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yoiyoiz7のレビュー・評価・感想

美女と野獣 / Beauty and the Beast
7

野獣の姿でもかっこいい

ベルが変な子扱いされていますが、ベルって実はすごい若い子設定のはずだから物語に深くハマるってのもわかるけどなあと思いました。随分保守的な村の話で、だからこそ、ストーリー展開が面白いです。それに楽曲もぜんぷすばらしかったです。ベルがガストン夫人なんて嫌って歌うところがお気に入りです。村の女の子にはモテてるガストンに対してひどい言いようでした。でも、私もガストンは嫌です。なぜ人気なのかがわからない。まあ、ああいう男らしいのが人気というのも保守的な村の表れなんでしょう。
野獣についてはすごくかっこいいです。野獣のときだって、かっこいい気もするのですが、まあ、ほんとに野獣に会ったらそりゃあ怖いかもしれません。でも、すごく優しい人です。昔、魔女に無礼な振る舞いをして、魔法をかけられたとは思えないほどです。2人の恋は、どっちも頑固な方でなかなか進まなかったけど、それがなんとも胸キュンでした。野獣がベルのために図書館を開放するところが好きです。女が本なんてとか言わないで、本が好きな人には本を!これが本当のプレゼントだと思います。とてもロマンチックで素敵な作品で、子供の頃からの憧れでした。大人になってみてもいいものだなと思いました。

超時空要塞マクロス / Super Dimension Fortress Macross
8

オタクカルチャーの創世記 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか

2020年現在も根強い人気のマクロスシリーズ、その歴史はアニメ超時空要塞マクロスからはじまりました。
超時空要塞マクロスを解りやすくかつパワーアップさせたのが、映画超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますかです。マクロスフロンティアやシンフォギアなどアニメのキャラクターが歌を歌い、現実世界にまで実在するかのような活動をする形態の元祖です。
この映画とても凄いんです。当時アニメとしては破格の4億ごえの映画制作費を使用し、配給収入7億円。作中のヒロイン リン・ミンメイ役が歌う愛おぼえてますかは最高ORICONチャート7位。ヒロイン リン・ミンメイ役飯島真理さんも作中のキャラクターと同一視され大人気になりました。
当時まだまだオタクカルチャーはマイナーだったなかで、とてつもない快挙でした。因みに当時のマクロスを取り上げた雑誌をみてみると新しいアニメの楽しみかたとしてキャラクターのコスプレをした人が取り上げられていました。コスプレのはじまりもこの時期だったんですね。この雑誌に同時掲載されていたキャラクター人気投票で今では伝説の歌姫となったリン・ミンメイよりも早瀬未沙が人気でした。
アニメ、映画で主人公輝が選ぶのは未沙でしたね。

あそびあそばせ / Asobi Asobase
9

爆笑&爆笑の美麗イラストギャグ漫画

なんでこんなに綺麗で繊細なイラストから、びっくりするくらい下劣な物語が生まれるのか?はじめて漫画を目にしたときに思った感想はこれです。
睫毛の先まで優しく丁寧に描かれているような繊細な筆遣いのイラストがギャグ調に崩れていくコマやとんでもない顔になっているコマは、はじめて見た人をあまりにも困惑させるでしょう。とくに単行本をパケ買いした人には詐欺なのでは?と思わせられるぐらいです。
いい意味で期待を裏切るあまりにも面白すぎるギャグ漫画。天才だけど頭がおかしい主人公、外国人顔なのに日本語しか話せない友達、地味だけど色気のすごい真面目な眼鏡っ子……個性豊かすぎる3人を取り巻く女子中学生の日常を描いた作品です。
可愛いのにおばかで、とにかく笑えて、過呼吸になりそうな面白さ。女子中学生の素朴な疑問、下ネタなど……可愛いだけじゃない女の子の日常が詰まっています。
「実際女の子が3人集まれば、こんな話もするよね」と思う生々しさもまたリアルで魅力のひとつ。「いや、これは頭おかしいだろ!」と思わずツッコんでしまいそうなツッコミ不在の大ボケ展開も見てて楽しいところです。とにかくやばくて頭がおかしくなってしまいそうなストーリーはストレス発散におすすめです。