【オカルト】アブラハムの宗教が「キリスト教」「イスラム教」「ユダヤ教」の3つに大別される理由を考察

本記事ではアブラハムの宗教がなぜ「キリスト教」「イスラム教」「ユダヤ教」の3つに大別されているのか、その理由について考察している。アブラハムは旧約聖書の冒頭部分『創世記』に登場する人物で、神によって行われた「ノアの洪水」のあと、人類の救済目的で神に選ばれた「最初の予言者」だとされている。その後アブラハムの息子である「イシュマエル」と「イサク」の子孫たちが「ユダヤ人」「アラブ人」の始祖となり、それぞれの宗教が誕生したのである。

問題は、そのはじめには”宗教”なんかじゃなかった仏教が、いかにして宗教になってしまったか?である。

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その理由の第一は、ゴータマ・ブッダが解脱してしまったからである。

こんな当たり前のことがどうして大問題になるのかというと、解脱した人間は、輪廻転生の法則から離れてしまうものだからである。

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他のすべての人間が、この先もずーつと生まれ変わりして輪廻転生の法則に従わなければならないのに反して、つまり、ゴータマ・ブッダは、輪廻転生の世界観を前提にすれば、世界で最初の”解脱者”なのである。

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ゴータマ・ブッダは、この生を最後として、私はもう輪廻転生に立ち戻らない!と宣言して解脱に成功してしまった最初の人だから、そういうことになる。

そして困ったことに、ゴータマ・ブッダは、”人間の解脱”を問題にする仏教の中で、今のところ”解脱に成功した最初で最後の人”なのである。

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つまり、仏教徒は、解脱に成功したゴータマ・ブッダの教えの中にいるにもかかわらず、もう2千何百年も、彼の教えを生かしていないということになるのである。

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解脱に成功した人のことを”ブッダ”と言って、ブッダになった人間は、今のところゴータマ・ブッダしかいないことになっているのだから。

ブッダ(真に悟りを得た人)は、もうこの宇宙のどこにも存在しなくなってしまった。

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他のものは、神々も含めて、みんな輪廻転生の中でエンエンと存在し続けているにもかかわらず、偉大なるゴータマ・ブッダだけは、もう存在しないのである。

偉大なるゴータマ・ブッダを神格化したっていいのだが、しかしその人は”神になって生きている”というわけではないのである。

神よりも偉大な、真に悟りを開いたその人は、”神”なんかにならず、”解脱者”になっているのである。

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ゴータマ・ブッダを”神”にしようとしても、自分から進んで”解脱者”になってしまったゴータマ・ブッダには、理論上そんなことが起こりえないのである。

JewelRook6
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