大谷翔平のプロ野球入団騒動まとめ！【星野仙一など大御所が激怒】
高校卒業後はプロ野球入団ではなく、メジャーリーグ挑戦を表明していた大谷翔平。しかし日本ハムファイターズの熱心な交渉に心を動かされ、遂に入団を決意。このニュースを喜ぶ人がいる一方で、星野仙一や野村克也など野球界の大御所からは怒りの声が上がりました。大谷の母校にも批判の電話が殺到する事態になったようです。
■大谷翔平、日本ハムに入団決定！
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日本ハムからドラフト1位指名された花巻東・大谷翔平投手（18）が9日、入団することを正式に表明した。岩手・奥州市内のホテルで、栗山英樹監督（51）ら球団側と対面して伝えた。メジャー挑戦を表明していたが「エース兼4番」での育成方針など、球団側の将来性を加味した提案に翻意。謝罪を繰り返しながらも、将来的なメジャーを目指すと宣言した。最速160キロ＆高校通算56本塁打のスーパールーキーが誕生し、来季の日本球界の盛り上げに一役買う。
■当初は「可能性ゼロ」と宣言していた
「決断した以上はあっち（米国）で頑張ると決めた。どこに指名されていても、いまはアメリカでやりたい。（決断を覆すことは）自分自身の考えとしてはゼロです」と大谷。
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■決め手になったのはA4判25ページ以上の資料
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大谷の決心を最初に揺るがしたのが、11月10日の入団交渉で球団が大谷側に示した資料。「大谷翔平君 夢への道しるべ 日本スポーツにおける若年期海外進出の考察」と題した冊子はA4判25ページと別紙5枚にも及んだ。
▽▽しかし、大谷の入団に異論を唱える球界の大物達▽▽
■野村監督「日本の野球をなめてる。いいかげんにせぇって思う」と激昂
東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也名誉監督（77）が10日、都内で行われた『ニッポン放送ショウアップナイター CONFERENCE 2013』にゲスト出演し、米大リーグ挑戦表明から一転して北海道日本ハムファイターズに入団を決めた大谷翔平選手（18）に“喝”を入れた。野村氏は「あの18歳の若造がね。日本の伝統ある野球をなめてる。いいかげんにせぇって思う」と語るなど、怒りを爆発させた。
■「ドラフトの意味が無い！」と星野監督も怒り
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楽天・星野仙一監督（65）が9日、仙台市内で取材に応じて、現行のドラフト制度を痛烈に批判した。メジャー挑戦を表明していた岩手・花巻東高の大谷が、1位指名を受けた日本ハムに入団することが決定。「日本球界に行くんなら、ウチも指名しとった。彼の将来は本人が決めることだけど、ちょっと大きな問題になる。これをやったんであれば、ドラフトの意味がない」と怒りをあらわにした。
▽▽大谷選手周辺にも批判の声があがっている▽▽
■ゼロ％宣言から一転入団になったことで恩師に批判中傷が
当初「ゼロ％」だったはずの日本球団入りで大谷の周辺では明らかな被害者が出ていた。恩師・佐々木監督のもとには本人が日本ハム入りに軟化しだした11月26日の交渉以降、指名を回避した国内球団からの問い合わせが続出。学校周辺ではPTAや野球部父母会、OB会、さらには後援会などから批判や噂、中傷が相次いでいた。
■学校にも批判の電話が大量に
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大谷翔平投手（18）の日本ハム入り表明から一夜明けた10日午前、日本ハムの栗山英樹監督らが大谷投手が通う岩手・花巻東高を訪れ、ドラフト指名後、同校関係者に多くの負担をかけたことを謝罪した。
米大リーグ挑戦を公言した大谷投手が、日本ハムとの交渉の過程で入団に気持ちが傾いていく中、学校には非難めいた電話なども多く入ったという。約1時間の会談を終えた栗山監督は「大変な思いをさせて申し訳ないと伝えた」と話した。
