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yzk09173のレビュー・評価・感想

大脱出 / Escape Plan
8

2人の共演は最強。

スタローンとシュワルツェネッガーが出ていて、とてもかっこいいです。やはり、2人が出ていたら派手でアクション満載の映画になりますね。また、脱出不可能を攻略というのも面白い設定ですし、わかりやすくてよかったです。最初はどこにいるのかもわからなくて、なんでここからは抜け出せないと言われているのかもドキドキしながら見てました。オチを知って、なるほどそう来たかーと思いました。
外に出て、それが海のど真ん中だったときの絶望を思うと、切なくなります。これはスタローンでも無理じゃねえ?と思ったけど、それをどうにかしてくれそうな説得力がある体つきをしてました。あと、彼らに協力する医師役として、サム・ニールが出ているのですが、それがとてもよかったです。彼は優しそうに見えるし、好きな役者さんなので、おいしい役をしていてウハウハでした。スタローンも、ただの肉体派ではなく、頭も切れる役で、それもそれで素敵だなあと思いました。
刑務所の脱獄といえば、囮となる暴動って気がしますが、この映画もちゃんとそれがあり、おもしろかったです。そうそう、こうでなくちゃと思います。シュワちゃんとスタローンのコンボは最強でした。また、2人に共演してほしいなと思いました。

逆転裁判シリーズ / 逆裁シリーズ / Ace Attorney series
8

爽快法廷バトル

数年前に実写映画化やTVアニメ化もされた人気ゲーム「逆転裁判」シリーズ。
主人公・成歩堂龍一弁護士の使命は冤罪を受けた弁護人を救い、真犯人を見つけ、法廷で事件の真相を暴くこと。
霊媒師の真宵ちゃんと共に事件を追い、面白おかしく、時にドラマチックに物語は進んでいきます。

こちらの魅力は何と言っても爽快すぎる法廷でのやりとり。
このやりとりが裁判というより弁護士VS検事のバトルなのです。
有名な「異議あり!!」という台詞はこのバトル中での決め台詞です。

少しずつ証拠や証言を集めていき法廷バトルに挑むのですが、事件が解決へと向かっていくとストーリーのスピード感が増し、最高に爽快な気分で真犯人を有罪へと導いていきます。
追い込まれていく真犯人の容姿がどんどん崩れて変化していくところは必見です。

事件や真相部分はとても作り込まれていて本格的な一方でダジャレやギャグ要素も沢山なので、ミステリー好きは勿論のこと推理モノは初めてだという方もきっと楽しめます。
(何せ主人公の名前が成歩堂…ナルホドくん)
ストーリーもゲーム1本につき4話ほど入っているので、長く遊べます。
アドベンチャーゲームがお好きな方は是非一度プレイしてみて下さい。

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
9

胸が熱くなる少年漫画!僕のヒーローアカデミア

『僕のヒーローアカデミア』は週刊少年ジャンプに連載されている漫画である。
まず、この漫画について大まかに説明を行う。
ほとんどの人々がそれぞれ固有の能力(通称:個性)を持つ現代社会の中で、個性を持たずにうまれた少年が主人公である。個性があるが故にその力を悪用し、犯罪を行う”ヴィラン”という存在とそれを取り締まり人々を救ける存在であるヒーローがいた。
多くの人々がヒーローという存在に憧れ、自分の個性を生かして成長していく中、この漫画の主人公である少年もまた個性がない(通称:無個性)にもかかわらず憧れるヒーローのようになりたいと奮闘する。その想いを目の当たりにした少年の憧れのヒーローが持つ”継承される個性”を主人公が得ることとなった。
その継承される個性をめぐり、主人公は激動の中を突き進むこととなる……。
この漫画の魅力は、心が熱くなる展開が多くある点であろう。個性があるが故に生まれた軋轢が大きく世界を変えていく。無個性であった主人公とプライドの高い幼馴染。
主人公は、元々無個性であったのに個性を継承し、ヒーローを目指す自分をズルだと思いつつも、ヒーローになりたいという想いを捨てずひたむきに努力し、幼馴染は無個性であったのにヒーローとしての心を強く持つ主人公にプライドが許せず衝突を繰り返す。
その衝突の中で自分が思い描くヒーロー像を確かなものにしていき、お互いを意識し、切磋琢磨するような関係となっていた。互いはライバルであるが故に仲良く肩を組むなんてことはできないが、背を預けて戦う信頼できる仲間となったのだ。
このように個性を中心にそれぞれ登場人物に苦悩が存在し、話が進む中でスポットライトが当てられていく。
僕のヒーローアカデミアの”僕”とは、主人公だけでないのだろう。
主人公だけでなく、他の登場人物も主人公であるといえるほどに登場人物それぞれが大事に扱われている漫画である。
敵であるヴィランも丁寧に心情が描かれている部分が多く、ヒーローを目指す少年たちだけでなく、
登場人物全てを応援したくなる。
以上、私が特に魅力を感じている部分であるが、基本的な部分として画力の高さや、話のテンポ、キャラクターデザインの魅力など作者の想像力などもある。
ぜひ気になった方は読んで欲しい漫画の一つである。