学園ハンサム(Gakuen Handsome)のネタバレ解説・考察まとめ

「学園ハンサム」とは、2010年に発売されたBLゲーム。製作は「チーム欲求腐満」、メインイラストやシナリオをメンバーの「木足利根曽」が担当している。最初はコミティアでパソコンゲームとして販売されたが、その後スマホゲーム化。2016年には5分枠でテレビアニメ化した。「主人公」はハンサムの揃う私立薔薇門高校に転入し、個性の強いハンサムたちと出会う。異様に長い顎が特徴。

ゲーム版CV:秋野旬

某有名人に良く似たキャラクター。
顔のみで登場し、魔王だったり、主人公と相手キャラの仲を引き裂く当て馬だったり、何故か襲ってくるモンスターのような立ち居地だったり、いつも立ち居地が変わる。
「学園ハンサム Revolution」以降は声が付き、アニメ版には未登場。
ほぼロクな扱いはされておらず、モデルになった某有名人の名誉の問題から、名前を言ってはいけないあの人的な立場になっている。

『学園ハンサム』のゲームシステム

学園ハンサムはマルチエンディングのノベルゲームで、プレイヤーの行動はテキストを読み選択肢を選んで進んでいくというシンプルなもの。
セーブデータは複数作ることが出来て、セーブするタイミングも多い。
具体的にどのくらいキャラの好感度が上がったかなどは表示されないが、お正月になったタイミングで年賀状が来たキャラが好感度の高いキャラとなる。
誰からも年賀状が来ないなど上手く誰かのルートへ入ることが出来て居ないと、次郎からもっと誰かと仲良くするように指摘されバッドエンドになる。

攻略キャラ

攻略キャラは、「美剣咲夜」「西園寺輝彦」「鏡蓮児」「早乙女拓也」「志賀慎吾」の5人。
次郎と優も隠しルートとして攻略可能。
攻略に重要なイベントは夏休みとクリスマスで、目当てのキャラを攻略するためには、次郎と優に誰が気になっているのか聞かれた時に目当てのキャラを選択し、夏休みとクリスマスのイベントで目当てのキャラを必ず誘うことが必須となる。
そして、休日や学校で目当てキャラが出てくる選択肢を選び、なるべく多く目当てのキャラとの接触を計り、さらに会話で好感度が高くなる選択肢を選ぶ必要がある。
どこで目当てのキャラが出てくるかなどのヒントは無く、選択肢も非常にトリッキーになっている。

選択肢

ゲームを進めていると、会話中の台詞や主人公が次に取る行動などで選択肢が現れる。
会話中の選択肢は好感度に繋がり、相手が喜びそうな選択肢を選ぶと好感度が上がる。
本作の場合、どの選択肢も予想が出来無いトリッキーな選択肢ばかりであるが、何故かうんこが出てくる選択肢を選ぶとキャラの反応は良好。
選ぶと即バッドエンドになる初見殺しの選択肢も多く、何度もバッドエンドになりながら選択肢を覚えなければならないシーンなどもある。

セーブポイント

本作では、次郎と優がセーブ役をしており、学校では「校長室へ行く」、家では「優の部屋へ行く」の選択肢を選ぶと、セーブすることが出来る。
セーブデータは複数保存でき、イベント前やイベント後など分岐点になりそうなところでセーブしておくことで、バッドエンドになってもまたすぐ続きから始められる。

エキストラシナリオ

ハッピーエンド達成の数によって、エキストラシナリオ「志賀君殺人事件~犯人は拓也~」が解放する。
このシナリオはゲーム「かまいたちの夜」風な演出がされ、犯人が誰なのか選択肢を選ぶマルチエンディングとなっている。

『学園ハンサム』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「よろしくオパッピー」

クールで取っ付き難そうな志賀であるが、内面はかなり陽気。

転校してきた志賀がした挨拶。
当時小島よしおが流行っていたためか、志賀は何かと語尾にオッパッピーを付ける。

「ここでセーブするか?」

番外編を含めたシリーズで、次郎が同じ台詞で登場する。

「校長室へ行く」の選択肢を選ぶと、次郎が必ず言う台詞。
校長室はセーブポイントになっている他、シナリオの途中でも唐突に「ここでセーブするか?」と現れる。

「あけおメンチカツ!」

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