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wowosaki059のレビュー・評価・感想

ONE PIECE FILM RED / ワンピース フィルム レッド
9

音楽とアニメが生み出した新世界エンターテイメント

国民的アニメONE PIECEの劇場版第15作品目となる“ONE PIECE FILM RED” 物語のヒロインは、シャンクスの娘という衝撃のカミングアウトでファンを驚かせ、とある重大な秘密を抱えている歌姫“ウタ” 。
そのウタの歌は、「うっせえわ」などで一躍有名になった抜群の歌唱力を誇るAdoが歌唱しています。
楽曲提供は、Mrs. GREEN APPLEや中田ヤスタカなど豪華メンバーであることも話題となっている今作。
音楽、アニメといった枠を超えて、全く新しい新世界エンターテイメント作品です。
映画が始まってすぐ繰り出される圧倒的な音楽エンターテイメント。
『新時代』と『わたしは最強』の2曲に、早くも魅了され物語の中に入り込でしまいます。
本当にライブ会場にいるかのような高揚感、そしてキャラクター達の個性が底抜けに明るい曲に合わせて上手く表現されていて、ワンピースを知らない方でも楽しめる演出になっています。
みんなで楽しく盛り上がっていた序盤から一転、ウタの感情に合わせて物語も大きく動いていきます。
『逆光』『ウタカタララバイ』『Tot Musica』はまさにウタの心そのもの。
Adoの力強い声でさらにこちらの感性も揺さぶられていきます。
幸せな人生とは?真に平和な世界とは?海賊とは?
現代社会が抱えるさまざまな課題とリンクし、ただ楽しいだけでなく大人も考えさせられる内容です。
ワンピースファンはもちろん、音楽と映像美を楽しみたい方にも是非オススメします。

異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。
8

子供に勧められて読んでみた

原作も少し読み始めています。子供がたくさん漫画など持っているので、たまたま勧められて読んでみたらはまりました。
過労で亡くなった主人公が死後の世界を決めるときに異世界に行く方向と、そのまま亡くなっていく方向と決めることができたので異世界に行くことにし、
その時にもともと動物が好きで、なでなでしていると満たされるため、色々な動物と心を通い合わすことができる能力を持ちます。
まだ体は小さい子供ですが頭がよく、能力を生かしていきます。絵自体も違和感なく読めるのがいいです。
娘は原作本を買うときも絵の相性にもこだわりがあります。とりあえず家にある8巻までは読み進みました。
今までは割と安易に事が進んでいたような感じでしたが、話がどんどん進んできて性善説というかそういう考えだけでは進まず、
会社組織の話みたいなので利益を上げなければならないところが現実的な感じがします。
今の時代になぜ異世界とかの漫画がたくさんあるのか、読んでいてそういう時代になってきているからではないかと考えます。
かわいらしいだけではなく、ドロドロではないけれどやはり理想的な部分が多いところが好きです。
これからどういう展開になって行くのか読んでいきたいですし、また原作も合わせて読んでみたいです。

うらみちお兄さん
7

体操のお兄さんの裏の顔?うらみちお兄さん

「うらみちお兄さん」は久世岳さんが原作で、漫画はpixivコミックにて配信されているWeb漫画雑誌『comic POOL』で2017年から連載されています。
2021年7月にスタジオブラン制作でアニメ化され、大きな反響を呼びました。

あらすじ
教育番組「ママンとトゥギャザー」で体操のお兄さんを担当している表田裏道、通称“うらみちお兄さん”。いつも子供たちに笑顔を見せるうらみちお兄さんにも、時折「大人の闇」が垣間見えることがあります。
不安定なメンタルのうらみちお兄さんから出てくる大人の闇に、子供たちもドン引き。
それでもうらみちお兄さんは日々を生きていくため、社会人として笑顔で仕事をするのでした。

この作品の魅力は、現代社会にあるブラックな部分や、大人になってわかる人生の難しさ。世の中の理不尽など、今を生きる人々の悲哀が詰まった内容です。
本作に登場するキャラは皆それぞれブラックな一面を抱えています。子供からの何気ない質問でダメージを受けたり、製作スタッフからの無茶振りに耐えたり…。
そんな中でも裏の顔を隠しながら笑顔で明るい雰囲気を精一杯作っている彼らの姿は社会人として生きている方なら共感できるものもあるでしょう。
大人になった私たちにも刺さるアニメではないでしょうか。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
2

