パワーパフ ガールズ(パワパフ)のネタバレ解説・考察まとめ

パワーパフ ガールズ(The Powerpuff Girls)とは米国アニメーター、クレイグ・マクラッケン(Craig McCracken)原作の漫画及びテレビアニメ作品。日本ではテレビ東京系列・カートゥーンネットワーク(CARTOON NETWORK)でアニメ放送され、漫画はIDWパブリッシングから出版中。
ユートニウム博士(Professor Utonium)が間違った材料を入れて発明してしまった最強ガールズ、パワーパフ ガールズの3人が繰り広げるスーパーヒーローアニメ。

『パワーパフ ガールズ(The Powerpuff Girls)』の概要

本作は、1992年原作者クレイグ・マクラッケンが大学在学時の21歳の頃に制作したオリジナル作品『Whoopass Stew: A Sticky Situation』に登場する「Whoopass Girls」が原型となっている。
後にアニメ専門チャンネルのカートゥーン・ネットワーク(CARTOON NETWORK)、アニメーション制作会社ハンナ・バーベラ・プロダクション(Hanna-Barbera Productions)から高く評価され、カートゥーン・ネットワークから製作される運びとなった。しかし、カートゥン・ネットワークの役員幹部が番組タイトルに不服を申し立てたため、改名し現在のタイトルに変更となった。

マクラッケン氏がアニメーターとして活動を始動し1994年に本アニメが製作され、翌年5月よりカートゥーン・ネットワークでショートアニメとして放映された。96年1月に2度目が放送となり、同年にはシリーズ化が決定。97年より30分枠のアニメとして制作が開始された。
本作品は単なる勧善懲悪のヒーロー物アニメではなく、可愛いイラストとは相反するブラックユーモアが含まれた内容や、ややグロテスクな描写、ガールズ自らが犯罪に手を染めてしまう回があるなど、既存のスーパーヒーローアニメーションとは異質のアニメとして人気を博している。
科学者のユートニウム博士は、砂糖、スパイス、素敵なものをいっぱい混ぜて“むっちゃ可愛い女の子”を造る筈だったが、そこに間違ってケミカルXという物質を混ぜてしまった。
そうして生まれたのが最強パワーを持つ女の子たち「パワーパフ ガールズ(Powerpuff Girls)」だった。
作品の舞台となるのはアメリカのタウンズヴィル(Townsvill)という架空の街で、彼女たちは街の平和を守るためにスーパーパワーで敵と戦う役目を担っている。

『パワーパフ ガールズ(The Powerpuff Girls)』のあらすじ・ストーリー

ユートニウム博士(右)は誕生した3人(左からバブルス、ブロッサム、バターカップ)を責任を持って育てることにする。

アメリカにある架空の街、タウンズヴィル(Townsvill)に住む科学者のユートニウム博士(Professor Utonium)は、砂糖とスパイスと素敵なものだけを混ぜてとびきり可愛い女の子たちを造るつもりだった。
しかし実験の最中に誤ってケミカルX(ChemicalX)という物質も混ぜてしまい、そのために博士によって造られた女の子たちは全員驚くべきスーパーパワーを持って誕生することとなった。
誕生した3人の女の子に博士は、ブロッサム(Blossom)、バブルス(Bubbles)、バターカップ(Buttercup)と名付け、責任を持って自分が育てることを誓った。

博士とガールズとの共同生活は、博士のラボ兼自宅を拠点に始まった。
博士は日夜、自分の自宅の地下室にあるラボで研究に勤しんでいる。
ガールズは時に博士の研究を手伝う傍ら、タウンズヴィルに隣接するポーキー・オークス(Pokey Oaks)という地域の幼稚園に通っている。

幼稚園児という普通の顔を持つガールズたちには、普通の子どもたちとは大きく異なる一面があった。
それは、生まれながらに備わったスーパーパワーを活かして、街の安全を守っているということである。
街にはびこる悪を撃退するため、ガールズは24時間体制で出番の時に備えている。
主にガールズに出動要請が出るのはタウンズヴィル市長(Mayor)からの電話が掛かってきた時である。
市長はガールズ直通の電話を使ってガールズ達を呼び出すのが習慣になっている。
電話一本ですぐに現場に駆けつけるガールズ達だけが市長の頼みの綱なのである。

ガールズは街の治安を守り、市民を守るために全力で任務にあたっているスーパー幼稚園児として街の人たちからも頼りにされている。

『パワーパフ ガールズ(The Powerpuff Girls)』の登場人物・キャラクター

ブロッサム(Blossam)CV麻生かほ里

本作の主要キャラクターのひとり。パワーパフ ガールズのリーダー。イメージカラーは赤。
敵と戦う時はいつも彼女が他の二人をまとめる役割を担っている。
頭脳明晰で冷静沈着だが、プライドが高く、時折バターカップ(Buttercup)と張り合う一面もある。
長いオレンジ色の髪を大事にしており、毎晩お風呂の後に手入れすることを欠かさない。
ガールズの中では唯一の前科持ちで、ユートニウム博士の誕生日に高級ゴルフセットをプレゼントするために店から盗んでしまったことがある。
生まれた時に桜がぱっと花開いたように喋り始めたことから「ブロッサム」と名付けられた。

バブルス(Bubbles)CV南里侑香

本作の主要キャラクターのひとり。イメージカラーは青色。
パワーパフ ガールズの中では特に砂糖成分が高いらしい。
ガールズの中で最も子供らしく、絵を描いたり人形遊びが大好きで動物とも話すことが出来る。
意外にもガールズの中では最もパンチ能力が高い。
素直な性格故に敵に騙されてしまったり、他の二人に泣かされることもしばしばあるが、怒ると人が変わる。
タコのぬいぐるみのオクティ(Octi)を大事にしている。
生まれた時に泡が弾けたように笑い出したので「バブルス」と名付けられた。

バターカップ(Buttercup)CV池田有希子

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