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tw-8800965994011525134のレビュー・評価・感想

STEINS;GATE / シュタインズ・ゲート / シュタゲ
10

その選択が「0」を「1」に変える――

本作品の主人公・岡部倫太郎は厨二病から抜け出せない大学生です。
ある日、ラジ館で行われた中鉢博士という人物の講演会に参加した主人公は、とある一人の少女と出会いました。
その少女と別れた直後、ラジ館内に悲鳴が響き渡りました。悲鳴の元に駆け付けた主人公が発見したのは、先ほど知り合った少女の死体でした。
気が動転した主人公が友人にメールを書き、送信ボタンを押した瞬間、世界が静寂に包まれる……といったところから本作品は動き出していきます。
本作品の面白い所は、偶然にも「過去にメールを送ることができるタイムマシン」を手にしてしまった主人公が、次第に大きな出来事に巻き込まれていくといった、「バタフライエフェクト」的な面白さです。
このバタフライエフェクトという言葉は本作品でもキーワードになっていて、作品の序盤で起きた些細な出来事が後々の伏線になっているというような、視聴者をあっ、と驚かせる仕掛けが多々あります。
主人公によってかき回される世界と未来。その代償に主人公に迫られた重大な「選択」とは……!
タイムリープモノやSFが好きな人だけでなく、男女問わずワクワクドキドキハラハラする熱い作品だと思います。

それでも世界は美しい / それセカ / Still world is beautiful
8

それでも世界は美しい 魅力

漫画『それでも世界は美しい』は、花とゆめコミックスで全25巻です。ファンタジー漫画で、子供から大人まで、男女関係なく楽しめる作品です。
雨を降らすことのできる雨の公国の末娘・ニケという女の子と、太陽の国を統治するリヴィウスという12歳の少年の、歳の差恋愛ストーリーです。
ただのラブストーリーかと思いきや、読み進めていくにつれリヴィウスの過去やニケの特殊能力の謎が解き明かされていき、数々の魅力的なキャラクターが現れます。
一見おちゃらけた感じのキャラも心情を知ることで初めの頃より愛着が湧きますし、すごい悪役でも過去を知ると憎めない気持ちにさせられてしまいます。「読者の心を掴むのがすごく上手だな」と思った作品です。
『それでも世界は美しい』の別冊では、キャラクターがその後どのような人生を歩んでいくのかまでが描かれていて、「このキャラクターの性格なら、こういう決定やこういう道を選ぶだろうな」と納得させられるようなストーリーになっていました。
ファンタジー漫画なので様々な洋服が出てくるのですが、細かく描かれていて世界観が素晴らしいので、そこも注目してほしいです。
是非読んで頂けたら、と思います!また、アニメもやっているのでそちらの方もお勧めです。

椎名林檎 / Sheena Ringo
8

音楽の芸術家 椎名林檎

ご覧になられてる方は多少はいると思うのですが、とある番組でイチローさんと対談してお話するような回があったのですが、椎名林檎さんのイメージとして音楽とは「機能美」とおっしゃっていたことがとても印象的でした。
椎名さんの曲って曲名自体が独創的であるとあるというか、どこか他のアーティストがつけないような椎名さんの芯が見える曲名ばかりだと思います。カラオケに行っても椎名さんの曲って検索しても大抵は誰とも被りません。やはり音楽を追究された方だから出せる言葉選びなのだと思いました。曲自体も椎名さんらしさがあり、個人的には「人生は夢だらけ」という曲のワンフレーズなのですが、「ほら、酸いも甘いもどっちもおいしいと これが人生 私の人生 ああ 鱈腹味わいたい」というのがとても好きで、私たちの知らない様々な人生経験を椎名さんはされたと思うのですが、その表現も酸いと甘いという言葉で表現されているところに椎名さんの言葉選びの巧みさを感じました。また、この曲は最初の方は低く暗い、ゆっくりなリズムから、この好きなフレーズの後からのサビ部分の一気に優美さが放たれた感じがたまらなく好きです。
まとめとして椎名林檎さんは椎名林檎さん独自の世界観を音楽に詰め込んだ芸術家だと思っています。