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yuriraのレビュー・評価・感想

Ryo Nakamura
10

サイケトランス、HOUSEミュージックを魅了するRYO NAKAMURA

日本はEDMランキングは世界でも26位とやや低めでありますが、HOUSEミュージック、サイケトランスの音楽プロデューサーのRYO NAKAMURAは日本のEDMシーンにとって新しい旋風を巻き起こす存在といっても過言ではないほどその音楽のレベルが高いです。主にYOUTUBEやSOUNDCROUDに彼の音楽作品はアップロードされていますが、音楽、グラフィック共に日本にとどまらず世界レベルでも通用するほど、素晴らしい音楽であり、聴いている人たちを楽しませる力があります。グラフィックに関してもプロのデザイナーとごかくを争い、日本のハウスミュージック トランスシーンをこれからひっぱってゆくそんな存在です。RYO NAKAMURAさんの制作されましたEDM,音楽は単にクラブミュージックという概念にとどまらず、街ゆく人々の音楽シーンや車の中のラジオまで幅広く聴くことができます。RYO NAKAMURAの音楽作品の魅力は何といってもアメリカやヨーロッパでも十分通用してしまうほどとても聴きやすく、美しいハウスミュージックなんです。これからの日本のEDMシーンを是非RYO NAKAMURAさんに担ってほしいものであります。YOUTUBEでRYO NAKAMURAで検索するとでてきますのでEDMを聴きたい方は是非一度チェックしてみてください。

田中義人
9

カレー大好きの天才ギタリスト、田中義人とは?

初めて聴く音楽の中に、あぁこれはきっとあの人が作った、あるいは参加した楽曲だと思って検索をかける。本当にあの人が作ったんだ!とわかり、ちょっとした感動を覚える。そんなことってないだろうか?
田中義人さんの楽曲には、そうしたリスナーを楽しませるスパイスがふんだんに散りばめられている。もちろん全く聴いたことのない人にも田中義人さんの音楽に、ちょっとだけ耳をすませてみてほしい。
そしてスパイスのないカレーについてもちょっとだけイメージしてみてほしい。
彼のルーツについても考えてみよう。田中義人さんはいわゆるロック系のギタリストではない。ロック、ジャズ、ファンク、ソウル、エレクトロにヒップホップなどあらゆるジャンルをルーツに持ったギタリストだ。ジミ・ヘンドリクスのようにハードなディストーションを弾けば、時にはワウペダルを駆使して、ファンキーなカッティングを弾いてみせる。ジャズミュージシャンとの共演も数多く、プレイヤーとしてのマルチな才能を感じさせる。
過去の音楽が築いてきた聴き応えのあるおいしいフレーズをサンプリングし、彼なり昇華されたとき、それは間違いなくオリジナリティ溢れるおいしいフレーズになる。それはギタリストであると同時に、音楽プロデューサーでもある彼の仕事に遺憾無く発揮されている。
そんな彼の趣味、もとよりライフワークと言っても過言ではないのが、カレー(カリー)作りだ。Instagram「Spicedub」というアカウントで日々、自作カレーを挙げている。カレーをこよなく愛している。作ることも食べることも、スパイスを使うことがどれほど大切かを躊躇なく語ってみせる。
彼にとって最も重要な音楽とスパイスとの関係は、無作為に作るものではなく、立体的に楽しみながら作るものである。音楽に散りばめられたスパイスが彼のギターであり、カレーにとってのスパイスなのだ。そのおいしさをこれから田中義人さんを聴き始めるリスナーにも是非体感してほしい。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / The Legend of Zelda: Breath of the Wild / ブレワイ / BotW
10

作曲に手が込んでいる

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は今では誰もが認めるゲームとなった。
私がこのゲームに着目したのは音楽・BGMだ。このゲームが評価されているのはゲーム感を感じない、やらされ感のないゲームだからだと思う。是非プレイして体感してほしい。外に出て聞こえてくる草の音、何かが鳴いてる音、時折流れるピアノの旋律があなたの冒険心をくすぐる。極寒、灼熱、酷暑…。フィールドによってリアルに表現された音楽は完全にオープンワールドに飲み込まれる。
任天堂が出しているBGMについての裏話がある。最初はフィールドは草の音だけ、BGMはつけない事になっていたらしい。だがピアノを加えた。勿論私たちは現実世界で生きている間、ピアノなんか流れてこない(脳内で流れてる人は別だが…)。一見リアルなオープンワールドを崩してしまうのではないかと思ったが、完成形を実際にプレイして、素晴らしいと思った。リアルでありながら私たちを引き立てているというバランスが絶妙だった。BGMとはこのようでなければならないと思う。音楽がまたこれがうまい。私はファミコン時代ではないのでどうしても電子音には抵抗を覚えてしまう。
演奏は豪華なプロオケの方で、ストーリーもいいが音楽に聞き入ってしまう。最後の戦いは音楽ばかりに気を取られ「音楽やばい!ピアノ!オルガン!オーボエ!うわぁああ」とか叫びながら戦ったものだ(笑)
そしてなんといっても作曲に手が込んでいる。ゼルダシリーズというのは毎回作曲に工夫がこしらえているのだが、今作も素晴らしかった。全体的にピアノを基本にした大胆な楽器構成、それぞれのキャラにあった楽器構成、前作を知っているファンにはたまらないアレンジ。Switchがなかなか手に入らない最初の頃はせめてものサウンドトラックだけを買うファンも多くいただろう。人気なゲームには理由がある。是非あなたの目で、あなたの耳でこのオープンワールドを体感してほしい。