アドベンチャー・タイム(Adventure Time)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アドベンチャー・タイム』とは、米国の幼児向け番組専門のケーブルテレビチャンネルであるニコロデオンが作った短編アニメを元に、カートゥーンネットワークがその短編アニメを購入し30分番組として製作したアニメである。本作の内容は主人公の男の子フィン(Finn)と犬のジェイク(Jake)が魔法のはびこるウー大陸を舞台に繰り広げる冒険ファンタジーである。

もう一つの『アドベンチャー・タイム』

『アドベンチャー・タイム(Adventure Time)』にはフィンとジェイクを主役に据えた本筋のストーリーとは異なるもう一つの物語が存在する。
いわば『アドベンチャー・タイム(Adventure Time)』のB面とも言える物語である。
それが『アドベンチャー・タイム(Adventure Time)フィオナ&ケイク(Fionna and Cake)』である。
この物語は、本筋ストーリーに出てくるキャラクターの性別が全て反転して登場するというもので、フィンはフィオナという女の子、ジェイクはケイクというメス猫となっている。
この物語がアニメに初登場した際は、アイスキングが自ら創作した「パロディ小説の中の世界」という設定になっているが、本来はアニメーションスタッフであるナターシャ・アレグリが個人的にひとりのファンとして描いた二次創作作品『Fionna and Cake』が元となっている。
ストーリー展開は本筋の物語と同様、冒険ファンタジーが主となっている。
また、『フィオナ&ケイク』の物語がアイスキングによるパロディ小説であるということが語られる回では、ランピーがこの物語の熱狂的ファンである様子が描かれている。
さらにランピーは原作者のアイスキングを誘拐し、自らが加筆した男性版ランピーを主役にしたオマージュ作品を本人の前で披露するといったエピソードもある。

もうひとつの『アドベンチャー・タイム』の登場人物・キャラクター

フィオナ(Fionna/CV:半場友恵)

性別反転の世界でのフィンの女性版。
純粋で元気いっぱいな女の子。
プリンス・ガムボールに恋心を抱いている。

ケイク(Cake/CV:真山亜子)

性別反転の世界でのジェイクの女性版。
ジェイクが黄色一色の犬であるのに対してケイクは黄色のぶち模様の猫。
ジェイクと同じく特殊能力を持っている。
ボーイフレンドはロード・モノクロミコーン。

プリンス・ガムボール(Prince Gumball/CV:小野大輔)

性別反転の世界でのバブルガムの男性版。・
キャンディ王国のプリンスとして国を統治している。国民から愛されている。
相棒の馬、ロード・モノクロミコーンに乗るのが大好き。

マーシャル・リー(Marshall Lee/CV:森川智之)

性別反転の世界でのマーセリンの男性版。
彼はロックスターのヴァンパイア・キング。不良で歌が巧い。

アイスクイーン(Ice Queen/CV:三石琴乃)

性別反転の世界でのアイスキングの女性版。
フィオナの宿敵。彼女の氷のパワーはティアラによるもの。

ロード・モノクロミコーン(Lord Monochromicorn)

性別反転の世界でのレディレイニコーンの男性版。
レディレイニコーンが韓国語でコミュニケーションをとるのに対して、彼は蹄で地面を蹴ってモールス信号で会話する。
彼の信号を理解出来るのは唯一、ガールフレンドであるケイクだけ。

ランピープリンス(Lumpy Space Prince/CV:太田哲治)

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