多田くんは恋をしない(多田恋・ただこい)のネタバレ解説・考察まとめ

『多田くんは恋をしない』とは、動画工房制作のオリジナルアニメである。
カメラマン志望の多田光良は、高校二年になる春、ラルセンブルクから日本にやってきた留学生のテレサと知り合う。テレサは、多田の隣人であり、クラスメートとなった。写真を通じて、多田とテレサの距離は縮められていく。しかし、テレサには、日本でできた友達にも言えない秘密があった。

CV:下地紫野

通称アレク。
幼少時代からテレサに近侍し、日本では一人でテレサをサポートしている。そのため警戒心が強く、行き過ぎた言動も見られる。
日本文化に精通しているが、納豆のにおいが苦手。
嘘をつくとき、左腕の肘のあたりを撫でる癖がある。
読書家で、最近はゆいに貸してもらった『ひまわり急行恋する事件簿』シリーズを愛読。

杉本一(すぎもとはじめ)

CV:梅原裕一郎(11・12話は杉田智和)

通称ピン先輩。
写真部の男子のなかでは一番背が低い。
ファッションセンスが壊滅的にない。
長谷川によると「照れ屋で繊細なだけで根はやさしい」。
女体にかける情熱はすさまじいが、女性とはまともに口をきけない上がり症。
成績優秀で、京都大学を目指したが、東京大学に進学した。

長谷川日向子(はせがわひなこ) / HINA

CV:石上静香

手相にエロ線がある。耳輪が巻いている。
グラビアアイドルHINAとして活動しているが、周囲は気付いていない。アレクやシャルルは、はじめてHINAのポスターを見たときに、同一人物だと見破っている
伯母がモデル事務所を経営しており、一度だけの約束で所属モデルの代打をつとめた。それがきっかけになり、今では写真集を出し、雑誌のカバーや広告にひっぱりだこである。
山下や幼なじみのピン先輩からも「委員長」と呼ばれている(テレサの呼び方に合わせて、記事では「長谷川」で統一)。

山下研太郎(やましたけんたろう)

CV:下野紘

動物全般が好きで知識も豊富だが、ニャンコビッグをはじめ動物から嫌われている。
美容師の千明(チア姉)に片想いをしている。
どこにいても、多田の口笛ひとつで飛んでくる習性があるため、「山下犬(やましたけん)」というあだ名もある。写真に打ちこむ多田の姿勢を尊敬している。

多田ゆい(ただゆい)

CV:水瀬いのり

素直で感情表現が豊かで物怖じしない。祖父や兄からは甘やかされているようで、客の前で騒いだり、祖父を殴ったりしても叱られない。
『ひまわり急行恋する事件簿』シリーズの熱烈なファンで、ヒロインになりきったり、アレクに布教したりしている。

ニャンコビッグ

CV:小澤亜李(猫) / 大塚明夫(3話の心情パート)

多田家の庭先で、雨の日に多田に保護されて、現在は10歳(保護されたのは多田の両親存命時)。手のひらサイズで震えていた子猫が、大きく育つようにという願いをこめて多田が命名した。
人見知りはするが美人が好きなオス猫。
ドライタイプのキャットフードは嫌い。10年ものの猫じゃらし「彼女」が一番の宝物。
銀座界隈では、なぜか「ミーコ」と呼ばれている。
ハードボイルドな半生を送っていたが、最近、美容室の白猫チェリーちゃんに恋をしてしまった。

シャルル・ド・ロワール

CV:櫻井孝宏

天からすべて与えられたといっても過言ではない青年。ノブレス・オブリージュが身につき、他者に親切で、自己鍛錬をおこたらない理想的な人物。学生の身でありながら事業を展開している。ヨーロッパ圏内では、タブロイドで扱われる有名人。
初対面のニャンコビッグに瞬時になつかれた。猫とも会話ができる。
実は、テレサの婚約者。
初出6話。

多田正造(ただしょうぞう)

祖父(左)と時代劇が好きな常連客

CV:中博史

銀座で多田珈琲店を経営している。ニャンコビッグによると「コーヒー名人」。
三世代で暮らしていたが、十年前に息子夫婦が事故死してから、多田とゆいを一人で育てている。夫人(多田兄妹の祖母)については不明。
ヨーロッパの小国ラルセンブルクに多少の知識がある。

『多田くんは恋をしない』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作品の舞台

cocoa13
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