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yoppy90243818w0のレビュー・評価・感想

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
8

米津玄師

テレビには余り出ない、ミステリアスで多才なアーティスト。
歌詞は、聖書や文学作品からの引用と、物事を諦観、孤独に寄り添いそっと背中を押すようなものが混ざり合い、独特の世界観を作っている。
メロディーはキャッチーだが、違和感、この音へ行くんではないかという予想をあえて外すような音もさりげなく使っている。得に出だしは複雑なメロディーから始まり、サビはキャッチー、Cメロはとても独創的な作りの曲が多い。演奏も、キャッチーな中に不協和音や違和感を感じ、とても中毒性がある。歌と歌のつなぎの部分にも独創的なギターリフやブレイクが入っていて飽きさせない。海外の流行の音や、歌謡曲、ファンク、R&B、ヒップホップ、ラップ、ロック、民俗音楽、エレクトロ等いろんな系統の音楽をミックスしている。そして何の楽器を使って出したのか分からない音も多々入っている。
また彼は、イラストレーターでもあり、CDのジャケットやアートワーク、ライブグッズのデザインは自ら手掛けている。アイネクライネなどでは手書きイラストでMVを制作している。ダンサーでもあり、LOSER、フラミンゴなどではダンスも踊っている。デビュー前は、ボカロPハチとして活動。

yasu / 林保徳 / Acid Black Cherry / アシッドブラックチェリー
8

V系のイメージを覆した最終兵器

ジャンヌダルクのボーカルであるyasuが手がける「Acid Black Cherry」。AcidBlackCherry略してABCには他のアーティストにない魅力がたくさんある。
一つはコンセプトが官能ということ。人間の美しい部分だけではなく、闇の部分をカッコよくさらりと歌詞にする。
哲学的なエロ×ロックが生み出す激しい曲調は聴くものを圧倒させる。
アルバムの作り方も特徴的で斬新。曲を単体として聴くことでもその歌詞に共感したりするのですが、アルバムになると一変する。
1つのテーマがきちっと設定されている物語調のコンセプトアルバムになっており、同じ曲でも物語に合わさることで聞こえ方や感情移入がガラリと変わる。
実際にあった事件に沿った実話や、マヤ暦に関する壮大な物語、波乱万丈な人生を歩んだ一人の少女の物語。
壮大なスケールなテーマもあれば、一人の少女にスポットが当たる小さな世界も。
ボーカルのyasuの声も非常に魅力的。透き通るような透明なハイトーンボイス。しっとりバラードも歌えるし、激しいロックチューンの高音もさらりと歌い上げる。
ライブでのパフォーマンスも圧巻です。
現在は活動休止中なのですが、今でも根強いファンが復活を待っている。

龍が如く7 光と闇の行方 / Yakuza: Like a Dragon
10

龍が如く7、主人公変更後プレイ感想

龍が如くシリーズといえば海外でも人気のSEGAから発売されているゲーム。極道を題材とした少し荒々しい印象を持つゲームだが、私は龍が如くシリーズが2020年に発売した、龍が如く7光と闇の行方をこれでもかとプッシュさせていただきたい。
今作から、戦闘がRPG形式になった龍が如く7。こちらはなんと龍が如く1?6まで主人公を務めてきた桐生一馬から主人公から変更。新たに春日一番というキャラクターが主人公になった。この春日一番という男、堂島の龍と恐れられていた桐生一馬とは打って変わり、東城会の中でも末端の荒川組構成員として日々を過ごしている。THE・主人公の明るく陽気な性格と仲間のためともなればどんな危険も顧みずに突き進んで行く勇敢な心。まるで勇者のように物語を突き進んで行くのだ。
龍が如くシリーズは、極道をテーマとしている作品だがストーリーで毎回泣かせてくる。そして一回だけではなく二回目、三回目とやり続けると、また新たな発見もあり、やるたびに面白みが増すのである。今回の龍が如く7も例外ではなく、私がコントローラーを持ちながら大泣きしたのは言うまでもない。
今回のゲームの主題歌は、湘南乃風と中田ヤスタカがコラボして実現した楽曲、『一番歌』である。こちらの曲もゲームをやる前に聞いたときとやった後に聞いたときの感想がまるで違うもので、春日一番という男を表した一曲になっている。
まるで一本の映画を見ているような大どんでん返し、涙が止まらない演出、仲間とは何か、親と子とは何か、それら全ての答えが詰まった龍が如く7、ぜひプレイして見てほしい。