あまりおすすめしない

私は鬼滅の刃についてあまりおすすめできません。
なぜなら、やはり少年漫画なのに、女性受けを狙った作品だから。
それが見え透いていてなにか嫌な感じがするからです。
それに、ストーリーの方もどうでしょう。あまり面白くなく感じます。
キャラが微妙です。主人公のキャラデザインが汚くて、あまり見ていられないと思います。
要するに、なにもかも微妙な感じを受けると思うのですが、いつ終わるんだろうと思います。
設定があまり好きではありません。柱とか技名も、とってつけたような微妙なネーミングです。
もう少し頭を捻れば良いのに、と思いますし、人気出たくてすべてがとってつけたようなのが気に入らず、三巻ほどで投げています。
調子に乗っているうちはいいですが、メディア化して人気が出たからと言って、こんなに雑な作りで良いのでしょうか?
ジャンプの作品作りについて思うのが、タイトルです。タイトルが微妙。
鬼滅の刃もそうだし、なんかもっといいのないのかなと思うようなネーミングが多いです。
どうでもいいのかもしれませんが、もう少しよく考えないと、読んでる人はきれると思います。
とにかく鬼滅の刃はストーリー×、絵◎といった感じの、完璧な作品ではないと思います。
デスノート、バクマンくらいの完結作でお願いしたいです。

Another
7

怖さとグロテスクが混じり友達などと推理して楽しめるアニメ

Anotherとは、ある学校のクラスに昔のとある事件をきっかけに毎年謎の死を遂げるものが多発する現象が起きる。その原因となるものを追求していくアニメである。
日本のホラーの怖さは、「見えないものが見える」「存在が怪しい」「見ていない間に変化する」など恐怖心を煽るのに人間の想像力を要求されるものが多い。Anotherというアニメはまさに考えさせられ、想像させられる作品になっている。
それに加えて海外のホラー要素の人間の感覚(痛覚など)を想像させられる怖さも加わっている。
描写は日本寄りの全体的に少し青がかったグラフィックに登場人物も全体的に美形でとっつきやすくなっている。
そしてミステリーを楽しめる要素「いないもの」という事件で亡くなったはずの者がクラスに潜んでいる(その者の記憶は全員ない)という点。そしてその者を無視して本当にいないものとして扱わないといけないというルールがいじめを描写しているようで現代に訴えかける何かを感じさせます。
終盤のほうは少し話が雑になってきますが全体を通して長い話ではないので、ミステリー要素がダレるわけでもない。意外な展開に楽しめること間違いありません。

アップグレード
10

最初から最後まで飽きることなく見られる映画

人工知能が搭載されたチップを身体に埋め込む事によって、麻痺した身体を克服し、アスリート並みの身体能力を発揮する事ができるようになるという設定は、なかなかに面白いと思います。
そして見どころがアクションシーン。主人公(正確に言うと主人公の身体を人工知能が動かしているのですが)が初めて人工知能に身体を預けて敵を圧倒するシーンは、かなり痺れました。やはりどんな映画でも、今までいいように蹂躙してきた悪党を力でねじ伏せるというのは、爽快感があって面白いですね。思わず、「ざまあみろ!」と叫んでしまった程です。
そしてこの映画、最初から最後までダレる事なく、テンポよく進んでいくのが良いんですよね。途中、トイレに立つのも忘れるくらいに見入ってしまっていました。
そしてラストにとんでもないどんでん返しがあるのでビックリします。まさかコイツが全ての黒幕だったなんて…。
終わり方としてはバッドエンドの部類に入るのでしょうが、主人公としては例えまやかしだったとしても、あれはあれで救われたんだろうなと思います。ただ世界がどうなっていくかは分かりませんが…。まあ、ロクな事にはならないと思いますが…。
とはいえこの映画、続編を作ろうと思えば作れるので、評価も高い事ですし、いつか続編が制作されないかなあと期待しています。