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zodarvish5

zodarvish5のレビュー・評価・感想

リトル・ダンサー / Billy Elliot
10

ビリーに託した幸せ

母親はおらず、父親・兄は炭鉱ストライキ中でお金には苦しい。祖母は体調が芳しくない。そんな厳しい環境であっても、バレエが好きだと練習を続けるビリー。バレエを馬鹿にしていたけれど、息子のために炭鉱に戻る父。そして、同じようにストライキに参加していた父親が、炭鉱に戻ることを決意してしまうなど、複雑な状況に置かれてしまう兄。最終的に、労働に従事し、ビリーとの別れ際には“I miss you.”を伝えていた。綺麗ごとばかりではなく、人間の緻密な感情変化を描写したストーリーに心打たれる。
物語の主人公である11歳のビリーは、夢であったロイヤル・バレエ学校に入学できる。また、エンディングでは、自身の晴れ舞台に父親、兄を招待することができた。ビリーの親友マイケルは、時代背景を考えると、厳しい面も多いだろうに、ゲイである自分を確立し、恋人と連れ添って、ビリーの舞台を鑑賞していた。舞台にあがった姿を家族と親友に見せることができた。未来ある少年2人は夢をつかんだ。
一方の父親と兄はどうなったのだろうか。生活が困窮し、妻の形見であるピアノを壊して薪にするくらいの生活水準になっても、続けていた炭鉱ストライキ。兄は、ストライキが原因で、町の人ともめ、暴力沙汰になり、警察に捕まってしまう。妻の形見を壊し、自身の自由をかけてまで挑んでいたストライキだったが、父はビリーのために炭鉱労働を再開。兄は、父親に裏切られるような形でストを中断。さらに、ストライキは組合の譲歩で簡単に終わってしまう。彼らの行動は、全く意味を成さない結果となってしまうのだった。ビリーがロンドンに 向かった後、炭鉱地下に向かうエレベーターに乗る2人の顔は、お世辞にも幸せそうには見えない。彼らに未来はなかったのだろうか。
しかし、ビリーの晴れ舞台に父親と兄が駆け付けるシーン。普段は薄汚い炭鉱で働き、カジュアルな格好の二人が、ジャケット・コートといった正装で舞台に向かう。エスカレーターや鉄道などの最先端技術に驚く様子をみると、普段の二人の生活水準をなんとなく察してしまう。彼らは、人生の幸せや成功をビリーに託したのであろう。
「白鳥の湖」が流れて、ビリーが宙を舞った瞬間、 目が潤む父と感動で目を見開く兄の顔は幸せに包まれていた。

ヘアー(映画)
8

ベトナム反戦を唱えるニューヨークのヒッピーたちとの夢幻的な交友関係を描いた名作『ヘアー』

『ヘアー』は1979年に公開された米国のミュージカル反戦コメディ映画です。本作は1968年に発表されたブロードウェイのミュージカル『ヘアー: ヴェトナム戦争召集兵に関する米国ヒッピーの愛のロックミュージカル』をベースにしています。召集兵は陸軍入隊センターに向かう途上でヒッピーの一団と出会い、友人となります。ヒッピーたちは彼にマリファナとLSDを教え、彼らの非日常的な関係の環境の中で徴兵忌避を提案します。
映画はミロス・フォアマン(本作によってチェザール賞にノミネートされた)によって監督され、脚本はマイケル・ウェラー(次作でもミロス・フォアマンとコラボする)が担当。出演者は、ジョン・サヴェージ、トリート・ウィリアムス、ビヴァリー・ダンジェロ、アニー・ゴールデン、ドーシー・ライト、ドン・ダカス、ビヴァリー・ダンジェロ、メルバ・ムーア、ロニー・デイソンらです。舞踏場面はトワイラ・サープの振り付けで、踊りはサープのダンサーたち。
本作は記憶に残るロックミュージカルで、脚本のウェラーは舞台のショウよりもずっとコミカルなテイストに作品を仕上げています。出演者はみな優秀で、映画は観ていて楽しい体験を醸し出します。愛すべきドラマ、爽快なスペクタクル、示唆に富む社会観察といったすべてのレベルで『ヘアー』は成功を収めています。

とある科学の超電磁砲 / A Certain Scientific Railgun
9

見ないと損

発展した世界観の違いに圧倒されます。世界の可能性を感じられるアニメです。

主人公の御坂美琴が最高です。第三位の超電磁砲…
戦闘シーンがかっこよすぎてワクワクしないではいられません。
名言も心に刺さります。
人生観が変わるアニメです。
人として成長できると私は強く感じました。

御坂美琴のクローン人間が出てきたりなど読者の想像を超えてきます。

第一位は…
アニメを見て確認してください。

最強としか言えない強さが魅力的です。
その最強が苦戦するのは…
御坂美琴ではありません。
上条当麻です。何も技が出せませんがその能力は…

御坂美琴と止める上条当麻のやさしさに感動します。
最強に立ち向かう姿が心打たれます。

是非アニメを見て確認ください。

続編で新しい敵がでてきます。その敵も魅力的です。

特にストーリーがワクワクするほどで、次が気になります。
絵もとてもきれいでついマネして描きたくなるアニメです。

仲間の大切さを改めて感じさせてくれます。
御坂美琴と敵対するかと思っていた人の脳をリモコンでコントロールする能力をもつ美女と協力して敵に挑む姿は目が離せません。
その美女が誰かはアニメを見てください。

登場人物が個性的です。
現実世界で使ってみたいという能力も多くあり夢が広がります。

是非アニメや漫画をおすすめさせていただきます。