米津玄師
テレビには余り出ない、ミステリアスで多才なアーティスト。
歌詞は、聖書や文学作品からの引用と、物事を諦観、孤独に寄り添いそっと背中を押すようなものが混ざり合い、独特の世界観を作っている。
メロディーはキャッチーだが、違和感、この音へ行くんではないかという予想をあえて外すような音もさりげなく使っている。得に出だしは複雑なメロディーから始まり、サビはキャッチー、Cメロはとても独創的な作りの曲が多い。演奏も、キャッチーな中に不協和音や違和感を感じ、とても中毒性がある。歌と歌のつなぎの部分にも独創的なギターリフやブレイクが入っていて飽きさせない。海外の流行の音や、歌謡曲、ファンク、R&B、ヒップホップ、ラップ、ロック、民俗音楽、エレクトロ等いろんな系統の音楽をミックスしている。そして何の楽器を使って出したのか分からない音も多々入っている。
また彼は、イラストレーターでもあり、CDのジャケットやアートワーク、ライブグッズのデザインは自ら手掛けている。アイネクライネなどでは手書きイラストでMVを制作している。ダンサーでもあり、LOSER、フラミンゴなどではダンスも踊っている。デビュー前は、ボカロPハチとして活動。