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yakinikudaikusi617のレビュー・評価・感想

五等分の花嫁 / The Quintessential Quintuplets
7

五つ子によるハーレムラブコメ

勉強はできるが友達がおらず、家も貧乏な高校2年生の上杉風太郎が主人公。

あるとき学食で中野五月と出合い、勉強を教えてほしいと言われるが、「食べ過ぎて太るぞ」などと言い怒らせてしまう。その後、風太郎はお金持ちの転校生の家庭教師の仕事を高額で請け負うことになった。
その生徒が学食で出会った同級生の五月だと気づき謝ろうとするもタイミングが合わず、顔合わせのために家に行ってみると、なんと五つ子だったのだ。

協力的なのは四女の四葉だけであとの4人は全く勉強する気無し。赤点候補の5人全員を卒業させるために、なんとかして授業を受けてもらいたいが…。

見どころはそれぞれキャラの違う5人の心情の変化だろう。
一花 圧倒的お姉さんキャラ
二乃 料理上手、勝気で他人が姉妹の中に割り込んでくるのを許さない
三久 不器用で感情表現が苦手だが一途
四葉 明るくて元気で運動神経抜群
五月 真面目で一生懸命
5人の中で推しを見つける楽しみもある。
最初は邪魔者だった風太郎だが、だんだんと五つ子と距離を縮めていき、なくてはならない存在に。最終的に5人全員が風太郎のことを好きになる、ハーレムラブコメだ。
それぞれのアプローチの仕方も個性がでていて面白い。少しずつ過去のエピソードが出てきて、最終的に誰が風太郎の花嫁になるのか推理しながら見ているが、これが本当にわからない。

風太郎も勉強しかできない鈍い男なのかと思いきや、相手の自分に対する気持ちに気づいたり、気遣いができるところがありなかなかやるなと感心するシーンもいくつかある。

五つ子ならではの変装シーンもあり様々な視点で楽しめる作品だ。

ラブライブ!サンシャイン!! / Love Live! Sunshine!!
10

『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台が沼津である理由に超納得!

『ラブライブ!サンシャイン!!』は、ラブライブ!シリーズの第2作にあたり、静岡県沼津市が舞台となっています。さらに作中には、沼津駅や沼津港などといった、実在する企業などとタイアップしているのも特徴です。そんな『ラブライブ!サンシャイン!!』ですが、なぜ沼津市を舞台に選んだかというと、ロケーションや名産品、住民の優しさに惹かれたという深い理由があったのです。

単純明快の理由に見えますが、これは非常に重要なものであり、制作者が伊豆半島を一周したなかでこの街をわざわざ舞台にしたということは、それだけ心に残り、胸を打たれるほどに感激を受けたことが分かります。

作品にモデルとなった場所があれば、ファンは聖地巡礼を楽しみたくなると思いますが、それは『ラブライブ!サンシャイン!!』も例外ではありません。このシリーズは第1作品から多くの熱狂的なファンが根付いており、彼らが聖地巡礼に訪れた際に、魅力的なロケーションや名産品、心温まる住民の優しさに触れれば、ファンもその舞台となった場所を応援したくなり、また他の人にもその土地の良さを広めたくなるものです。

これは沼津が魅力的であり、尚且つ『ラブライブ!サンシャイン!!』も魅力的だからこそ為せるものだと言えるのではないでしょうか。

ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss / ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season
10

ラブラブを味わうだけじゃない、切ないゲーム!やりこみ要素も満載で長く遊べます!

11人もの色々なタイプの男の子が恋愛対象。キャラクター一人一人のストーリーが丁寧な上フルボイス!しかも名前も呼んでくれます!
冒頭の子供の頃のストーリーも物語調で素敵。おそらくメインキャラの瑛君に深く関係します。
DSならではのタッチパネルで接近モードが可能で、ミニゲームに成功すると隣を歩く男の子が近づいてきます。キャラクターによって好きな場所嫌いな場所があるので探るのも楽しいし、主人公から触られて、照れたり、ドキドキしたり、積極的になったり、「もう我慢できない!」って感じに豹変する姿にドキッとします。
一番魅力的なのは親友モード。一人の男の子と親しい状態で他の男の子と連続デートすると、その彼が好きなのかと聞かれ、好きだと答えたら、親しい男の子が恋を応援してくれます。しかし、親友状態の男の子とデートを繰り返すと、彼が自分への好意と恋の応援の板挟みに。ものすごく切ないストーリーになります。
アルバイトをして、服やアクセサリーを買うシステムも魅力。女友達と仲良くなるという選択肢もあれば、彼女の好きな男の子とデートして、ライバル関係になることも。
もちろん恋愛ゲームなので恋愛関係になれない、ただの男友達エンドや、独りぼっちエンド、女友達と一緒に迎えるエンドもあり、お隣のかわいい小学生から告白されることまで。ゲーム最初の選択肢で偶然キスしてしまう相手が変わり、そこも男の子の気持ちの変化やエンディングに関係します。分岐が多くてとにかくやりこめる、お得なゲームだと思います!

小林さんちのメイドラゴン / Miss Kobayashi's Dragon Maid
10

ほのぼの日常アニメかとおもいきや!?

