The Last of Us(ラスト・オブ・アス)のネタバレ解説・考察まとめ

『The Last of Us』(ラスト・オブ・アス)とは、米ゲーム会社ノーティードッグが開発し、2013年6月20日にソニー・コンピュータ・エンタテイメントから発売されたプレイステーション3専用ソフト。
人間に感染する細菌が蔓延した世界で、主人公ジョエルと抗体を持つ少女エリーと、2人に協力する者、または利用しようとする者達の物語。

死亡しても一定時間後にリスポーンが出来る。
ただし、1チーム全体で20回までリスポーンできる。
敵を全滅させるか、タイムアップ時に残りの復活回数の多い方が勝利できる。

生き残り戦

ラウンド制で、死亡した場合はラウンド中のリスポーンはない。
敵を全滅させるか、タイムアップ時の残人数が多いとラウンドを取った事になり、4ラウンド先取で勝利となる。

金庫争奪戦

ステージ内に隠された敵の金庫を解錠した方が勝利となる対戦モード。
敵を尋問することによって金庫の場所を特定することができる。

『The Last of Us』の用語

隔離地域

パンデミックが起こった後に軍によって封鎖が完了した地域。
軍によって統治されており、軍が発給するカードによって食料や物資の配給が行われている。
コンクリートの壁によって感染者の侵入阻止ため隔離されているが、抜け道が多く、建物や地下道などを通って外に抜け出すことは可能である。
収容人数に限界があるため、外からの新規の移住者は受け付けていない。(裏でそれを手引きする稼業も存在する)
強権的な統治によって市民の不満は募っている。
政府の通貨の価値はなく、配給カードが通貨としての価値を持っている。

寄生菌

世界の崩壊を起こした原因。
冬虫夏草の一種の真菌であり、感染者の体液が体内に入るなど、空気中に飛散した胞子を吸い込むなどで感染し、1〜2日で変異し、思考を乗っ取る。
アメリカ食品医薬品局によって農作物などの食品から経口感染する可能性もある事がわかっている。
脳にまで菌が到達し、感染した者は思考を乗っ取られ、凶暴性を発現し、身体から胞子を放出する。
パンデミック発生から20年経過した現在でも、有効な治療法やワクチンは存在しない。
動物実験により、サルには感染させることができたようであるが、作中には動物園から逃げた出したキリンや、ジョエル達が移動に使っている馬は感染しておらず、野生動物は繁栄している。

『The Last of Us』の評価

受賞

様々なメディアでゲーム・オブ・ザ・イヤー(GOTY)を獲得し、受賞数は2014年1月24日にエルダースクロールズ:スカイリムの226を超えて231となり、ゲーム史上最多の受賞数となっている。記録は現在も更新中。
また英国アカデミー賞ゲーム部門でもGOTYを含む賞を受賞した。

売上

ソニーは2013年6月14日世界同時発売(日本は6月20日発売)から3週間経過した2013年7月3日時点でダウンロード版を含めた販売総数が340万本を突破したと同月9日に発表した。
2014年3月15日には本作の売上が600万本を突破したとヨーロッパプレイステーションブログが発表した。

『The Last of Us』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

インスピレーション

ノーティードッグの広報担当者によると、ラスト・オブ・アスは映画「ノーカントリー」「チルド・オブ・メン」テレビドラマ「ウォーキング・デッド」などからインスピレーションを得て、「滅亡後の世界を描こう」とコメントしている。
作中に登場する菌は虫に寄生して脳を奪う冬虫夏草に着想を得ており、世界観は「菌類が種別を超えて寄生したらどうなる?」という問いかけからラスト・オブ・アスはスタートしたと広報担当者は語っている。

エリーのモデルについて

エリーのモデルはその容姿からもわかるように、女優のエレン・ペイジであると製作者が発言している。
しかし、エレン・ペイジ本人の許可を取らずに行ったため、本人はネット上での質疑応答で勝手にモデルにされたことについて苦言を呈している。

『The Last of Us』の実写映画化について

実写映画化決定

2014年に映画化が決定した。
プロデューサーにはスパイダーマンなどを手がけたサム・ライミが選ばれた。
また、同ゲームのクリエイティブディレクターを務めたニール・ドラックマンが脚本を担当し、ゲームディレクターのブルース・ストラリーの参加も決定した。

映画化の休止

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