか間が空くし。
特にガラスの仮面は、同じ場面をもう何年も待たされてます。
同じ時代の先生方というのがこれまた…。
山本鈴美香の未完の名作「7つの黄金郷」

山本鈴美香は、「エースをねらえ」以降3つの作品を送り出している。
「7つの黄金郷」「愛の黄金率」「白蘭青風」
いずれも、残念ながら未完となっている。
その中でも、「7つの黄金郷」はそれぞれのキャラに固定ファンが付くほどの人気で、
いまでも再開を待ち望むファンがいるほどです。
30年以上たった今も、こんな根強いツイートがあるんです
@gomakame うん、うん♪
— 紫の上🍄🍫 (@sunmoon823) March 10, 2015
潤くんの光源氏が見れないなら萩尾望都の世界を… 竹宮恵子も、カーニバル潤くんを見た時は山本鈴美香の7つ黄金郷もと思い浮かびました。(知らない世界ですよねm(__)m)
役者潤くん飢えてるので あんなのや こんなのは?と思ってしまいます。
一年に一回くらい7つの黄金郷読み返してる。続きはもう読めないんだろうな…
— かぼすん (@kawabear01) March 8, 2015
山本鈴美香の、今
「神山会」という新興宗教の巫女となった。
現在は執筆活動をしておらず、神山会の教祖となっている。
出典: ja.wikipedia.org

‥なるほど。人生いろいろですね。
皆さんの心の中にも未完の作品ありますか。
再開をお祈りしています