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ucd_wrk3のレビュー・評価・感想

今際の国のアリス / Alice in Borderland
9

人が消えた東京を舞台に行われる究極のデスゲーム

主人公のアリス、親友のカルべとチョータは平凡な毎日を過ごしていた。しかし、渋谷のスクランブル交差点で交通事故を起こしてしまう。3人は警察から隠れるために駅のトイレに逃げ込んだ。少し時間がたったあと外に出てみると、渋谷から人がいなくなっていた。辺りを探したが一人も見つからない。そして夜になった時、スクランブル交差点の街頭ビジョンに「ゲーム会場はこちら」という文字とともに、方向を示す矢印が映し出された。仕方なくその方向に進むと、明るく照らされたビルが立っていた。そこに入ると、スマホが支給され次々と人間が入ってきた。話を聞くと、どうやら皆この奇妙な世界に迷い込んだ「ゲーム」の参加者だといった。ここでのゲームはビルから脱出するというシンプルなルールだった。各部屋に2つずつドアがあり、片方のみ正解のドアというものだった。他の参加者が一つ目のドアで選択を間違えたその時、空からレーザーが落ちてきて脳天を貫き死んだ。これは選択を間違えると死ぬ命懸けのゲームだった。アリスは昔からゲームが得意で頭が良かったため、このゲームの謎に気づき他のメンバーは無事脱出することができた。ビルの外に出たアリスたちの前に一人の男が近づいてきて、「俺のVISAは今日で切れる」と言った。その瞬間その男の脳天をさっきと同じレーザーが撃ち抜き目の前で死んだ。この世界では、ゲームに参加して勝つことによって、生きる期間を伸ばすことができるというデスゲームが行われていたのだった。この世界でアリスたちは生き残ることはできるのか、そして元の世界に戻ることはできるのか。

うらみちお兄さん
10

アニメ化も決定!

うらみちお兄さんは「ママンとトゥギャザー」という子供向け番組の体操のお兄さんのお話です。このうらみちお兄さんは裏表の激しい人でよく子供向け番組に採用されたなと思うほど裏表が激しく、そしてこの作品に出てくる子供たちはどこか達観的で子供らしくない発言をすることもしばしば。ほかにも歌のお兄さんと、歌のお姉さんもキャラがとても強いのです。歌のお兄さんこと蛇賀池照(だがいけてる)は常におにぎりのことを考えていたり、「ちん」とつく単語につい笑ってしまったりとよくわからない人物でありながらも自分が不器用でできないことにも一生懸命向き合い努力する一面もあります。
他にもうらみちお兄さんとともに行動するのが、着ぐるみのウサオくんこと兎原と、クマオくんこと熊谷のかけあいも見どころです。兎原はよく影でうらみちお兄さんの悪口を言いその度にうらみちお兄さんに見つかり締められています。熊谷はこの作品のなかで唯一の常識人ですが、時折兎原を裏切ったり平気でする冷酷な人間でもあります。トータルしてこの作品に出てくる人物はクセが強かったり変人だったりとツッコミが絶えないこと間違いなしです。
何よりこの作品の見どころはうらみちお兄さんの数々の名言です。うらみちお兄さんが語ることは今を生きる私たちに響く言葉が数多くあります。この作品を読んだ方もきっとお気に入りの言葉が見つかるはずです。そしてなんとこの漫画が遂にアニメ化することが決まりました。声優さんは超豪華なのでぜひ気になった方は是非ご覧ください。

元カレが腐男子になっておりまして。
8

展開が気になる!

年季の入った腐女子の主人公、『赤土桃』。
ある日、高校生の時に付き合っていた元カレが、BL同人誌を物色している姿を発見する。
お互いに気まずいが、BLの話ができる友達が出来て嬉しい元カレ。
自分がサークル活動をしていることを隠したい主人公だが、なんと元カレは主人公の作る同人誌のファンだった。
主人公のよき理解者の『幸音』。
2人でサークル活動をしていることを隠しつつ、ついつい元カレと連絡先を交換し!?
絵柄もキレイで読みやすい、展開の気になる漫画です。