この作品、見始める時と見終わった後の感情全く違います!期待を裏切りません。コメディ、ファンタジー要素のある作品です。
ストーリーとしてはほとんど一話完結の話なのですが時々ちょっとした伏線回収をしてきます。ほとんどは日常系コメディアニメなので笑っちゃうな~と思うようなお話が多いです。それぞれのキャラクターに個性があり、自分の推しが見つかる事間違いなしです。
ひょんな事から小林の周りにはドラゴン族のキャラクターが集まってきます。仲間がどんどん集まりその中でもトールは小林の言うことは絶対なのですがその姿にも小林への愛が見えて癒されます。
小林が大好きで小林のために人間の世界でなれない暮らしをするトールですが徐々にみんなから愛され居心地がよくなっていくトール。小林とどんな生活を送っていくのか、この二人にどんな物語があったのか気になりどんどん続きを見てしまいます!
この作品ではトールが主人公なのかなと思いますが、他のキャラクターも負けないほどに愛らしくそれぞれのよさが見えるので最後には押しが見つかるのはもちろん、小林さんちのメイドラゴンと言う作品自体の虜になっちゃいます!
そしてただの日常を見ていくだけではありません!何といっても迫力のあるアクションシーンが見どころです。
恒例のトールVSエルマの戦闘シーンです。映像も綺麗でさっきまでのほのぼのはどこへ行った!?と思うほど圧巻のシーンになっています。
トールとエルマの過去には一体何があったのか!?迫力のある戦闘シーンの中のセリフにも聞き入り目が離せません。

刑務所の中(映画)
7

何か起こるわけでもないけど…

花輪和一先生原作の実写映画です。漫画も読んでいて内容は知っていたけど、映画もよかったです。刑務所の中ってやっぱりちょっと知らないことが多いから、なんか興味深かったです。お菓子などは普通に生活していればいつでも食べられるけど、刑務所の中に入ってしまうとそんな機会も殆どなく。一大事というか、甘いものが本当にごちそうみたいになるんだろうなと思います。キャストも山崎努さんとか香川照之さんとか、田口トモロヲさんとかちょっと癖のある人だらけでよかったです。香川照之さんはやっぱり雰囲気がありますね。おじさんばかりなのにノリが学生っぽいのは、それも刑務所という閉ざされた空間だからでしょうか。何かが取り立ててあるわけでもなく、刑務所の中なのにほんわかしていてずっと見ていられました。でものどかといっても、どこかもの悲しさもあり、悲劇と喜劇は紙一重なのかもな、と思いました。

ハチミツにはつこい
6

幼なじみの幸せを願う行動に感動しました

幼なじみとのラブストーリーにドキドキするコミックです。

小さくて可愛い小春と、ちょっとお調子者でイケメンのなっちゃんは、隣同士の家でずっと一緒に育ってきた幼なじみ。お互いのことが大好きで仲良しな二人は周りの友達から見てもベストカップルですが、男女の恋とは無縁の仲でした。しかし、高校生になった二人は少しずつ心境が変わっていきます。

小春もなっちゃんもまだまだ子供っぽくて、ジャレあっているのが可愛らしく、幼なじみの良さがたくさん描かれています。そして、やはりそこには二人だけの特別な空間があって、他の人と接するのとは違う。一番近い存在であるにもかかわらず、他の異性との関係でギクシャクしたり、苦しんだりするのが、読んでいてつらいところ。しかし、そういう出来事があってこそ自分の気持ちに気づくものなのでしょう。
恋に目覚めはじめる青春の醍醐味なのかもしれません。

また、読んでいて少し恥ずかしくなるくらいにピュアな二人ですが、相手のためを思って行動する姿には感動しました。特に、先に恋心に気づいてしまった小春は苦しい思いをしているのにもかかわらず、なっちゃんの幸せが自分の幸せと悟ります。
そんなふうに思える相手がいるというのは、素晴らしいことだと思いました。

夏目友人帳 / Natsume's Book of Friends / 夏友帳
10

心が温まるストーリー夏目友人帳

原作マンガは連載して15年以上、アニメは6期まで続いてる人気の物語。
家族や友人たちと笑いあえる日常がいかに大切なことか、そういうことを改めて考えさせられる作品だと思う。

理由としては、主人公の夏目が最初はクラスメイトと距離があり、教室でも少し浮いた存在だったこと。
そこから時間をかけてだんだんと仲良くなっていく描写がリアルで、また主人公の過去やその時の心情などの表現がわかりやすく、話にのめり込みやすいからだろう。

この先はネタばれを含む。
一期のアニメ一話と二話を見ていただければわかるが、主人公には親がおらず親戚の家をたらい回しにされてきたのだ。
それぞれの家では、自分の居場所がなく子供のころからよく我慢させられてきた。
そんな状況を知った遠い親戚の藤原夫妻が引き取ることを決意。
最初は遠慮しがちだった主人公も少しずつ心を開いていき、今では本当の親子のよう。

結論として。
辛い過去が主人公にはあるけど、その傷を埋めてくれる存在「家族や友人」たちに出会い、成長していく様は、見ていて泣けてくるほどだ。
日常の当たり前の風景を、こんなに愛おしく感じる作品はなかなか出会えない。
是非一度は見ていただきたい作品だと思う。
私は夏目友人帳が大好き!